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公開番号2024037193
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-19
出願番号2022141801
出願日2022-09-07
発明の名称制御装置及び液晶表示装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類G09G 3/36 20060101AFI20240312BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】暗い映像が入力された後に明るい映像が入力された場合にバックライトにより発せられる光の輝度を短時間で上げることができる制御装置及び液晶表示装置を提供する
【解決手段】制御装置は、表示装置に備えられるバックライトを制御する制御装置であって、映像信号から入力輝度を取得する取得部と、前記バックライトにより発せられる光の出力輝度を前記入力輝度にする第1の制御を行い、設定された時間以上の時間に渡って前記出力輝度が第1の閾値以上である状態が継続した場合に前記出力輝度を前記第1の閾値より小さい第2の閾値以下にする第2の制御を行い、前記第2の制御を行っている間に前記入力輝度が前記第2の閾値以下となった場合に前記第2の制御を行うことを途中終了して前記第1の制御を行う制御部と、を備える。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
表示装置に備えられるバックライトを制御する制御装置であって、
映像信号から入力輝度を取得する取得部と、
前記バックライトにより発せられる光の出力輝度を前記入力輝度にする第1の制御を行い、設定された時間以上の時間に渡って前記出力輝度が第1の閾値以上である状態が継続した場合に前記出力輝度を前記第1の閾値より小さい第2の閾値以下にする第2の制御を行い、前記第2の制御を行っている間に前記入力輝度が前記第2の閾値以下となった場合に前記第2の制御を行うことを途中終了して前記第1の制御を行う制御部と、
を備える制御装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
温度を検知するセンサを備え、
前記制御部は、前記温度に基づいて、前記第1の閾値及び前記第2の閾値を設定する
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記温度が低くなるほど、前記第1の閾値及び前記第2の閾値を大きくする
請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
温度を検知するセンサを備え、
前記制御部は、前記温度に基づいて、前記出力輝度を下げるのに要する第1の時間及び前記出力輝度を上げるのに要する第2の時間を設定する
請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記温度が低くなるほど、前記第1の時間を長くし、前記第2の時間を短くする
請求項4に記載の制御装置。
【請求項6】
請求項1から5までのいずれかに記載の制御装置と、
前記バックライトと、
前記光を透過させる液晶パネルと、
を備える液晶表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置及び液晶表示装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、制御装置を開示する。当該制御装置においては、LEDのデューティ比が、一定時間、閾値以上であるとき、バックライト駆動制御部が、バックライトに供給している電力を下げる。また、LEDのデューティ比が、別のある一定時間、別の閾値未満であるとき、バックライト駆動制御部が、バックライトに供給している電力を上げる。([0016]及び[0039])
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/047973号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された制御装置においては、バックライトに供給している電力を下げた後にバックライトに供給している電力を上げるためには、LEDのデューティ比が別の閾値未満となってから別のある一定時間が経過するまで待たなければならない。このため、暗い映像が入力された後に明るい映像が入力された場合でも、バックライトに供給している電力を短時間で上げることができない。このため、暗い映像が入力された後に明るい映像が入力された場合でも、バックライトにより発せられる光の輝度を短時間で上げることができない。このため、液晶表示装置の表示品位が低くなる。
【0005】
本開示は、この問題に鑑みてなされた。本開示の一態様は、例えば、暗い映像が入力された後に明るい映像が入力された場合にバックライトにより発せられる光の輝度を短時間で上げることができる制御装置及び液晶表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様の制御装置は、表示装置に備えられるバックライトを制御する制御装置であって、映像信号から入力輝度を取得する取得部と、前記バックライトにより発せられる光の出力輝度を前記入力輝度にする第1の制御を行い、設定された時間以上の時間に渡って前記出力輝度が第1の閾値以上である状態が継続した場合に前記出力輝度を前記第1の閾値より小さい第2の閾値以下にする第2の制御を行い、前記第2の制御を行っている間に前記入力輝度が前記第2の閾値以下となった場合に前記第2の制御を行うことを途中終了して前記第1の制御を行う制御部と、を備える。
【0007】
本開示の他の一態様の液晶表示装置は、本開示の一態様の制御装置と、前記バックライトと、前記光を透過させる液晶パネルと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の液晶表示装置のブロック図である。
第1実施形態の液晶表示装置に備えられるバックライトを模式的に図示する平面図である。
第1実施形態の液晶表示装置に備えられる液晶パネルを模式的に図示する平面図である。
第1参考例における入力輝度及び出力輝度の時間変化の例を示すグラフである。
第1参考例、第2参考例及び第1実施形態において入力輝度が最大輝度L
max
となる映像の例を示す図である。
第1参考例、第2参考例及び第1実施形態において入力輝度が輝度Lとなる映像の例を示す図である。
第2参考例における入力輝度及び出力輝度の時間変化の例を示すグラフである。
第1実施形態における入力輝度及び出力輝度の時間変化の例を示すグラフである。
第1実施形態の液晶表示装置に備えられる制御部により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の変形例における入力輝度及び出力輝度の時間変化の例を示すグラフである。
第2実施形態及び第3実施形態の液晶表示装置のブロック図である。
第2実施形態における、温度が35℃以上である場合の入力輝度及び出力輝度の時間変化の例を示すグラフである。
第2実施形態における、温度が35℃より低い場合の入力輝度及び出力輝度の時間変化の例を示すグラフである。
第3実施形態における、温度が35℃以上である場合の入力輝度及び出力輝度の時間変化の例を示すグラフである。
第3実施形態における、温度が35℃より低い場合の入力輝度及び出力輝度の時間変化の例を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
1 第1実施形態
1.1 液晶表示装置
図1は、第1実施形態の液晶表示装置のブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)

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