TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024058376
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165692
出願日2022-10-14
発明の名称車両下部構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B62D 25/20 20060101AFI20240418BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ロッカインナ、アンダリンフォース及びエンドリンフォースによって形成される隙間を詰めることを可能とし、通常のシーラー塗布で穴を塞ぐことが可能となりアンダリンフォース内に水が入ることを防止すること。
【解決手段】アンダリンフォース14の端部がロッカインナ12と隣接しており、アンダリンフォース14の端部に、ロッカインナ12とエンドリンフォース16とによって閉じられた構造が形成される。ビード18が、ロッカインナ12とエンドリンフォース16との間に形成される隙間に形成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両に設けられてロッカを構成するロッカインナと、
前記車両に設けられたアンダリンフォースと、
前記車両に設けられたエンドリンフォースと、
前記アンダリンフォースの端部に形成されたビードと、
を含み、
前記アンダリンフォースの端部が前記ロッカインナと隣接しており、前記アンダリンフォースの端部に、前記ロッカインナと前記エンドリンフォースとによって閉じられた構造が形成されており、
前記ビードは、前記ロッカインナと前記エンドリンフォースとの間に形成される隙間に形成されている、
ことを特徴とする車両下部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両下部構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両下部構造として、車両のフロア下に設けられたアンダリンフォースとロッカとを含む構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-167020号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、塗装の付きまわり性や異音防止のために、ロッカを構成するロッカインナ、アンダリンフォース及びエンドリンフォースの合わせ面には、溶接打点部を除いて、隙間が形成されている。そのため、アンダリンフォースの端部に、ロッカインナとエンドリンフォースとによって閉じられた構造が形成され、その部分に大きな穴が形成される。その穴を介してアンダリンフォース内に水が入ることで、錆が発生し得る。それを避けるために、別工程でシーラーを塗布するが、シーラーの塗布が不十分であると、水がアンダリンフォース内に入る可能性がある。また、車両の床下で作業する必要があるため、過度な塗布量であった場合、シーラーが垂れてしまい、十分な量のシーラーを塗布することは困難である。
【0005】
本開示の目的は、ロッカインナ、アンダリンフォース及びエンドリンフォースによって形成される隙間を詰めることを可能とし、通常のシーラー塗布で穴を塞ぐことが可能となりアンダリンフォース内に水が入ることを防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の1つの態様は、車両に設けられてロッカを構成するロッカインナと、前記車両に設けられたアンダリンフォースと、前記車両に設けられたエンドリンフォースと、前記アンダリンフォースの端部に形成されたビードと、を含み、前記アンダリンフォースの端部が前記ロッカインナと隣接しており、前記アンダリンフォースの端部に、前記ロッカインナと前記エンドリンフォースとによって閉じられた構造が形成されており、前記ビードは、前記ロッカインナと前記エンドリンフォースとの間に形成される隙間に形成されている、ことを特徴とする車両下部構造である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ロッカインナ、アンダリンフォース及びエンドリンフォースによって形成される隙間を詰めて、通常のシーラー塗布で穴を塞ぐことが可能となりアンダリンフォース内に水が入ることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
車両下部構造を示す斜視図である。
ビードを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1及び図2を参照して、実施形態に係る車両下部構造10について説明する。図1は、車両下部構造10を車両の下方から見たときの斜視図である。図2は、ビード18を示す図である。車両下部構造10は、ロッカインナ12と、アンダリンフォース14と、エンドリンフォース16と、ビード18とを含む。
【0010】
車両の下部には、車室の床を構成するフロアパネルが設けられている。フロアパネルの車両幅方向の両外側には、車両の前後方向に延在するロッカが設けられている。ロッカは、車両の左右に一対設けられている。ロッカは、車両の幅方向の外側に位置するロッカアウタと、車両の幅方向の内側に位置するロッカインナ12と、を含み、閉断面構造を有する。ロッカアウタの図示は省略されている。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
自転車の傘
3か月前
個人
サドル揺動装置
5か月前
個人
重量物移動台車
16日前
個人
多目的運搬トレー
9か月前
個人
二輪バイク補助輪
6か月前
個人
自動二輪車
7か月前
個人
物品収納構造
9か月前
個人
自転車
6か月前
個人
カウル取り付け器具
7か月前
個人
車両用横転防止装置
1か月前
井関農機株式会社
作業機
1か月前
井関農機株式会社
作業機
3か月前
個人
クリアレインシェード
25日前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
三甲株式会社
保護具
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
6か月前
個人
自転車の駐輪装置
6か月前
株式会社ホシプラ
台車
23日前
個人
車両底面への噴流発生器
8か月前
株式会社北誠商事
被覆構造体
2か月前
個人
固定具及び自転車
9か月前
個人
電動カート
7か月前
個人
自動二輪車に装着する被服
8か月前
双福鋼器株式会社
ラック
9か月前
三甲株式会社
台車
3か月前
三甲株式会社
台車
1か月前
豊田合成株式会社
ハンドル
10日前
豊田合成株式会社
ハンドル
6か月前
井関農機株式会社
走行車両
1か月前
豊田合成株式会社
ハンドル
8か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
1か月前
豊田合成株式会社
ハンドル
4か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
8か月前
豊田合成株式会社
ハンドル
8か月前
豊田合成株式会社
ハンドル
8か月前
続きを見る