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公開番号2024057490
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022164270
出願日2022-10-12
発明の名称液体容器及び記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B41J 2/175 20060101AFI20240417BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】従来よりもユーザビリティを向上させた液体容器を提供する。
【解決手段】液体容器は、液体を貯留する貯留室を有する本体と、本体から突出したノズルと、を備える。ノズルには、第1の流路、第2の流路、及び、第3の流路が形成されている。第1の流路は、ノズルの先端部を構成する先端面に形成されている第1の開口を通じて貯留室を外部と連通させている。第2の流路は、先端面に形成されている第2の開口を通じて貯留室を外部と連通させている。第3の流路は、先端面に形成されている第3の開口を通じて貯留室を外部と連通させている。先端面を垂直な方向から見たとき、第1の開口の重心と、第2の開口の重心と、を結ぶ線上に第3の開口の重心は、位置しない。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
液体を貯留する貯留室を有する本体と、
前記本体から突出したノズルと、
を備え、
前記ノズルには、第1の流路、第2の流路、及び、第3の流路が形成されており、
前記第1の流路は、前記ノズルの先端部を構成する先端面に形成されている第1の開口を通じて前記貯留室を外部と連通させ、
前記第2の流路は、前記先端面に形成されている第2の開口を通じて前記貯留室を外部と連通させ、
前記第3の流路は、前記先端面に形成されている第3の開口を通じて前記貯留室を外部と連通させ、
前記先端面を垂直な方向から見たとき、前記第1の開口の重心と、前記第2の開口の重心と、を結ぶ線上に前記第3の開口の重心が位置しない、
ことを特徴とする液体容器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記先端面を垂直な方向から見たとき、前記第1の開口の重心と、前記第2の開口の重心と、を結ぶ線上に前記第3の開口は位置しない、
請求項1に記載の液体容器。
【請求項3】
前記第1の開口の重心から前記第2の開口の重心までの距離、前記第2の開口の重心から前記第3の開口の重心までの距離、及び、前記第3の開口の重心から前記第1の開口の重心までの距離は、互いに等しい、
請求項1又は2に記載の液体容器。
【請求項4】
前記第1の開口の重心、前記第2の開口の重心、及び、前記第3の開口の重心は、前記先端面の重心から等しい距離にある、
請求項1又は2に記載の液体容器。
【請求項5】
前記第1の開口の重心、前記第2の開口の重心、及び、前記第3の開口の重心を結ぶ三角形の重心の位置と、前記先端面の重心の位置と、が一致する、
請求項1又は2に記載の液体容器。
【請求項6】
前記第1の開口、前記第2の開口、及び、前記第3の開口が円形である、
請求項1又は2に記載の液体容器。
【請求項7】
前記本体は円柱形状を有し、前記先端面は円形である、
請求項1又は2に記載の液体容器。
【請求項8】
前記ノズルには、更に、第4の流路が形成されており、
前記第4の流路は、前記先端面に形成されている第4の開口を通じて前記貯留室を外部と連通させ、
前記先端面を垂直な方向から見たとき、前記第1の開口の重心と、前記第2の開口の重心と、を結ぶ線上に、前記第4の開口の重心が位置しない、
請求項1又は2に記載の液体容器。
【請求項9】
前記先端面を垂直な方向から見たとき、前記第1の開口の重心と、前記第2の開口の重心と、を結ぶ線上に前記第4の開口は位置しない
請求項8に記載の液体容器。
【請求項10】
前記第1の開口の重心から前記第2の開口の重心までの距離と、前記第2の開口の重心から前記第3の開口の重心までの距離と、前記第3の開口の重心から前記第4の開口の重心までの距離と、前記第4の開口の重心から前記第1の開口の重心までの距離と、は互いに等しい、
請求項8に記載の液体容器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、液体容器及び記録装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、液体タンクに接続することにより、気液交換を行いながら液体を注入することができる液体容器がある。
【0003】
特許文献1には、液体容器が備えるマークを上方側に向けて当該液体容器を液体タンクに接続することにより、ノズルの先端部に形成されている2つの開口が上下方向に並び、気液交換を行いながら液体を注入可能な液体容器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-189454号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の液体容器では、ユーザは、上述したマークを意識しながら液体容器を液体タンクに接続させなければならなかった。更に、何かしらの理由により、上述した2つの開口が水平に近い方向に並んだ状態で、液体容器が液体タンクに接続された場合には、液体注入時における気液交換、つまり、液体の供給が円滑に行われなくなる虞があった。2つの開口における高低差、(つまり、水頭圧の差)が生じにくくなるためである。
【0006】
そこで、本開示は、従来よりもユーザビリティを向上させた液体容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成すべく本開示の液体容器は、液体を貯留する貯留室を有する本体と、前記本体から突出したノズルと、を備え、前記ノズルには、第1の流路、第2の流路、及び、第3の流路が形成されており、前記第1の流路は、前記ノズルの先端部を構成する先端面に形成されている第1の開口を通じて前記貯留室を外部と連通させ、前記第2の流路は、前記先端面に形成されている第2の開口を通じて前記貯留室を外部と連通させ、前記第3の流路は、前記先端面に形成されている第3の開口を通じて前記貯留室を外部と連通させ、前記先端面を垂直な方向から見たとき、前記第1の開口の重心と、前記第2の開口の重心と、を結ぶ線上に前記第3の開口の重心が位置しない、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示における液体容器によれば、従来よりもユーザビリティを向上させた液体容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態における記録装置の模式的な外観斜視図。
一実施形態における液体タンクセットの模式的な斜視図。
図2のIII―III線断面図。
一実施形態における液体容器の模式的な斜視図。
一実施形態におけるボトル本体の模式図。
一実施形態におけるボトルキャップの模式的な斜視図。
図6のVII―VII線断面図。
図3に示した領域VIIIの拡大図。
一実施形態における先端面の模式的な平面図。
接続姿勢の一例を示す斜視図。
一実施形態におけるノズルの一例を示す図。
一実施形態におけるボトルキャップの模式的な斜視図。
一実施形態におけるノズルの一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に説明される実施形態は本開示の技術の一例にすぎず、本開示の要旨を変更しない範囲で、本開示の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
(【0011】以降は省略されています)

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