TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024057401
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022164109
出願日2022-10-12
発明の名称印刷装置
出願人株式会社イシダ
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類B41J 2/32 20060101AFI20240417BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】フィルムの搬送速度の変化の影響による印字品質の低下を回避すること。
【解決手段】一実施形態に係る表示装置1は、レジマークRが付与されたフィルム100を搬送する搬送部11と、レジマークRの有無を検出して出力する第1センサ12と、フィルム100に対して印字する印刷部13と、搬送部11により搬送されるフィルム100の搬送距離に関する情報を出力する第2センサ14と、レジマークRの検出時点からのフィルム100の搬送距離に基づき、印刷部13にフィルム100に対して印字させる制御部15とを備え、制御部15は、レジマークRの検出時点を、第1センサ12の出力と第2センサ14の出力とを利用して決定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
レジマークが付与されたフィルムを搬送する搬送部と、
前記レジマークの有無を検出して出力する第1センサと、
前記フィルムに対して印字する印刷部と、
前記搬送部により搬送される前記フィルムの搬送距離に関する情報を出力する第2センサと、
前記レジマークの検出時点からの前記フィルムの搬送距離に基づき、前記印刷部に対し前記フィルムに印字させる制御部と、を備え、
前記制御部は、前記レジマークの検出時点を、前記第1センサの出力と前記第2センサの出力とを利用して決定する、印刷装置。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記第2センサは、ロータリエンコーダによって構成されており、
前記制御部は、前記フィルムの搬送距離に関する情報として、前記ロータリエンコーダから出力されるパルスを用いる、請求項1に記載の印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、フィルムに付されたレジマークをセンサで検出し、その検出時点からのフィルムの搬送距離に基づいて、フィルムに印字していく印刷装置が知られている。
【0003】
かかる印刷装置では、センサ出力のチャタリング対策として、レジマーク有りのセンサ出力が所定時間継続した時点を、レジマークの検出時点として処理していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6353592号
特開2020-29027号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、こうした処理では、フィルムの搬送速度が変化すると、センサ出力が所定時間継続する間に、レジマークの移動距離が変化するため、レジマーク検出時点からのフィルムの搬送距離に基づいてフィルムに印字していく場合には、印字開始位置がずれるという問題があった。
【0006】
特に、フィルムに印字する印刷装置の制御系が、フィルムを搬送する包装装置の制御系と独立している場合には、包装装置の運転速度が変えられただけで、印字開始位置がずれる結果となるので、包装装置に搭載する印刷装置においても、こうしたズレを生じさせない印刷装置が要望されていた。
【0007】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、フィルムの搬送速度が変化しても、印字開始位置がずれない印刷装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施形態に係る印刷装置は、レジマークが付与されたフィルムを搬送する搬送部と、前記レジマークの有無を検出して出力する第1センサと、前記フィルムに対して印字する印刷部と、前記搬送部により搬送される前記フィルムの搬送距離に関する情報を出力する第2センサと、前記レジマークの検出時点からの前記フィルムの搬送距離に基づき、前記印刷部に対し前記フィルムに印字させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記レジマークの検出時点を、前記第1センサの出力と前記第2センサの出力とを利用して決定することを要旨とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、フィルムに付されたレジマークの検出時点をフィルムの搬送距離に基づいて定めるから、フィルムの搬送速度が変化しても、フィルムに対する印字開始位置をずれさせない印刷装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施形態に係る印刷装置1の全体構成の一例を説明する図である。
図2は、一実施形態に係る印刷装置1で用いられるフィルム100の一例を示す図である。
図3は、一実施形態に係る印刷装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社イシダ
印刷装置
18日前
株式会社イシダ
物品計量装置
17日前
株式会社イシダ
産業機器の表示装置
26日前
東レ株式会社
積層体
7か月前
シヤチハタ株式会社
印判
1か月前
日本化薬株式会社
処理液
17日前
株式会社デュプロ
転写装置
6か月前
東京インキ株式会社
親水化剤
3か月前
三菱製紙株式会社
転写用基材
7か月前
シヤチハタ株式会社
吐出容器
7か月前
東京インキ株式会社
親水化剤
3か月前
三菱製紙株式会社
画像形成方法
4か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
9か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
9か月前
三菱製紙株式会社
転写捺染用紙
4か月前
三菱製紙株式会社
転写捺染用紙
4か月前
株式会社リコー
印刷装置
4か月前
キヤノン電子株式会社
印刷装置
7か月前
三菱製紙株式会社
転写捺染用紙
5か月前
株式会社リコー
電子機器
3か月前
株式会社リコー
印刷装置
7か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
6か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
7か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
8か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
7か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
7か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
6か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
6か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
3か月前
オムロン株式会社
押圧治具
10か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
9か月前
三光株式会社
感熱記録材料
1か月前
三菱ケミカル株式会社
感熱記録体
9か月前
キヤノン株式会社
プリンタ
7か月前
株式会社リコー
画像形成装置
7か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
2か月前
続きを見る