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公開番号2024057984
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165030
出願日2022-10-13
発明の名称車載照明装置
出願人豊田合成株式会社
代理人弁理士法人 共立特許事務所
主分類B60Q 1/24 20060101AFI20240418BHJP(車両一般)
要約【課題】昼夜を問わず優れた視認性を確保すること。
【解決手段】車載照明装置は、主波長が第一波長である第一可視光を所定箇所に向けて出射する第一光源と、主波長が第一波長に比して短い第二波長である第二可視光を上記の所定箇所に向けて出射する第二光源と、所定箇所を照らす照射光源を、その所定箇所が置かれている明るさが明るいときは第一光源とし、その明るさが暗いときは第二光源とする光源制御部と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
主波長が第一波長である第一可視光を所定箇所に向けて出射する第一光源と、
主波長が前記第一波長に比して短い第二波長である第二可視光を前記所定箇所に向けて出射する第二光源と、
前記所定箇所を照らす照射光源を、前記所定箇所が置かれている明るさが明るいときは前記第一光源とし、前記明るさが暗いときは前記第二光源とする光源制御部と、
を備える、車載照明装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記明るさを検知するセンサ部を備え、
前記光源制御部は、前記センサ部の検知する前記明るさに応じて前記照射光源を前記第一光源と前記第二光源とで切り替える、請求項1に記載された車載照明装置。
【請求項3】
前記光源制御部は、前記明るさに依拠する車両ヘッドランプの点灯及び消灯に連動して、前記照射光源を前記第一光源と前記第二光源とで切り替える、請求項1に記載された車載照明装置。
【請求項4】
前記第一光源及び前記第二光源は、明所視視感度に基づく前記第一可視光の明所視光束が前記明所視視感度に基づく前記第二可視光の明所視光束に比して高く、暗所視視感度に基づく前記第一可視光の暗所視光束が前記暗所視視感度に基づく前記第二可視光の暗所視光束に比して低くなる関係を満たす、請求項1乃至3のいずれか一項に記載された車載照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載される車載照明装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両に搭載される車載照明装置が知られている(例えば、特許文献1)。車載照明装置は、可視光を所定箇所に向けて出射する光源を備えている。車載照明装置は、例えばウェルカムランプやイルミネーションランプなどである。光源は、車両の外装や内装に設置されており、車両前部又は車両後部のバンパやグリルの裏側などに配置されている。光源は、可視光領域(例えば、360nm~830nm)のうち特に昼間に人による視認性に優れた波長領域(例えば、480nm~580nm)の可視光を出射するように構成されることが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-13722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、人の眼が感じる明るさの度合いである視感度は、明所視となる昼間と暗所視となる夜間とでは変化する。しかしながら、光源が単一光源であって、その光源が出射する可視光の主波長が昼間の視認性に合わせて設定されているだけであると、昼間に優れた視認性が確保されても、夜間の視認性が低下してしまう。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、昼夜を問わず視認性に優れた車載照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、主波長が第一波長である第一可視光を所定箇所に向けて出射する第一光源と、主波長が前記第一波長に比して短い第二波長である第二可視光を前記所定箇所に向けて出射する第二光源と、前記所定箇所を照らす照射光源を、前記所定箇所が置かれている明るさが明るいときは前記第一光源とし、前記明るさが暗いときは前記第二光源とする光源制御部と、を備える、車載照明装置である。
【0007】
この構成によれば、昼夜を問わず優れた視認性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る車載照明装置が搭載される車両を表した図である。
実施形態の車載照明装置から可視光が出射される照射対象となる箇所を表した図である。
実施形態の車載照明装置の構成図である。
実施形態の車載照明装置が備える第一光源と第二光源との可視光の出射範囲を模式的に表した図である。
波長と明所視視感度との関係(実線)、及び、波長と暗所視視感度との関係(破線)を表した図である。
第一光源の波長と放射束との関係(一点鎖線)、及び、第二光源の波長と放射束との関係(二点鎖線)を表した図である。
図5に示す関係と図6に示す関係とを重ね合わせた図である。
実施形態の車載照明装置において光源制御部が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1~図8を用いて、本発明に係る車載照明装置の具体的な実施形態について説明する。
【0010】
一実施形態の車載照明装置1は、車両に搭載される照明装置である。車載照明装置1は、車外の道路路面や車両の外面或いは車室内の特定箇所を可視光で照らす。車載照明装置1は、可視光で照らされた箇所を人に視認させ易くすることができる。車載照明装置1は、車体のフロントやリアに取り付けられたバンパやグリル,バックドア、或いは、車室内天井などに設けられる。尚、図1では、車載照明装置1は、車体リアに設けられており、車両外方に向けて可視光を出射するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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