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公開番号
2024154984
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023069267
出願日
2023-04-20
発明の名称
流体センサ
出願人
ミツミ電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01P
13/00 20060101AFI20241024BHJP(測定;試験)
要約
【課題】小型でかつ検出精度に優れた流体センサを提供すること。
【解決手段】上面視における所定の方向に沿って、第1送信信号(s1)に応じた第1超音波(10)を流路(13)に送信可能であるとともに、流路(13)を通った第2超音波(20)を受信して第1受信信号(r1)を出力可能な第1送受信部と(2-1)、上面視における所定の方向に沿って、第2送信信号(s2)に応じた第2超音波(20)を流路(13)に送信可能であるとともに、流路(13)を通った第1超音波(10)を受信して第2受信信号(r2)を出力可能な第2送受信部(2-2)と、第1送信信号(s1)および第2送信信号(s2)を出力するとともに、第1送信信号(s1)と第2受信信号(r2)の時間差、および第2送信信号(s2)と第1受信信号(r1)の時間差に基づき、流体(200)の風向または風速に関する情報を出力する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
流体が流れる流路が設けられた構造体と、
上面視における所定の方向に沿って、第1送信信号に応じた第1超音波を前記流路に送信可能であるとともに、前記流路を通った第2超音波を受信して第1受信信号を出力可能な第1送受信部と、
上面視における前記所定の方向に沿って、第2送信信号に応じた前記第2超音波を前記流路に送信可能であるとともに、前記流路を通った前記第1超音波を受信して第2受信信号を出力可能な第2送受信部と、
前記第1送信信号および前記第2送信信号を出力するとともに、前記第1送信信号と前記第2受信信号の時間差、および前記第2送信信号と前記第1受信信号の時間差に基づき、前記流体の風向または風速に関する情報を出力する検出部と、
前記検出部と前記第1送受信部との間の接続経路に配置され、前記第1送受信部の送受信動作を切替可能な第1のスイッチと、
前記検出部と前記第2送受信部との間の接続経路に配置され、前記第2送受信部の送受信動作を切替可能な第2のスイッチと、を有する、流体センサ。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記所定の方向は、第1方向と、前記第1方向に交差する第2方向を含み、
第2方向に沿って、第3送信信号に応じた第3超音波を前記流路に送信可能であるとともに、前記流路を通った第4超音波を受信して第3受信信号を出力可能な第3送受信部と、
前記第2方向に沿って、第4送信信号に応じた前記第4超音波を前記流路に送信可能であるとともに、前記流路を通った前記第3超音波を受信して第4受信信号を出力可能な第4送受信部と、
前記検出部と前記第3送受信部との間の接続経路に配置され、前記第3送受信部の送受信動作を切替可能な第3のスイッチと、
前記検出部と前記第4送受信部との間の接続経路に配置され、前記第4送受信部の送受信動作を切替可能な第4のスイッチと、をさらに有し、
前記第1送受信部は、前記第1方向に沿って、前記第1送信信号に応じた前記第1超音波を前記流路に送信可能であるとともに、前記流路を通った前記第2超音波を受信して前記第1受信信号を出力可能であり、
前記第2送受信部は、前記第1方向に沿って、前記第2送信信号に応じた前記第2超音波を前記流路に送信可能であるとともに、前記流路を通った前記第1超音波を受信して前記第2受信信号を出力可能であり、
前記検出部は、前記第1送信信号、前記第2送信信号、前記第3送信信号および前記第4送信信号を出力するとともに、前記第1送信信号と前記第2受信信号の時間差、前記第2送信信号と前記第1受信信号の時間差、前記第3送信信号と前記第4受信信号の時間差、および前記第4送信信号と前記第3受信信号の時間差に基づき、前記流体の風向および風速のそれぞれに関する情報を出力し、
前記第1のスイッチは、前記検出部と前記第1送受信部との間の接続経路に配置され、前記第1送受信部の送受信動作を切替可能であり、
前記第2のスイッチは、前記検出部と前記第2送受信部との間の接続経路に配置され、前記第2送受信部の送受信動作を切替可能である、請求項1に記載の流体センサ。
【請求項3】
前記第1送受信部と前記第1のスイッチとの間の最短距離は、前記検出部と前記第1のスイッチとの間の最短距離よりも短く、
かつ、前記第2送受信部と前記第2のスイッチとの間の最短距離は、前記検出部と前記第2のスイッチとの間の最短距離よりも短く、
かつ、前記第3送受信部と前記第3のスイッチとの間の最短距離は、前記検出部と前記第3のスイッチとの間の最短距離よりも短く、
かつ、前記第4送受信部と前記第4のスイッチとの間の最短距離は、前記検出部と前記第4のスイッチとの間の最短距離よりも短い、請求項2に記載の流体センサ。
【請求項4】
前記第1から前記第4のスイッチのそれぞれは、SPDTスイッチであり、
前記第1送受信部からの前記第1受信信号を増幅した第1増幅信号、前記第2送受信部からの前記第2受信信号を増幅した第2増幅信号、前記第3送受信部からの前記第3受信信号を増幅した第3増幅信号、および前記第4送受信部からの前記第4受信信号を増幅した第4増幅信号を前記検出部に出力可能なアンプと、
前記第1のスイッチと前記アンプとの間の接続経路に配置され、前記アンプと前記第1のスイッチとの接続または非接続を切替可能な第1のSPSTスイッチと、
前記第2のスイッチと前記アンプとの間の接続経路に配置され、前記アンプと前記第2のスイッチとの接続または非接続を切替可能な第2のSPSTスイッチと、
前記第3のスイッチと前記アンプとの間の接続経路に配置され、前記アンプと前記第3のスイッチとの接続または非接続を切替可能な第3のSPSTスイッチと、
前記第4のスイッチと前記アンプとの間の接続経路に配置され、前記アンプと前記第4のスイッチとの接続または非接続を切替可能な第4のSPSTスイッチと、をさらに有する、請求項2または請求項3に記載の流体センサ。
【請求項5】
前記アンプと前記第1のSPSTスイッチとの間の最短距離の長さは、前記第1のSPSTスイッチの最大長さ以下であり、
かつ、前記アンプと前記第2のSPSTスイッチとの間の最短距離の長さは、前記第2のSPSTスイッチの最大長さ以下であり、
かつ、前記アンプと前記第3のSPSTスイッチとの間の最短距離の長さは、前記第3のSPSTスイッチの最大長さ以下であり、
かつ、前記アンプと前記第4のSPSTスイッチとの間の最短距離の長さは、前記第4のSPSTスイッチの最大長さ以下である、請求項4に記載の流体センサ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体センサに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、超音波を用いて流体の風向および風速を検出する流体センサが知られている。
【0003】
流体センサとして、流体が流れる流路部が形成された筐体と、流路部に設置される一対の超音波送受信部とを備え、一対の超音波送受信部の間で送受される超音波の伝播時間に基づいて流体の風向と風速を検出するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。この流体センサでは、送信信号に応じて一対の超音波送受信部における送信部から出力された超音波の受信部による受信信号と、上記送信信号と、の時間差から流体の風向および風速を検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-77643号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の流体センサでは、流体センサを小型化すると、送信部に超音波の送信を指令する送信信号が受信信号に重なり、流体の風向および風速の検出精度が低下する場合がある。
【0006】
本発明は、小型でかつ検出精度に優れた流体センサを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本流体センサ(100)は、流体(200)が流れる流路(13)が設けられた構造体(1)と、上面視における所定の方向に沿って、第1送信信号(s1)に応じた第1超音波(10)を流路(13)に送信可能であるとともに、流路(13)を通った第2超音波(20)を受信して第1受信信号(r1)を出力可能な第1送受信部と(2-1)、上面視における所定の方向に沿って、第2送信信号(s2)に応じた第2超音波(20)を流路(13)に送信可能であるとともに、流路(13)を通った第1超音波(10)を受信して第2受信信号(r2)を出力可能な第2送受信部(2-2)と、第1送信信号(s1)および第2送信信号(s2)を出力するとともに、第1送信信号(s1)と第2受信信号(r2)の時間差、および第2送信信号(s2)と第1受信信号(r1)の時間差に基づき、流体(200)の風向または風速に関する情報を出力する検出部(34)と、検出部(34)と第1送受信部(2-1)との間の接続経路に配置され、第1送受信部(2-1)の送受信動作を切替可能な第1のスイッチ(31-1)と、検出部(34)と第2送受信部(2-2)との間の接続経路に配置され、第2送受信部(2-2)の送受信動作を切替可能な第2のスイッチ(31-2)と、を有する。
【0008】
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示の態様に限定されるものではない。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、小型でかつ検出精度に優れた流体センサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る流体センサを模式的に示す上面図である。
図1におけるII-II線に沿う模式的断面図である。
図1におけるIII-III線に沿う模式的断面図である。
実施形態に係る流体センサの電気的接続を示す模式図である。
実施形態に係る流体センサにおける各電子部品の配置を示す模式図である。
比較例に係る第1受信信号の第1増幅信号を示す模式図である。
実施形態に係る第1受信信号の第1増幅信号を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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