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公開番号2024058343
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165637
出願日2022-10-14
発明の名称物品計量装置
出願人株式会社イシダ
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類G01G 23/00 20060101AFI20240418BHJP(測定;試験)
要約【課題】コンベア間に落ちた物品を取り出し易くする
【解決手段】第1~第6コンベアと、第1~第6コンベアの下方に配置され物品の計量を行う計量部(71~76)と、フレーム(10)と、第1~第6コンベアの搬送動作を制御する制御部と、制御部を収容する収容ボックス(80)とを備える。第1~第6コンベアは、それぞれ物品を下流へ搬送させるコンベアであって、搬送方向に直交する幅方向に並ぶ。フレーム(10)は、計量部(71~76)および第1~第6コンベアを支持する。収容ボックス(80)の上端の高さ位置である第1高さ(H1)の位置は、第2高さ(H2)の位置よりも低い。第2高さ(H)の位置は、第1~第6コンベアの上面の高さ位置である。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
搬送方向に直交する幅方向に並び、それぞれ物品を下流へ搬送させる第1~第Nコンベア(Nは、2以上の任意の整数)と、
前記第1~第Nコンベアの下方に配置され、前記物品を搬送する前記第1~第Nコンベアの重量を測定して、前記物品の計量を行う第1~第N計量部(Nは、2以上の任意の整数)と、
前記第1~第N計量部および前記第1~第Nコンベアを支持するフレームと、
前記第1~第Nコンベアの搬送動作を制御する制御部と、
前記制御部を収容する収容部と、
を備え、
前記収容部の上端の高さ位置である第1高さ位置は、前記第1~第Nコンベアの上面の高さ位置である第2高さ位置よりも低い、
物品計量装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記収容部は、前記フレームの前記幅方向外側に設けられ、
前記第1~第Nコンベアのうち前記幅方向の左右端に配置される2つのコンベアのうち少なくとも一方のコンベアは、前記幅方向外側からアクセス可能に開放される、
請求項1に記載の物品計量装置。
【請求項3】
前記第1~第Nコンベアは、前記幅方向に隙間をあけて配置されている、
請求項1または請求項2に記載の物品計量装置。
【請求項4】
前記第1~第Nコンベアの前記幅方向の側方に配置され、略鉛直方向に沿って延びる保護部、
をさらに備える、請求項1または請求項2に記載の物品計量装置。
【請求項5】
前記保護部は、前記搬送方向を横断する方向に延びる横断部材を有する、
請求項4に記載の物品計量装置。
【請求項6】
前記横断部材あるいは前記収容部に着脱自在に載せられ、少なくとも前記第1~第Nコンベアの幅方向の側方を覆う第1カバー部を有するカバー、
をさらに備える、請求項5に記載の物品計量装置。
【請求項7】
前記カバーは、さらに、前記第1~第Nコンベアの上方を覆う第2カバー部を有する、
請求項6に記載の物品計量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品計量装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、コンベアと、物品を搬送するコンベアの重量を測定する計量部とを有する装置によって、物品の重量を検査する技術が知られている。例えば、特許文献1(特開2002-48623号公報)には、物品の重量検査を行う物品計量装置が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の物品計量装置は、物品の搬送路が1つだけのものが多い。そして、計量のためのコンベアの下方の空間の側方に、制御部を収容する収容ボックスが配備されている。実際に製品として販売されている物品計量装置では、耐衝撃性の目的で、制御部を収容する収容ボックスを装置の側部に位置させており、コンベアの下方の空間に手を入れにくい構造となっている。
【0004】
このような実際の物品計量装置の構造は、搬送路が1つの場合には大きな問題にならない。しかし、搬送路を2以上設ける場合には、隣接する搬送路の間に物品が落ちたときに、装置を止めて側方から手を伸ばして物品を取り出すといった作業が難しい、という問題が生じることが想定される。
【0005】
また、物品計量装置は、物品の搬送方向の前方側および後方側に、別のベルトコンベアが配備されることが多く、搬送路から落ちた物品を前方あるいは後方から手を伸ばして取り出すことも困難である。
【0006】
本発明の課題は、物品計量装置において幅方向に複数のコンベアを並べた場合にも、コンベア間に落ちた物品を取り出し易くすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1観点の物品計量装置は、第1~第Nコンベア(Nは、2以上の任意の整数)と、第1~第N計量部(Nは、2以上の任意の整数)と、フレームと、制御部と、収容部と、を備える。第1~第Nコンベアは、それぞれ物品を下流へ搬送させるコンベアであって、搬送方向に直交する幅方向に並ぶ。第1~第N計量部は、第1~第Nコンベアの下方に配置される。第1~第N計量部は、物品を搬送する第1~第Nコンベアの重量を測定して、物品の計量を行う。フレームは、第1~第N計量部および第1~第Nコンベアを支持する。制御部は、第1~第Nコンベアの搬送動作を制御する。収容部は、制御部を収容する。収容部の上端の高さ位置である第1高さ位置は、第2高さ位置よりも低い。第2高さ位置は、第1~第Nコンベアの上面の高さ位置である。
【0008】
ここでは、第1高さ位置を第2高さ位置よりも低くしているため、第1~第Nコンベアによって搬送されている物品が第1~第Nコンベアの上面から外れて落ちてしまっても、落下した物品に収容部の上方の空間からアクセスすることが可能である。これにより、第1観点の物品計量装置では、従来よりもコンベアから落ちた物品を取り出し易くなる。
【0009】
第2観点の物品計量装置は、第1観点の物品計量装置であって、収容部は、フレームの幅方向外側に設けられている。第1~第Nコンベアのうち幅方向の左右端に配置される2つのコンベアのうち少なくとも一方のコンベアは、幅方向外側からアクセス可能に開放される。
【0010】
ここでは、幅方向の両端に位置するコンベアの少なくとも一方が、幅方向外側からアクセス可能に開放されるため、清掃性が向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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