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公開番号2024049494
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022155741
出願日2022-09-29
発明の名称動揺模擬システム
出願人日本無線株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G09B 9/00 20060101AFI20240403BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】船舶から洋上施設への移乗訓練、及び、各種装置の性能評価試験を陸上で行うことが可能な動揺模擬システムを提供する。
【解決手段】動揺模擬システム1は、第一模擬構造物21を有する第一構造物側動揺装置2と、第二模擬構造物31を有し、第一構造物側動揺装置に隣り合わせて設置された第二構造物側動揺装置3と、を備える。第一構造物側動揺装置及び第二構造物側動揺装置は、第一模擬構造物と第二模擬構造物とを相対的に移動させる移動機構22,32を備える。移動機構22,32は、第二模擬構造物を互いに直交する3つの直線方向に平行移動させる並進機構33、第一模擬構造物を互いに直交する2つの軸線回りに回転させる回転機構24、並びに、第二模擬構造物を互いに直交する3つの軸線回りに回転させる回転機構34、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第一模擬構造物を有する第一構造物側動揺装置と、
第二模擬構造物を有し、前記第一構造物側動揺装置に隣り合わせて設置された第二構造物側動揺装置と、を備え、
前記第一構造物側動揺装置及び前記第二構造物側動揺装置の少なくとも一方は、前記第一模擬構造物と前記第二模擬構造物とを相対的に移動させる移動機構を備え、
前記移動機構は、
前記第一模擬構造物及び前記第二模擬構造物の少なくとも一方を、互いに直交する3つの直線方向のうち少なくとも1つの前記直線方向に平行移動させる並進機構、
及び/又は、
前記第一模擬構造物及び前記第二模擬構造物の少なくとも一方を、互いに直交する3つの軸線のうち少なくとも1つの前記軸線回りに回転させる回転機構、を含む動揺模擬システム。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記移動機構による前記第一模擬構造物と前記第二模擬構造物との相対的な動きを、波浪に伴う船舶及び洋上構造物の相対的な動揺として再現する請求項1に記載の動揺模擬システム。
【請求項3】
前記並進機構は、前記第一構造物側動揺装置又は前記第二構造物側動揺装置が有し、前記第一模擬構造物と前記第二模擬構造物とを相対的に上下方向に平行移動させる上下移動機構を有し、
前記回転機構は、前記第一構造物側動揺装置又は前記第二構造物側動揺装置が有し、前記第一模擬構造物と前記第二模擬構造物とを相対的に前記上下方向に直交し、かつ、互いに直交する2つの前記軸線回りに回転させる2軸回転機構を有する請求項1又は請求項2に記載の動揺模擬システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、動揺模擬システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、船に対する航空機の発着訓練を行うための操縦訓練装置が開示されている。特許文献1には、航空機の発着対象である船の動揺を模擬する方法も開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭62-203189号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、海上においては、船舶から洋上風力発電設備(例えば浮体式洋上風車)や海底鉱物掘削プラットホーム等のように海上に浮かぶ浮体式の洋上施設(洋上構造物)にアクセスして作業者が船舶から乗り移ることがある。船舶から洋上施設への移乗については、陸上において訓練できることが好ましい。
また、船舶から洋上施設への作業者の移乗を補助する洋上施設アクセスギャングウェイ(例えば特開2018-138722号公報に記載の「動揺補正装置」)などのように、船舶や洋上施設に設けられる各種装置の性能評価試験を、陸上において実施できることも求められている。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みたものであって、船舶から洋上施設への移乗訓練、及び、各種装置の性能評価試験を陸上で行うことが可能な動揺模擬システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様による動揺模擬システムは、第一模擬構造物を有する第一構造物側動揺装置と、第二模擬構造物を有し、前記第一構造物側動揺装置に隣り合わせて設置された第二構造物側動揺装置と、を備える。前記第一構造物側動揺装置及び前記第二構造物側動揺装置の少なくとも一方は、前記第一模擬構造物と前記第二模擬構造物とを相対的に移動させる移動機構を備える。前記移動機構は、前記第一模擬構造物及び前記第二模擬構造物の少なくとも一方を、互いに直交する3つの直線方向のうち少なくとも1つの前記直線方向に平行移動させる並進機構、及び/又は、前記第一模擬構造物及び前記第二模擬構造物の少なくとも一方を、互いに直交する3つの軸線のうち少なくとも1つの前記軸線回りに回転させる回転機構、を含む。
【0007】
上記構成の動揺模擬システムでは、移動機構により、第一模擬構造物及び第二模擬構造物を相対的に移動(平行移動及び/又は回転移動)させることで、海上環境における船舶と洋上構造物との相対的な動揺を再現することができる。これにより、第一模擬構造物から第二模擬構造物への作業者の移乗を、船舶から洋上構造物への移乗訓練として行うことができる。また、各種装置を第一模擬構造物や第二模擬構造物に設けることで、各種装置の性能評価試験を行うこともできる。したがって、船舶から洋上構造物への移乗訓練、及び、各種装置の性能評価試験を陸上で行うことができる。
【0008】
前記動揺模擬システムにおいては、前記移動機構による前記第一模擬構造物と前記第二模擬構造物との相対的な動きを、波浪に伴う船舶及び洋上構造物の相対的な動揺として再現してよい。
【0009】
また、前記動揺模擬システムにおいて、前記並進機構は、前記第一構造物側動揺装置又は前記第二構造物側動揺装置が有し、前記第一模擬構造物と前記第二模擬構造物とを相対的に上下方向に平行移動させる上下移動機構を有してよい。前記回転機構は、前記第一構造物側動揺装置又は前記第二構造物側動揺装置が有し、前記第一模擬構造物と前記第二模擬構造物とを相対的に前記上下方向に直交し、かつ、互いに直交する2つの前記軸線回りに回転させる2軸回転機構を有してよい。
【0010】
上下移動機構は、6軸モーションベースと比較して、簡素な構造で、第一模擬構造物と第二模擬構造物とを大きなストロークで相対的に上下方向に移動させることができる。また、2軸回転機構は、6軸モーションベースと比較して、簡素な構造で、第一模擬構造物と第二模擬構造物とを大きな角度で相対的に回転させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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