TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024021321
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-16
出願番号2022124067
出願日2022-08-03
発明の名称表示装置回転機構
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類G09F 9/00 20060101AFI20240208BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】大型の表示装置であっても安定した画面回転とともに横長位置や縦長位置だけでなく中間位置での固定も可能とする回転機構を、比較的シンプル且つ安価な構成で実現可能な表示装置回転機構を提供する。
【解決手段】表示装置110をその裏面に設けられた回転軸を中心に回転可能に支持する表示装置回転機構Mであって、表示装置110の裏面に回転軸と同心円状に設けられた円筒部材123と、表示装置110を支持するスタンド200側に設けられ、円筒部材123の内面と略同一の曲率半径の外面を有するとともにその外面が円筒部材123の内面に当接した当接位置とその内面から離間した離間位置との間で移動可能な円弧部材133L、133Rと、これらを当接位置に保持するロック部材137とを備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
表示装置を当該表示装置の裏面に設けられた回転軸を中心に回転可能に支持する表示装置回転機構であって、
前記表示装置の前記裏面に前記回転軸と同心円状に設けられた円筒部と、
前記表示装置を支持する支持体側に設けられ、前記円筒部の内面と略同一の曲率半径の外面を有するとともに、前記外面が前記円筒部の前記内面に当接した当接位置と前記内面から離間した離間位置との間で移動可能な円弧部と、
前記円弧部を前記当接位置に保持する保持部材と
を備える、表示装置回転機構。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記円弧部は、円弧中心を同一とする複数の円弧部材から構成されている、請求項1に記載の表示装置回転機構。
【請求項3】
前記円弧部を前記離間位置側へ付勢する第1付勢部材をさらに備える、請求項1又は請求項2に記載の表示装置回転機構。
【請求項4】
前記保持部材は、前記円弧部が前記当接位置で固定されるロック位置と前記円弧部が前記離間位置へ移動したロック解除位置との間を移動可能であって、
前記表示装置回転機構は、
前記保持部材を前記ロック位置側へ付勢する第2付勢部材と、
第1操作で前記保持部材を前記ロック解除位置へ移動させるとともに、第2操作で前記保持部材から離間することで前記保持部材が前記第2付勢部材によって前記ロック位置へ移動される、操作部材と
をさらに備える、請求項3に記載の表示装置回転機構。
【請求項5】
前記支持体は前記表示装置を支持するスタンドである、請求項1又は請求項2に記載の表示装置回転機構。
【請求項6】
前記円弧部の前記外面は摩擦材で覆われている、請求項1又は請求項2に記載の表示装置回転機構。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、モニターやディスプレイなどの表示装置の回転機構に関し、特に画面を横長位置又は縦長位置に変更可能な画面回転(ピボット)機能を有する表示装置回転機構に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ディスプレイパネル300が第1の回転パネル500に固定されて回転軸h3を中心に両方向(時計方向と反時計方向)に回転する構造を有していることが開示されている。図13に示されているように、ディスプレイパネル300が収納ハウジング100の収納空間100aから前方に露出した後、図14に示されているように、回転軸h3を中心に第1の回転パネル500を約90度回転させると、ディスプレイパネル300の縦の長さ(L1)が横の長さに、ディスプレイパネル300の横の長さ(L2)が縦の長さに切り換わるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2008-522897号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
表示装置の画面の裏面中央に回転軸を設けてスタンドなどに対して回転可能に支持する構造とした場合、特に大型で重い表示装置では梃子の原理によって回転軸にかかる回転トルクが大きくなる。このため、表示装置を回転させた後にその回転角度でロックするには、表示装置の大きさや重量に対応した強力なロック機構が必要となり、回転機構の複雑化や大型化及びコストアップなどを招く。
【0005】
本開示は、大型の表示装置であっても安定した画面回転とともに横長位置や縦長位置だけでなく中間位置での固定も可能とする回転機構を、比較的シンプル且つ安価な構成で実現可能な表示装置回転機構を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の表示装置回転機構は、表示装置を当該表示装置の裏面に設けられた回転軸を中心に回転可能に支持する表示装置回転機構であって、前記表示装置の前記裏面に前記回転軸と同心円状に設けられた円筒部と、前記表示装置を支持する支持体側に設けられ、前記円筒部の内面と略同一の曲率半径の外面を有するとともに、前記外面が前記円筒部の前記内面に当接した当接位置と前記内面から離間した離間位置との間で移動可能な円弧部と、前記円弧部を前記当接位置に保持する保持部材とを備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、大型の表示装置であっても安定した画面回転とともに横長位置や縦長位置だけでなく中間位置での固定も可能とする回転機構を、比較的シンプル且つ安価な構成で実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る表示装置回転機構Mの概念を示す分解側面図である。
表示装置回転機構Mの円弧構造部130の内部の概略構成を示す正面図である。
円弧構造部130における回転ロック動作を示す正面図である。
円弧構造部130における回転ロック解除動作を示す正面図である。
図4Aの回転ロック解除動作に対応する背面図である。
円筒構造部120の表示装置110への取り付けと円弧構造部130の取付アングル140への取り付けとを示す第1の組立側面図である。
円筒構造部120が取り付けられた表示装置110の斜視図である。
取付アングル140が取り付けられた円弧構造部130の背面側からの斜視図である。
円筒構造部120が取り付けられた表示装置110と取付アングル140が取り付けられた円弧構造部130との組み立てを示す第2の組立側面図である。
表示装置回転機構Mの組立斜視図である。
円筒構造部120と円弧構造部130との組み立て時の対応を示す説明図である。
取付アングル140を用いてスタンド200に取り付けられた表示装置110が横長位置のときの斜視図である。
表示装置110が縦長位置のときの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)主要部の基本的な構成
まず、主要部の基本的な構成について説明する。図1は、本開示の一実施形態に係る表示装置回転機構Mの概念を示す分解側面図である。
【0010】
図1に示すように、表示装置回転機構Mは、画像や文字などを表示する表示装置110側の円筒構造部120とスタンド200側の円弧構造部130とで構成される。この表示装置回転機構Mによって、表示装置110はその裏面に設けられた回転軸を中心にスタンド200(本開示の「支持体」に相当)によって回転可能に支持される。円弧構造部130については次に説明し、円筒構造部120については図6などを参照して後述する。なお、本開示における「回転」とは、いわゆる首振り機能ではなく、画面を横長位置又は縦長位置に変更する画面回転(ピボット)機能の意味である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
個人
英語教材
27日前
個人
からくり表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示システム
20日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
13日前
個人
教具及び教育システム
12日前
船井電機株式会社
表示装置
11日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
24日前
光精工株式会社
情報伝達装置
18日前
オンキヨー株式会社
模擬臓器モデル
21日前
ナルックス株式会社
発光表示装置
24日前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示制御装置、表示装置
20日前
リンナイ株式会社
表示装置
14日前
個人
デッサン自動採点システム
19日前
個人
(10p+1)の倍数の判別用具
14日前
個人
(10t+9)の倍数の判別用具
1か月前
個人
(10y+7)の倍数の判別用具
1か月前
株式会社リコー
表示装置
1か月前
株式会社デンソー
構造体
4日前
個人
(10k+3)の倍数の判別用具
5日前
個人
シート部材
1か月前
個人
原語表記と転写表記の変換用カードセット
1か月前
株式会社上田商事
災害時避難喚起ボード
1か月前
日産自動車株式会社
表示制御装置
1か月前
シャープ株式会社
パネル保持構造
14日前
株式会社デンソー
表示装置
1か月前
エムケー精工株式会社
表示装置および表示システム
1か月前
シャープ株式会社
情報表示装置及び情報表示方法
26日前
株式会社セイホウ
積層ラベル
4日前
TOPPANホールディングス株式会社
カードホルダー
1か月前
シャープ株式会社
制御装置及び液晶表示装置
1か月前
株式会社デンソー
表示装置
27日前
株式会社JVCケンウッド
表示システムおよび表示方法
21日前
日本無線株式会社
動揺模擬システム
19日前
続きを見る