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公開番号2024058510
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022169513
出願日2022-10-21
発明の名称自動運転車両に搭載される制御システム及びプログラム
出願人ソフトバンクグループ株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60W 40/08 20120101AFI20240418BHJP(車両一般)
要約【課題】運転を想定していない乗員がステアリングホイールを安全に操舵可能な時間を越えて自動運転車両が走行されるのを防止し、走行上の安全性を向上できるようにする装置を提供する。
【解決手段】自動運転車両に搭載される制御システムは、自動運転車両の座席内に収納されるか、又は自動運転車両の座席外に操舵可能な状態で展開されるステアリングホイールを操舵する乗員が運転を想定していない乗員である場合に、ステアリングホイールが自動運転車両の座席外に移動し操舵可能な状態である際の自動運転車両の走行時間を制限する制御部34を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
自動運転車両に搭載される制御システムであって、前記自動運転車両の座席内に収納されるか、又は前記自動運転車両の座席外に操舵可能な状態で展開されるステアリングホイールを操舵する乗員が運転を想定していない乗員である場合に、前記ステアリングホイールが前記自動運転車両の座席外に移動し操舵可能な状態である際の前記自動運転車両の走行時間を制限する制御部を有する制御システム。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記自動運転車両の位置がステアリングホイールの装備が必要な地域外から地域内に進入した場合に、前記自動運転車両の座席内に収納されたステアリングホイールを前記自動運転車両の座席外に移動させる請求項1に記載の制御システム。
【請求項3】
コンピュータに、請求項1又は請求項2に記載の制御システムの制御部として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動運転車両に搭載される制御システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、自動運転機能を有する車両について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-035198号公報
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一実施態様によれば、自動運転車両に搭載される制御システムであって、前記自動運転車両の位置がステアリングホイールの装備が必要な地域外から地域内に進入した場合に、前記自動運転車両の座席内に収納されたステアリングホイールを前記自動運転車両の座席外に移動させる制御部を有する制御システムが提供される。
【0005】
本発明の一実施態様によれば、コンピュータに、請求項1に記載の制御システムの制御部として機能させるためのプログラムが提供される。
【0006】
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
自動運転車両の一例を概略的に示すブロック図である。
自動運転車両の座席の一例を示す概略上面図である
ステアリングホイールの一例を示す概略正面図である。
制御装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である
制御装置によって実行される処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
制御装置として機能するコンピュータのハードウェア構成の一例を概略的に示すブロック図である。
制御装置によって実行される処理ルーチンの他の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0009】
従来の非自動運転の車両ではステアリングホイールが備え付けられているが、Level6の自動運転車両ではステアリングホイールを必要とせず、車内の居住空間を広く設計することが可能となる。Level6とは自動運転を表すレベルであり、完全自動運転を表すLevel5よりも更に上のレベルに相当する。Level5は完全自動運転を表すものの、それは人が運転するのと同等のレベルであり、それでも未だ事故等が発生する確率はある。Level6とは、Level5よりも上のレベルを表すものであり、Level5よりも事故が発生する確率が低いレベルに相当する。Level6はナノ秒レベルでの制御によって実現される。
【0010】
規制によりステアリングホイールを必要とする地域(例えば、アメリカ合衆国の特定の州)が想定され、ステアリングホイールが不要な地域と必要な地域とを跨いで自動運転車両が走行する際には無意識に法律違反となるリスクがある。また、趣味等で、自分で車両を運転したい場合でもステアリングホイールが必要になる。この場合、ステアリングホイールを出し入れするスペースやステアリングシステム自体を格納するスペースが必要となり、自動運転車両の居住空間が狭くなる。一方、高齢者や、運転が不得手な乗員等の運転を想定していない乗員が自動運転車両を運転する場合、運転時間が長くなればなるほど自動運転車両の走行上の安全性が低下してしまう虞がある。
(【0011】以降は省略されています)

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