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公開番号2024045917
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151009
出願日2022-09-22
発明の名称情報表示装置及び情報表示方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類G09F 19/00 20060101AFI20240327BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】広告などのコンテンツの表示スペースを減らすことなく二次元コードを表示する情報表示装置及び情報表示方法を提供する。
【解決手段】情報表示装置200は、画面を有する表示部220と、周囲を撮像して画像データを取得する撮像部210と、撮像部210が取得した画像データに基づき、人物30が携帯端末40を表示部220に向けて翳す動作をしたことを検出する検出部231と、人物30が携帯端末40を表示部220へ向けて翳す動作をしたことを検出部231が検出した場合に、QRコード60を画面に表示するように表示部220を制御する表示制御部232とを備える。
【選択図】図7B
特許請求の範囲【請求項１】
画面を有する表示部と、
周囲を撮像して画像データを取得する撮像部と、
前記撮像部が取得した画像データに基づき、人物が携帯端末を前記表示部に向けて翳す動作をしたことを検出する検出部と、
前記人物が前記携帯端末を前記表示部へ向けて翳す動作をしたことを前記検出部が検出した場合に、情報コードを前記画面に表示するように前記表示部を制御する表示制御部と
を備える、情報表示装置。
続きを表示（約 960 文字）【請求項２】
前記表示制御部は、前記情報コードが前記画面に表示された状態において、前記人物が前記携帯端末を前記表示部へ向けて翳す動作を中止したことを前記検出部が検出した場合に、前記情報コードを前記画面に表示しないように前記表示部を制御する、請求項１に記載の情報表示装置。
【請求項３】
前記検出部は、前記人物が前記携帯端末を前記表示部へ向けて翳した位置を検出し、
前記表示制御部は、前記検出部によって検出された前記位置に応じて前記画面中の前記情報コードの表示位置を変更する、請求項１又は請求項２に記載の情報表示装置。
【請求項４】
前記表示制御部は、前記検出部によって検出された前記位置に応じて前記画面中の前記情報コードの表示形状を補正する、請求項３に記載の情報表示装置。
【請求項５】
前記検出部は、前記人物までの距離を検出し、
前記表示制御部は、前記検出部によって検出された前記距離に応じて前記画面中の前記情報コードの表示サイズを変更する、請求項１又は請求項２に記載の情報表示装置。
【請求項６】
前記検出部は、前記人物の属性を検出し、
前記表示制御部は、前記検出部によって検出された前記属性に応じて前記画面中の前記情報コードの内容を変更する、請求項１又は請求項２に記載の情報表示装置。
【請求項７】
前記表示制御部は、前記携帯端末を前記表示部へ向けて翳すように促すメッセージを前記画面に表示するように前記表示部を制御する、請求項１又は請求項２に記載の情報表示装置。
【請求項８】
前記情報コードはＱＲコードを含む、請求項１又は請求項２に記載の情報表示装置。
【請求項９】
周囲を撮像して画像データを取得する撮像ステップと、
前記撮像ステップにおいて取得した画像データに基づき、人物が携帯端末を表示部に向けて翳す動作をしたことを検出する検出ステップと、
前記検出ステップにおいて前記人物が前記携帯端末を前記表示部へ向けて翳す動作をしたことを検出した場合に、情報コードを前記画面に表示するように前記表示部を制御する表示制御ステップと
を含む、情報表示方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、コンテンツを表示する情報表示装置及び情報表示方法に関し、特に広告などのコンテンツとともに二次元コードを表示する情報表示装置及び情報表示方法に関する。
続きを表示（約 2,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、表示装置、携帯電話機、管理コンピューターから構成される商品・店舗情報提供システムが記載されている。この表示装置は、商品売場付近や店舗内に設置され、商品や店舗の広告宣伝用映像と共に商品や店舗に関連するウェブサイトへのリンク情報が記録されたバーコードを表示する液晶ディスプレイを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００８－２５６９５０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
例えばデジタルサイネージに広告などのコンテンツとともにＱＲコード（登録商標。他の箇所では注記を省略）などの二次元コードを表示する場合、スマートフォンなどから読み取りやすくするためには、ある程度の大きさ（面積）で表示する必要がある。その分は本来の広告表示スペースからＱＲコード用に割り当てなければならない。また、二次元コードを表示することによってコンテンツのテザイン性が損なわれる揚合もある。
【０００５】
本開示は、広告などのコンテンツの表示スペースを減らすことなく二次元コードを表示する情報表示装置及び情報表示方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の情報表示装置は、画面を有する表示部と、周囲を撮像して画像データを取得する撮像部と、前記撮像部が取得した画像データに基づき、人物が携帯端末を前記表示部に向けて翳す動作をしたことを検出する検出部と、前記人物が前記携帯端末を前記表示部へ向けて翳す動作をしたことを前記検出部が検出した場合に、情報コードを前記画面に表示するように前記表示部を制御する表示制御部とを備える。
【０００７】
本開示の情報表示方法は、周囲を撮像して画像データを取得する撮像ステップと、前記撮像ステップにおいて取得した画像データに基づき、人物が携帯端末を表示部に向けて翳す動作をしたことを検出する検出ステップと、前記検出ステップにおいて前記人物が前記携帯端末を前記表示部へ向けて翳す動作をしたことを検出した場合に、情報コードを前記画面に表示するように前記表示部を制御する表示制御ステップとを含む。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、広告などのコンテンツの表示スペースを減らすことなく二次元コードを表示することが可能となり、コンテンツのテザイン性が損なわれることも回避できる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本開示の一実施形態に係るデジタルサイネージ２００とコンテンツ配信サーバー３００とから構成される情報表示システム１００の説明図である。
情報表示システム１００の電気的構成を示すブロック図である。
デジタルサイネージ２００が検出対象とする、人物３０がスマートフォン４０をディスプレイ２２０へ向けて翳す動作を例示する説明図である。
デジタルサイネージ２００のＣＰＵ２３０によって制御される★基本動作のフローチャートである。
通常時の表示を例示する説明図である。
それまで表示していたコンテンツの上に重ねてＱＲコード６０を表示する態様を例示する説明図である。
それまで表示していたコンテンツを一時的に隠してＱＲコード６０のみを表示する態様を例示する説明図である。
検出した人物３０又はスマートフォン４０の位置に応じてＱＲコード６０の表示位置を変更する態様を例示する説明図である。
検出した人物３０又はスマートフォン４０の位置の変化に追従してＱＲコード６０の表示位置を変更する態様を例示する説明図である。
検出した人物３０又はスマートフォン４０までの距離に応じてＱＲコード６０の表示サイズを変更する態様を例示する説明図である。
検出した人物３０又はスマートフォン４０の位置（方向）に応じてＱＲコード６０の表示形状を補正する態様を例示する説明図である。
検出した人物３０の属性に応じてＱＲコード６０の内容を変更する態様を例示する説明図である。
デジタルサイネージ２００が本開示のような機能を有していることをデジタルサイネージ２００の上部に載置したポップ５１で掲示する態様を例示する説明図である。
デジタルサイネージ２００が本開示のような機能を有していることをディスプレイ２２０内のテロップ５２で表示する態様を例示する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
（【００１１】以降は省略されています）

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