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公開番号
2024155187
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023069652
出願日
2023-04-20
発明の名称
内径測定装置。
出願人
株式会社関電工
代理人
個人
主分類
G01B
5/12 20060101AFI20241024BHJP(測定;試験)
要約
【課題】簡便に小さな管路または削孔穴の内径を測定できる内径測定装置を提供することである。
【解決手段】管路または削孔穴の内径の寸法を測定するための目盛14が設けられた円板11に可動部12を摺動可能に搭載し、操作部13は、円板11を管路または削孔穴に挿入する際は可動部12を円板11の上で摺動させて可動部12が管路または削孔穴の内壁に接しない位置に保持し、管路または削孔穴への挿入後は可動部12の摺動位置を可動部12が管路または削孔穴の内壁に当接する位置に移動させて可動部12を管路または削孔穴の内壁の大きさに応じた位置で停止させ、可動部12に停止位置の目盛14の値を読み取り管路または削孔穴の内径であるとして測定する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
管路または削孔穴の内径の寸法を測定するための目盛が設けられた円板と、
前記円板に搭載され前記円板の上を摺動し前記管路または前記削孔穴に挿入されたときに前記管路または前記削孔穴の内壁に当接し前記管路または前記削孔穴の内壁の大きさに応じた位置で停止する可動部と、
前記可動部を搭載した前記円板を前記管路または前記削孔穴に挿入する際は前記可動部が前記管路または前記削孔穴の内壁に接しない位置に前記可動部の摺動位置を保持し前記管路または前記削孔穴への挿入後は前記可動部の摺動位置を前記可動部が前記管路または前記削孔穴の内壁に当接する位置に移動させる操作部とを備えたことを特徴とする内径測定装置。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記可動部は、前記円板上を摺動し一方端に前記管路または前記削孔穴の内壁に当接する当接部を有したスライド部と、
前記スライド部の他方端に取り付けられ前記管路または前記削孔穴に挿入する際は前記操作部の回転力を受け前記スライド部の当接部が前記管路または前記削孔穴の内壁に接しない位置に前記スライド部の摺動位置を保持
する押し当て受部と、
一方端が前記円板に取り付けられ他方端が前記押し当て受部に取り付けられたバネ部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の内径測定装置。
【請求項3】
操作部は、前記可動部の前記押し当て受部に回転力を加える押し当て部と、
前記円板に取り付けられハンドル部により回転力が加えられるシャフトと、
前記シャフトの上部に設けられ前記ハンドル部により前記シャフトに回転力を加える際に前記シャフトを回転自在に支承し保持する保持部と、
を備えたことを特徴とする請求項2に記載の内径測定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、地中に構築された管路や削孔穴の内径を計測する内径測定装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
水道管、ケーブル布設管等を地中に非開削にて布設する工法として、地中に管路や削孔穴を構築する小口径推進工法がある。この工法は、地上から掘削して管を配管する開削工法と比べ、交通への阻害も少なくかつ掘削箇所も小さい、効率の良い工法である。
【0003】
小口径推進工法では、先端にヘッドを有した管を地中に推進させ、そのまま地中に管路を構築する方法や、予め細いヘッドで地中を削孔・貫通し、その穴にリーマと呼ばれる削孔装置によりヘッドの削孔穴を拡大し、拡大した削孔穴に管路を引き入れ布設する工法がある。小口径推進工法で地中に構築された管路や削孔穴は場合によっては、上載荷重や周囲の土が戻るなどの要因で内径が小さくなる可能性があるため、その内径の確認が必要となる場合がある。
【0004】
ここで、管路や削孔穴の内径を測定するものとして、被測定管の内面までの距離を測定する距離センサを備え、被測定管の内面形状を容易かつ高精度で測定することができるものがある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-249652号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1のものは、被測定管の内面までの距離を測定する距離センサを備えているので、被測定管の内径だけでなく削孔穴の内径も測定できるものではあるが、内径が大きな径管の内面形状を測定するのに適したものであり、小さな径管の内径や小さな削孔穴の内径の測定には適さない。すなわち、特許文献1のものは、径管の内径を高精度に測定することができるが、小さな管路や削孔穴の内径の測定には適さない。また、装置構成が複雑であり高価である。
【0007】
本発明の目的は、簡便に小さな管路または削孔穴の内径を測定できる内径測定装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1の発明に係わる内径測定装置は、管路または削孔穴の内径の寸法を測定するための目盛が設けられた円板と、前記円板に搭載され前記円板の上を摺動し前記管路または前記削孔穴に挿入されたときに前記管路または前記削孔穴の内壁に当接し前記管路または前記削孔穴の内壁の大きさに応じた位置で停止する可動部と、前記可動部を搭載した前記円板を前記管路または前記削孔穴に挿入する際は前記可動部が前記管路または前記削孔穴の内壁に接しない位置に前記可動部の摺動位置を保持し前記管路または前記削孔穴への挿入後は前記可動部の摺動位置を前記可動部が前記管路または前記削孔穴の内壁に当接する位置に移動させる操作部とを備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明に係わる内径測定装置は、請求項1の発明において、前記可動部は、前記円板上を摺動し一方端に前記管路または前記削孔穴の内壁に当接する当接部を有したスライド部と、前記スライド部の他方端に取り付けられ前記管路または前記削孔穴に挿入す
る際は前記操作部の回転力を受け前記スライド部の当接部が前記管路または前記削孔穴の内壁に接しない位置に前記スライド部の摺動位置を保持する押し当て受部と、一方端が前記円板に取り付けられ他方端が前記押し当て受部に取り付けられたバネ部とを備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明に係わる内径測定装置は、請求項2の発明において、前記操作部は、前記可動部の前記押し当て受部に回転力を加える押し当て部と、前記円板に取り付けられハンドル部により回転力が加えられるシャフトと、前記シャフトの上部に設けられ前記ハンドル部により前記シャフトに回転力を加える際に前記シャフトを回転自在に支承し保持する保持部とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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