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公開番号2024057659
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164443
出願日2022-10-13
発明の名称ヘッドメンテナンス装置、液体を吐出する装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B41J 2/165 20060101AFI20240418BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】吸引キャップを大気開放する大気開放路の詰まりによるメンテナンス性能の低下を抑制できるヘッドメンテナンス装置、液体を吐出する装置を提供する。
【解決手段】液体を吐出するヘッド101のノズル面112をキャッピングする吸引キャップ311と、吸引キャップ311内を吸引する吸引ポンプ334と、吸引キャップ311内に通じる開閉可能な大気開放路335と、吸引キャップ311の開口を閉じる蓋部材337とを備え、蓋部材33で吸引キャップ311の開口を閉じた状態で、大気開放路335を閉じて吸引ポンプ334により吸引キャップ311内を吸引し、吸引キャップ311内を負圧にした状態で大気開放路335を開く開放路吸引動作を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吐出するヘッドのノズル面をキャッピングする吸引キャップと、
前記吸引キャップ内を吸引する吸引手段と、
前記吸引キャップ内に通じる開閉可能な大気開放路と、
前記吸引キャップの開口を閉じる蓋部材と、を備え、
前記蓋部材で前記吸引キャップの開口を閉じた状態で、前記大気開放路を閉じて前記吸引手段により前記吸引キャップ内を吸引し、前記吸引キャップ内を負圧にした状態で前記大気開放路を開く開放路吸引動作を行う
ことを特徴とするヘッドメンテナンス装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記開放路吸引動作を行うときには、複数回繰り返して行う
ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドメンテナンス装置。
【請求項3】
前記蓋部材の前記吸引キャップが当接する面には吸収体が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドメンテナンス装置。
【請求項4】
前記大気開放路内の前記液体を検出する液体検出手段を備え、
前記液体検出手段が前記大気開放路内の前記液体を検知していないときには、前記開放路吸引動作を行わない
ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドメンテナンス装置。
【請求項5】
前記開放路吸引動作を複数回繰り返し行い、前記繰り返しの回数が前記環境条件で異なる
ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドメンテナンス装置。
【請求項6】
前記開放路吸引動作を複数回繰り返し行い、前記繰り返しの回数が前記液体の種類で異なる
ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドメンテナンス装置。
【請求項7】
前記開放路吸引動作の実施タイミングが環境条件及び前記液体の種類の少なくともいずれかで異なる
ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドメンテナンス装置。
【請求項8】
前記開放路吸引動作の実施タイミングが前記ヘッドから前記液体を吐出させるジョブによって異なる
ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドメンテナンス装置。
【請求項9】
前記吸引キャップで前記ノズル面をキャッピングした状態で前記吸引キャップ内を吸引するときの前記吸引手段の出力よりも、前記開放路吸引動作で前記吸引キャップ内を吸引するときの前記吸引手段の出力が強い
ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドメンテナンス装置。
【請求項10】
複数の前記蓋部材と、を備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の液体を吐出する装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はヘッドメンテナンス装置、液体を吐出する装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
液体を吐出するヘッドを備える装置では、ヘッドの状態を維持、回復(メンテナンス)するために、ヘッドのノズル面(吐出面)をキャッピングする吸引キャップを有するメンテナンス装置(維持回復機構)を備える。
【0003】
従来、吸引キャップに、ノズルから吸引した液体を回収する吸引流路と、ヘッドとの間で密閉された吸引キャップの空間内を大気圧に戻すための空気導入が可能な大気開放路とが接続されたメンテナンス装置を備えるものが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6098054号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したようなメンテナンス装置にあっては、経時的に、ヘッドから吸引した液体が大気開放路内に進入して残存固化するなどして、大気開放路が詰まり、大気開放できなくなってメンテンナンス性能が低下するという課題がある。
【0006】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、メンテナンス性能の低下を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明に係るヘッドメンテナンス装置は、
液体を吐出するヘッドのノズル面をキャッピングする吸引キャップと、
前記吸引キャップ内を吸引する吸引手段と、
前記吸引キャップ内に通じる開閉可能な大気開放路と、
前記吸引キャップの開口を閉じる蓋部材と、を備え、
前記蓋部材で前記吸引キャップの開口を閉じた状態で、前記大気開放路を閉じて前記吸引手段により前記吸引キャップ内を吸引し、前記吸引キャップ内を負圧にした状態で前記大気開放路を開く開放路吸引動作を行う
構成とした。
【0008】
本発明によれば、メンテナンス性能の低下を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係るヘッドメンテナンス装置の説明に供する説明図である。
同実施形態におけるメンテナンス動作制御手段によるメンテナンス動作の制御の説明に供する説明図である。
同じくメンテナンス動作の制御の説明に供する説明図である。
同じくメンテナンス動作の制御の説明に供する説明図である。
同じくメンテナンス動作の制御の説明に供する説明図である。
比較例のヘッドメンテナンス装置の説明に供する説明図である。
同比較例の開放路吸引動作の説明に供する説明図である。
本発明の第2実施形態に係るヘッドメンテナンス装置の説明に供する説明図である。
本発明の第3実施形態に係るヘッドメンテナンス装置の説明に供する説明図である。
本発明の第4実施形態に係るヘッドメンテナンス装置の説明に供する説明図である。
本発明の第5実施形態に係る液体を吐出する装置としての印刷装置の概略説明図である。
同じく吐出ユニットの平面説明図である。
同じくメンテナンスユニットの説明に供するとメンテナンスユニットとヘッドアレイの平面説明図である。
同じく正面説明図である。
同じくメンテナンスユニットの斜視説明図である。
同じくメンテナンスユニットの移動機構部の一例の説明に供する説明図である。
同じく吸引キャップの昇降機構(進退動機構部)の一例の説明に供する説明図である。
同じくメンテナンス制御に係る部分の説明に供するブロック説明図である。
本発明の第6実施形態に係る液体を吐出する装置としての印刷装置の機構部の平面説明図である。
同じく要部側面説明図である。
同じく制御部の一例の説明に供するブロック説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態について図1を参照して説明する。図1は同実施形態に係るヘッドメンテナンス装置の説明に供する説明図である。
(【0011】以降は省略されています)

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