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公開番号2024058232
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165460
出願日2022-10-14
発明の名称監視システム、監視用コンピュータプログラム及び監視方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60W 40/08 20120101AFI20240418BHJP(車両一般)
要約【課題】運転席のシート位置が推奨範囲内に含まれない場合、シート位置を推奨範囲内に移動させることを求める移動要求を、ドライバに確実に伝えられる監視システムを提供する。
【解決手段】監視システムは、情報を触覚的に認識可能な形でドライバへ通知可能な通知部4、6と、車両10を運転するドライバの着座する運転席31のシート位置が、ドライバ40が運転席31に着座して車両10を運転可能なシート位置の範囲を表す推奨範囲内に含まれるか否かを判定するシート位置判定部231と、シート位置判定部231によって、シート位置が推奨範囲内に含まれないと判定された場合、シート位置を推奨範囲内に移動させることを求める移動要求を、通知部4、6を介して、ドライバ40へ通知する通知制御部232と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
情報を触覚的に認識可能な形でドライバへ通知可能な通知部と、
車両を運転するドライバの着座する運転席のシート位置が、ドライバが運転席に着座して車両を運転可能なシート位置の範囲を表す推奨範囲内に含まれるか否かを判定するシート位置判定部と、
前記シート位置判定部によって、前記シート位置が前記推奨範囲内に含まれないと判定された場合、前記シート位置を前記推奨範囲内に移動させることを求める移動要求を、前記通知部を介して、ドライバへ通知する通知制御部と、
を有する、ことを特徴とする監視システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記通知部は、運転席の座面を振動又は変位させて、前記移動要求をドライバへ通知可能である、請求項1に記載の監視システム。
【請求項3】
前記通知部は、運転席のシートベルトの張力を変化させて、前記移動要求をドライバへ通知可能である、請求項1に記載の監視システム。
【請求項4】
前記移動要求の通知後に所定の時間が経過しても、前記シート位置判定部によって、前記シート位置が前記推奨範囲内に含まれないと判定された場合、車両を停止することを決定する動作制御部を有する、請求項1に記載の監視システム。
【請求項5】
車両は、自動制御装置が主体となって車両を運転する自動運転モードと、ドライバが主体となって車両を運転する手動運転モードとを有し、
前記シート位置判定部は、車両の運転が前記自動運転モードの場合、前記運転席のシート位置が、前記推奨範囲内に含まれるか否かを判定する、請求項1に記載の監視システム。
【請求項6】
前記判定部は、ドライバの状態を表す情報に基づいて、運転席のシート位置が前記推奨範囲内にある時のドライバの状態を判定する、請求項1~5の何れか一項に記載の監視システム。
【請求項7】
車両を運転するドライバの着座する運転席のシート位置が、ドライバが運転席に着座して車両を運転可能なシート位置の範囲を表す推奨範囲内に含まれるか否かを判定し、
前記シート位置が前記推奨範囲内に含まれないと判定された場合、前記シート位置を前記推奨範囲内に移動させることを求める移動要求を、情報を触覚的に認識可能な形でドライバへ通知可能な通知部を介して、ドライバへ通知する、
ことをプロセッサに実行させる、ことを特徴とする監視用コンピュータプログラム。
【請求項8】
車両を運転するドライバの着座する運転席のシート位置が、ドライバが運転席に着座して車両を運転可能なシート位置の範囲を表す推奨範囲内に含まれるか否かを判定し、
前記シート位置が前記推奨範囲内に含まれないと判定された場合、前記シート位置を前記推奨範囲内に移動させることを求める移動要求を、情報を触覚的に認識可能な形でドライバへ通知可能な通知部を介して、ドライバへ通知する、
ことを監視装置が実行する、ことを特徴とする監視方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、監視システム、監視用コンピュータプログラム及び監視方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
車両に搭載される自動制御システムは、自動制御システム又はドライバの判定に応じて、異なる自動運転レベルで車両を制御し得る。自動制御システムは、いわゆる自動運転レベル2以下の車両の運転時には、ドライバが主体となって車両を運転する。
【0003】
一方、いわゆる自動運転レベル3の車両の運転時には、自動制御システムが主体となって車両を運転する。そのため、自動運転レベル3の車両の運転時には、ドライバは例えばリラックスした姿勢が取れる様にシート位置を変位させることができる。
【0004】
自動制御システムは、自動運転レベル3の車両の運転時でも、自動制御で車両を安全に運転できないと判定した場合、車両の運転の主体を自動制御システムからドライバに移行することをドライバへ求める制御移行要求を通知する(例えば、特許文献1参照)。ドライバは、この制御移行要求に応じて、車両の運転を開始する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-9463号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、自動制御システムは、車両の運転を自動制御している時には、制御移行要求に応じてドライバが車両の運転を開始可能な状態にあるか否かを監視する。自動制御システムは、もし、運転席のシート位置が、ドライバが車両を運転可能な推奨範囲内に含まれない場合、シート位置を推奨範囲内に移動させることをドライバへ通知する。
【0007】
しかし、制御移行要求が視覚的に認識可能な形でドライバへ通知された場合、ドライバがリラックスした姿勢が取れる様にシート位置を後方へ移動させていると、運転席の表示装置を視認できないおそれがある。また、制御移行要求が聴覚的に認識可能な形でドライバへ通知された場合、制御移行要求が他の音と混ざってしまうと、通知を正しく聞き取れないおそれがある。
【0008】
そこで、本開示は、運転席のシート位置が推奨範囲内に含まれない場合、シート位置を推奨範囲内に移動させることを求める移動要求を、ドライバに確実に伝えられる監視システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1)一の実施形態によれば、監視システムが提供される。この監視システムは、情報を触覚的に認識可能な形でドライバへ通知可能な通知部と、車両を運転するドライバの着座する運転席のシート位置が、ドライバが運転席に着座して車両を運転可能なシート位置の範囲を表す推奨範囲内に含まれるか否かを判定するシート位置判定部と、シート位置判定部によって、シート位置が推奨範囲内に含まれないと判定された場合、シート位置を推奨範囲内に移動させることを求める移動要求を、通知部を介して、ドライバへ通知する通知制御部と、を有する、ことを特徴とする。
【0010】
(2)(1)の監視システムにおいて、通知部は、運転席の座面を振動又は変位させて、移動要求をドライバへ通知可能であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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