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公開番号2024152098
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023066046
出願日2023-04-14
発明の名称ナビゲーション装置
出願人株式会社SUBARU
代理人個人
主分類G01C 21/34 20060101AFI20241018BHJP(測定;試験)
要約【課題】目的地が設定されていない場合であっても、危険エリアを回避する誘導経路をユーザに提示するナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】ナビゲーション装置1は、車両の現在位置を取得する現在位置取得部12と、緊急警報が発報されているか否かを判定する緊急警報判定部13と、緊急警報判定部13において緊急警報が発報されていると判定されたときに、少なくとも危険エリアに関する情報を含む災害情報を取得する災害情報取得部14と、災害情報に基づいて、危険エリアを回避する現在位置から目的地までの誘導経路を算出する誘導経路算出部15と、算出した誘導経路に関する情報を表示する表示部30と、を備えている。誘導経路算出部15は、緊急警報判定部13において緊急警報が発報されていると判定され、かつ、目的地が設定されていない場合には、ユーザにより予め登録された登録避難所を目的地に設定し、誘導経路を算出する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両の現在位置を取得する現在位置取得部と、
緊急警報が発報されているか否かを判定する緊急警報判定部と、
前記緊急警報判定部において前記緊急警報が発報されていると判定されたときに、少なくとも危険エリアに関する情報を含む災害情報を取得する災害情報取得部と、
前記災害情報に基づいて、前記危険エリアを回避する前記現在位置から目的地までの誘導経路を算出する誘導経路算出部と、
前記誘導経路算出部において算出された前記誘導経路に関する情報を表示する表示部と、を備え、
前記誘導経路算出部は、前記緊急警報判定部において前記緊急警報が発報されていると判定され、かつ、前記目的地が設定されていない場合には、ユーザにより予め登録された登録避難所を前記目的地に設定し、前記誘導経路を算出することを特徴とするナビゲーション装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記誘導経路算出部は、前記危険エリアを回避する前記誘導経路を算出できない場合には、前記現在位置から最も近い避難所を前記目的地に設定し、前記誘導経路を算出することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項3】
前記緊急警報判定部において前記緊急警報が発報されていると判定されたときに、前記車両の前記現在位置が前記危険エリアに含まれているか否かを判定する危険エリア判定部と、
前記危険エリア判定部において、前記車両の前記現在位置が前記危険エリアに含まれていると判定された場合に、前記車両が前記危険エリアに存在する旨の情報を予め登録された緊急連絡先に通知する通知部と、
を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のナビゲーション装置。
【請求項4】
1つまたは複数のプロセッサと、前記1つまたは複数のプロセッサに通信可能に接続される1つまたは複数のメモリと、誘導経路に関する情報を表示する表示部と、を備え、
前記1つまたは複数のプロセッサは、
車両の現在位置を取得する現在位置取得部と、
緊急警報が発報されているか否かを判定する緊急警報判定部と、
前記緊急警報判定部において前記緊急警報が発報されていると判定されたときに、少なくとも危険エリアに関する情報を含む災害情報を取得する災害情報取得部と、
前記災害情報に基づいて、前記危険エリアを回避する前記現在位置から目的地までの前記誘導経路を算出する誘導経路算出部と、を含み、
前記誘導経路算出部は、前記緊急警報判定部において前記緊急警報が発報されていると判定され、かつ、前記目的地が設定されていない場合には、ユーザにより予め登録された登録避難所を前記目的地に設定し、前記誘導経路を算出することを特徴とするナビゲーション装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ナビゲーション装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、地震、豪雨等の緊急警報に関する情報を取得し、ユーザが安心して走行することができる誘導経路をユーザに提供するナビゲーション装置が提案されている。
【0003】
例えば、この種の技術として、緊急警報の発報を検出したときには、緊急警報に関連する危険エリアの情報を取得し、危険エリアを回避する目的地までの誘導経路をユーザに提示する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-80815号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術では、目的地が設定されていない場合には、走行中の道路が危険エリアに進入する道路であるか否かを判定し、その判定結果に基づいて、ユーザに対して注意喚起のみが行われるため、ユーザは、安心して運転を行うことができないという課題があった。
【0006】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、目的地が設定されていない場合であっても、危険エリアを回避する誘導経路をユーザに提示するナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両の現在位置を取得する現在位置取得部と、緊急警報が発報されているか否かを判定する緊急警報判定部と、前記緊急警報判定部において前記緊急警報が発報されていると判定されたときに、少なくとも危険エリアに関する情報を含む災害情報を取得する災害情報取得部と、前記災害情報に基づいて、前記危険エリアを回避する前記現在位置から目的地までの誘導経路を算出する誘導経路算出部と、前記誘導経路算出部において算出された前記誘導経路に関する情報を表示する表示部と、を備え、前記誘導経路算出部は、前記緊急警報判定部において前記緊急警報が発報されていると判定され、かつ、前記目的地が設定されていない場合には、ユーザにより予め登録された登録避難所を前記目的地に設定し、前記誘導経路を算出することを特徴とするナビゲーション装置を提案している。
【0008】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記誘導経路算出部は、前記危険エリアを回避する前記誘導経路を算出できない場合には、前記現在位置から最も近い避難所を前記目的地に設定し、前記誘導経路を算出することを特徴とするナビゲーション装置を提案している。
【0009】
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記緊急警報判定部において前記緊急警報が発報されていると判定されたときに、前記車両の前記現在位置が前記危険エリアに含まれているか否かを判定する危険エリア判定部と、前記危険エリア判定部において、前記車両の前記現在位置が前記危険エリアに含まれていると判定された場合に、前記車両が前記危険エリアに存在する旨の情報を予め登録された緊急連絡先に通知する通知部と、を備えることを特徴とするナビゲーション装置を提案している。
【0010】
形態4;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、1つまたは複数のプロセッサと、前記1つまたは複数のプロセッサに通信可能に接続される1つまたは複数のメモリと、誘導経路に関する情報を表示する表示部と、を備え、前記1つまたは複数のプロセッサは、車両の現在位置を取得する現在位置取得部と、緊急警報が発報されているか否かを判定する緊急警報判定部と、前記緊急警報判定部において前記緊急警報が発報されていると判定されたときに、少なくとも危険エリアに関する情報を含む災害情報を取得する災害情報取得部と、前記災害情報に基づいて、前記危険エリアを回避する前記現在位置から目的地までの前記誘導経路を算出する誘導経路算出部と、を含み、前記誘導経路算出部は、前記緊急警報判定部において前記緊急警報が発報されていると判定され、かつ、前記目的地が設定されていない場合には、ユーザにより予め登録された登録避難所を前記目的地に設定し、前記誘導経路を算出することを特徴とするナビゲーション装置を提案している。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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