TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024057799
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164705
出願日2022-10-13
発明の名称組合せ計量装置
出願人大和製衡株式会社
代理人個人
主分類G01G 19/387 20060101AFI20240418BHJP(測定;試験)
要約【課題】物品を損傷することなく、精度の高い組合せ計量を行えるようにする。
【解決手段】複数の計量ホッパ7の下方に配置されて、組合せ演算によって選択された複数の計量ホッパ7から排出される物品を搬送する複数の搬送系統を構成する複数の排出コンベヤ9,9を備え、これら排出コンベヤ9,9が切換え選択されて、選択された排出コンベヤ9,9へ複数の計量ホッパ7から物品が排出される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
並列に列設されると共に、供給される物品を振動搬送する複数の直進フィーダと、前記複数の各直進フィーダにそれぞれ対応するように並列に列設されると共に、各直進フィーダから供給される前記物品をそれぞれ保持してその重量を計量する複数の計量ホッパとを備え、前記複数の計量ホッパで計量される前記物品の重量値に基づいて組合せ演算を行なう組合せ計量装置であって、
前記複数の計量ホッパの下方に配置されて、前記組合せ演算によって選択された複数の前記計量ホッパから排出される前記物品を搬送する複数の搬送系統を備え、
前記複数の搬送系統が切換え選択されて、選択された搬送系統へ前記複数の計量ホッパから前記物品が排出される、
ことを特徴とする組合せ秤。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
複数の計量ホッパの列設方向である並列方向に沿った水平支点周りに切換え揺動可能であって、かつ、前記並列方向に沿って延びる分配部材を備え、前記組合せ演算によって選択された複数の前記計量ホッパから排出される物品を、前記選択された搬送系統へ前記分配部材によって振分ける、
請求項1に記載の組合せ計量装置。
【請求項3】
前記分配部材は、通気可能な多数の貫通孔を有する、
請求項2に記載の組合せ計量装置。
【請求項4】
前記複数の搬送系統が、前記複数の計量ホッパから排出される物品を搬送する複数の搬送コンベヤを備える、
請求項1ないし3のいずれか一項に記載の組合せ計量装置。
【請求項5】
前記複数の前記搬送コンベヤは、前記複数の計量ホッパから排出される物品を、それぞれ異なった方向に搬送する、
請求項4に記載の組合せ計量装置。
【請求項6】
前記分配部材を含む前記複数の搬送系統は、前記複数の計量ホッパの下方において位置変更可能である、
請求項5に記載の組合せ計量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、青果物、特には、玉ねぎや馬鈴薯、などの球状あるいは塊状になった青果物を所定の重量ずつ計量して排出するのに好適な組合せ計量装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
青果物を定量計量する計量装置としては、例えば、特許文献1に示されているように、傾斜コンベヤで揚送した青果物を水平増速コンベヤに移載して計量ホッパに送り込み、所定の重量に到達すると、計量ホッパへの青果物の供給を停止し、その後、計量ホッパを傾けて、計量ホッパ内の定量の青果物を包装機に投入するように構成したものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭58-30832号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記計量装置においては、水平増速コンベヤで搬送されてきた青果物が順次単一の計量ホッパ内に投入貯留されて計量されるので、計量ホッパ内での青果物同士の衝突が繰り返し行われることになり、打ち傷や擦り傷が発生して商品価値を損なう虞がある。
【0005】
また、投入された青果物の総重量が、目標重量値を越えたと判断されたときに、計量が完了することになるので、最終に投入される青果物の重量値によって総重量値が大きく変化する。例えば、最終に投入される青果物が小さく軽い場合は、目標重量値を僅かに超えた総重量値となる。また、最終に投入される青果物が大きく重い場合は、総重量値が目標重量値を大きく上回ったものとなる。すなわち、単一の計量ホッパで総重量を計量する形態では大まかな定量計量しか実行できないものとなっている。
【0006】
本発明は、このような実情に着目してなされたものであって、青果物等の物品を損傷することなく、精度の高い定量計量を行えるようにすることを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明では次のように構成している。
【0008】
(1)本発明に係る組合せ計量装置は、並列に列設されると共に、供給される物品を振動搬送する複数の直進フィーダと、前記複数の各直進フィーダにそれぞれ対応するように並列に列設されると共に、各直進フィーダから供給される前記物品をそれぞれ保持してその重量を計量する複数の計量ホッパとを備え、前記複数の計量ホッパで計量される前記物品の重量値に基づいて組合せ演算を行なう組合せ計量装置であって、
前記複数の計量ホッパの下方に配置されて、前記組合せ演算によって選択された複数の前記計量ホッパから排出される前記物品を搬送する複数の搬送系統を備え、前記複数の搬送系統が切換え選択されて、選択された搬送系統へ前記複数の計量ホッパから前記物品が排出される。
【0009】
本発明に係る組合せ計量装置によると、並列に列設された複数の各直進フィーダから物品がそれぞれ供給される複数の計量ホッパの物品の重量値に基づく組合せ演算を行なって所定重量範囲の物品を排出する組合せ計量を行うので、単一の計量ホッパに青果物を投入供給する構成のように、青果物同士の衝突が繰り返し行われることなく、精度の高い定量計量を行うことができる。
【0010】
更に、組合せ演算によって選択された計量ホッパから排出した物品を、複数の搬送系統で搬送処理するので、単一の搬送系統で搬送する構成に比べて、計量ホッパからの物品の排出周期を短くでき、計量処理能力を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

大和製衡株式会社
組合せ秤
1か月前
スガ試験機株式会社
環境試験機
11日前
株式会社高橋型精
採尿具
9日前
株式会社トプコン
測量装置
15日前
株式会社アトラス
計量容器
22日前
アルファクス株式会社
積層プローブ
1日前
中国電力株式会社
短絡防止具
1日前
日本精機株式会社
補助計器システム
3日前
株式会社関電工
内径測定装置。
9日前
株式会社トプコン
測量システム
16日前
キヤノン電子株式会社
サーボ加速度計
1日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
11日前
積水樹脂株式会社
建築物用浸水測定装置
15日前
倉敷紡績株式会社
フィルム測定装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
校正システム
16日前
三菱電機株式会社
絶縁検査装置
15日前
ミツミ電機株式会社
流体センサ
9日前
株式会社XMAT
測定装置および方法
9日前
住友金属鉱山株式会社
金属異物の評価方法
1日前
株式会社SUBARU
ナビゲーション装置
15日前
矢崎総業株式会社
電流センサ
11日前
エスペック株式会社
高電圧試験装置
1日前
矢崎総業株式会社
電流センサ
11日前
株式会社島津製作所
分析装置
15日前
株式会社バンザイ
車両用速度計試験機
1日前
ローム株式会社
センサ
1日前
ローム株式会社
センサ
1日前
テルモ株式会社
テストストリップ
9日前
横河電機株式会社
ガス測定装置
1日前
株式会社デンソー
温度推定装置
1日前
サンデン株式会社
運転支援装置
9日前
株式会社ジェイテクト
回転角検出装置
9日前
サンデン株式会社
運転支援装置
9日前
株式会社トプコン
測量システム及び測定方法
16日前
株式会社IHIエアロスペース
出力装置
3日前
株式会社IHIエアロスペース
出力装置
3日前
続きを見る