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公開番号2024057944
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164952
出願日2022-10-13
発明の名称空気入りタイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60C 13/00 20060101AFI20240418BHJP(車両一般)
要約【課題】バルジ、デント、ベア等の凹凸を目立たなくして、サイドウォール部の外観を向上する。
【解決手段】サイドウォール部3に凹凸領域10が形成された空気入りタイヤである。凹凸領域10は、複数の基準面部11と、複数の第1凸面部12と、複数の第1凹面部13とを含む。サイドウォール部3の正面視において、第1凸面部12及び第1凹面部13は、四辺形状である。タイヤ周方向で隣接する第1凸面部12及び第1凹面部13の各ペアP1の間の第1区画領域K1の一部が基準面部11で形成されている。タイヤ半径方向で隣接する第1凸面部12及び第1凹面部13の各ペアP2の間の第2区画領域K2の一部が基準面部11で形成されている。第1区画領域K1と第2区画領域K2との間の交差部Kcは、第2面部14で形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
空気入りタイヤであって、
トレッド部と、前記トレッド部からタイヤ半径方向内側に延びる一対のサイドウォール部とを含み、
前記一対のサイドウォール部の少なくとも一方の外表面には、凹凸領域が形成されており、
前記凹凸領域は、複数の基準面部と、前記基準面部よりもタイヤ軸方向の外側に突出する複数の第1凸面部と、前記基準面部よりもタイヤ軸方向の内側に凹む複数の第1凹面部とを含み、
前記サイドウォール部の正面視において、前記複数の第1凸面部、及び、前記複数の第1凹面部は、それぞれ、四辺形状であり、
前記複数の第1凸面部及び前記複数の第1凹面部は、タイヤ周方向及びタイヤ半径方向に交互に繰り返して配置されており、
タイヤ周方向で隣接する前記第1凸面部及び前記第1凹面部の各ペアの間には、タイヤ半径方向に延びる第1区画領域が形成されており、
タイヤ半径方向で隣接する前記第1凸面部及び前記第1凹面部の各ペアの間には、タイヤ周方向に延びる第2区画領域が形成されており、
前記第1区画領域の一部が前記基準面部で形成されており、
前記第2区画領域の一部が前記基準面部で形成されており、
前記第1区画領域と前記第2区画領域との間の交差部は、前記基準面部、前記第1凸面部及び前記第1凹面部とは、タイヤ軸方向で異なる位置に外表面を有する第2面部で形成されている、
空気入りタイヤ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第2面部は、前記第1凸面部よりもタイヤ軸方向外側に突出する第2凸面部を含む、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記第2面部は、前記第1凹面部よりもタイヤ軸方向内側に凹む第2凹面部を含む、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記第2面部は、前記第1凸面部よりもタイヤ軸方向外側に突出する第2凸面部と、前記第1凹面部よりもタイヤ軸方向内側に凹む第2凹面部とを含み、これらがタイヤ周方向及びタイヤ半径方向に交互に形成されている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記サイドウォール部の正面視において、前記第2面部は、前記交差部からタイヤ半径方向及びタイヤ周方向に延びる十字状に形成されている、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
前記第1凸面部の外表面は、前記基準面部の外表面に対して、タイヤ軸方向外側に0.2~0.6mm突出しており、
前記第1凹面部の外表面は、前記基準面部の外表面に対して、タイヤ軸方向内側に0.2~0.6mm凹んでおり、
前記第2凸面部の外表面は、前記基準面部の外表面に対して、タイヤ軸方向外側に0.4~1.0mm突出しており、
前記第2凹面部の外表面は、前記基準面部の外表面に対して、タイヤ軸方向内側に0.4~1.0mm凹んでいる、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
前記第2凸面部の前記外表面は、前記第1凸面部の前記外表面に対して、タイヤ軸方向外側に0.2mm以上突出しており、
前記第2凹面部の前記外表面は、前記第1凹面部の前記外表面に対して、タイヤ軸方向内側に0.2mm以上凹んでいる、請求項4又は6に記載の空気入りタイヤ。
【請求項8】
前記第1区画領域のタイヤ周方向の長さは、前記第1凸面部のタイヤ周方向の長さの30%以下である、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項9】
前記第2区画領域のタイヤ半径方向の長さは、前記第1凸面部のタイヤ半径方向の長さの30%以下である、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項10】
前記第1凹面部又は前記第2凹面部の少なくとも一方の少なくとも一つの前記外表面には、複数の微小突起が形成されている、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、サイドウォール部の表面にタイヤ半径方向に延びる複数の条溝と、隣合う前記条溝間に形成されるリッジとを含むセレーション模様を具えた空気入りタイヤが記載されている。前記条溝の溝深さは、タイヤ半径方向外側にいくにつれて、小さくなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-54301号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
タイヤのサイドウォール部の外表面には、バルジ、デント、ベア等の凹凸が形成される場合がある。これらの凹凸は、タイヤ本来の走行性能に影響を及ぼすものではないものの、サイドウォール部の外観を悪化させる傾向がある。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、バルジ、デント、ベア等の凹凸を目立たなくして、サイドウォール部の外観を向上させることができる空気入りタイヤを提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、空気入りタイヤであって、トレッド部と、前記トレッド部からタイヤ半径方向内側に延びる一対のサイドウォール部とを含み、前記一対のサイドウォール部の少なくとも一方の外表面には、凹凸領域が形成されており、前記凹凸領域は、複数の基準面部と、前記基準面部よりもタイヤ軸方向の外側に突出する複数の第1凸面部と、前記基準面部よりもタイヤ軸方向の内側に凹む複数の第1凹面部とを含み、前記サイドウォール部の正面視において、前記複数の第1凸面部、及び、前記複数の第1凹面部は、それぞれ、四辺形状であり、前記複数の第1凸面部及び前記複数の第1凹面部は、タイヤ周方向及びタイヤ半径方向に交互に繰り返して配置されており、タイヤ周方向で隣接する前記第1凸面部及び前記第1凹面部の各ペアの間には、タイヤ半径方向に延びる第1区画領域が形成されており、タイヤ半径方向で隣接する前記第1凸面部及び前記第1凹面部の各ペアの間には、タイヤ周方向に延びる第2区画領域が形成されており、前記第1区画領域の一部が前記基準面部で形成されており、前記第2区画領域の一部が前記基準面部で形成されており、前記第1区画領域と前記第2区画領域との間の交差部は、前記基準面部、前記第1凸面部及び前記第1凹面部とは、タイヤ軸方向で異なる位置に外表面を有する第2面部で形成されている、空気入りタイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の空気入りタイヤは、上記の構成を採用することで、バルジ、デント、ベア等の凹凸を目立たなくして、サイドウォール部の外観を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の空気入りタイヤの一実施例を示す部分側面図である。
本実施形態のサイドウォール部の拡大正面図である。
(A)は、図2のA-A線断面図、(B)は、図2のC-C線断面図、(C)は、図2のE-E線断面図である。
図2の凹凸領域の拡大図である。
図2の凹凸領域の部分斜視図である。
(A)は、他の実施形態の凹凸領域の正面図、(B)は、(A)のG-G断面図である。
実施形態の空気入りタイヤの部分側面図である。
(A)は、さらに他の実施形態の凹凸領域の正面図、(B)は、(A)のH-H断面図である。
さらに他の実施形態の凹凸領域の正面図である。
さらに他の実施形態の凹凸領域の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本発明の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という場合がある)1の一実施形態を示す部分側面図である。図1には、好ましい態様として、乗用車用の空気入りタイヤ1が示される。但し、本発明は、例えば、自動二輪車用や重荷重用のタイヤ1に採用されても良い。
【0010】
本明細書では、特に断りがない限り、タイヤ1の各部の寸法等は、正規状態で測定されたものである。「正規状態」とは、タイヤ1が正規リム(図示省略)にリム組みされかつ正規内圧が充填され、しかも、無負荷の状態である。
(【0011】以降は省略されています)

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