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公開番号2024057333
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022163996
出願日2022-10-12
発明の名称開閉装置、液体吐出装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 29/00 20060101AFI20240417BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】複数の開閉部材を有する開閉装置において、インターロック機構の数を削減することを課題とする。
【解決手段】電源を供給する電源供給ユニット202と、スライド移動により開閉可能に設けられた前カバー7および後ろカバー8と、インターロックの作動、または解除を切り替えるスイッチ42aを有するインターロック機構40と、を備えた液体吐出装置1であって、前カバー7は、スイッチ42aの切り替え動作のための第1切替部38を有し、後ろカバー8は、スイッチ42aの切り替え動作のための第2切替部39を有し、前カバー7および後ろカバー8を共に閉じることにより、第1切替部38および第2切替部39がインターロック機構40に接近してスイッチ42aを切り替えることで、インターロックが解除され、前カバー7または後ろカバー8のうち少なくとも一方が開くことにより、インターロックが作動することを特徴とする。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
電源を供給する電源供給部と、
開閉可能に設けられた第1開閉部材および第2開閉部材と、
インターロックの作動、または解除を切り替えるスイッチを有するインターロック機構と、を備えた開閉装置であって、
前記第1開閉部材は、前記スイッチの切り替え動作のための第1切替部を有し、
前記第2開閉部材は、前記スイッチの切り替え動作のための第2切替部を有し、
前記第1開閉部材および前記第2開閉部材を共に閉じることにより、前記第1切替部および前記第2切替部が前記インターロック機構に接近して前記スイッチを切り替えることで、前記インターロックが解除され、
前記第1開閉部材または第2開閉部材のうち少なくとも一方が開くことにより、前記インターロックが作動することを特徴とする開閉装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
電源を供給する電源供給部と、
開閉可能に設けられた第1開閉部材および第2開閉部材と、
インターロックの作動、または解除を切り替えるスイッチを有するインターロック機構と、
前記スイッチの切り替え動作のための第1切替部と、を備えた開閉装置であって、
前記インターロック機構は前記第2開閉部材に設けられ、
前記第1開閉部材および前記第2開閉部材を共に閉じることにより、前記第1切替部と前記インターロック機構とが互いに接近して前記スイッチを切り替えることで、前記インターロックが解除され、
前記第1開閉部材または第2開閉部材のうち少なくとも一方が開くことにより、前記インターロックが作動することを特徴とする開閉装置。
【請求項3】
前記第1開閉部材あるいは前記第2開閉部材の少なくとも一方を自動で閉じる位置へ移動させる移動機構を有する請求項1記載の開閉装置。
【請求項4】
前記第1開閉部材あるいは前記第2開閉部材の少なくとも一方が閉じられた位置を保持する保持機構を有する請求項1記載の開閉装置。
【請求項5】
前記第1開閉部材あるいは前記第2開閉部材の少なくとも一方が開かれることにより、開閉装置内部がその側面の側から外部に対して開放される請求項1記載の開閉装置。
【請求項6】
前記第1開閉部材あるいは前記第2開閉部材の少なくとも一方の開閉移動により開閉装置の外径サイズが変化しない請求項1記載の開閉装置。
【請求項7】
第1開閉部材および前記第2開閉部材が、それぞれ独立して開閉移動する請求項1記載の開閉装置。
【請求項8】
前記第1開閉部材あるいは前記第2開閉部材の少なくとも一方が閉じる位置へ移動する移動速度を減衰させる減衰機構を有する請求項1記載の開閉装置。
【請求項9】
前記第1開閉部材あるいは前記第2開閉部材の少なくとも一方は、その開いた位置において、開閉方向と交差する方向へ回転可能に設けられる請求項1記載の開閉装置。
【請求項10】
前記第1開閉部材および第2開閉部材はスライド移動により開閉する請求項1記載の開閉装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉装置、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
開閉装置としての液体吐出装置には、液体吐出ヘッドを有するキャリッジを主走査方向へ移動させる駆動部や、液体吐出ヘッドをメンテナンスするためのメンテナンスユニットを駆動させる駆動部が設けられる。このため液体吐出動作時には、開閉可能な開閉部材によってこの駆動部分を覆うことにより、駆動部分に触れることができない構成となっている。また開閉部材を開いた状態で、これらの駆動部分への通電を物理的に遮断するインターロック機構が設けられる。
【0003】
しかし複数の開閉部材を設けた液体吐出装置では、いずれの開閉部材が開いた状態でも駆動部分への通電を遮断する必要があり、開閉部材ごとにインターロック機構が設けられる。しかしこのような構成では、部品数の増加やコストアップといった問題がある。
【0004】
例えば特許文献1(特開2015-161922号公報)の画像形成装置には、第1前面ドア、第2前面ドア、側面ドアが設けられる。画像形成装置の筐体にはインターロック機構が設けられる。第1前面ドアが閉じた状態ではアクチュエータがインターロックスイッチに挿入されて画像形成動作が可能な状態であり、第1前面ドアを開くとアクチュエータが外されて画像形成動作ができなくなる。また、第1前面ドアを開かなければ側面ドアを開くことができず、第2前面ドアを開くと第1前面ドアも開く構成となっている。これらにより、第2前面ドア、側面ドアが開いた状態では第1前面ドアが必ず開いており、画像形成動作ができない状態になっている。
【0005】
特許文献1のようにそれぞれのドアの開閉動作を連動させることで、一つのインターロック機構のみにより、装置内を開放時にインターロックが作動状態になる構成を実現できる。しかし、それぞれの開閉部材を独立して開閉動作させる場合には、上記の構成を採用することができないなど、上記構成が必ずしも有効な対策とはならなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
複数の開閉部材を有する開閉装置において、インターロック機構の数を削減し、開閉装置全体の部品数を削減することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明は、電源を供給する電源供給部と、開閉可能に設けられた第1開閉部材および第2開閉部材と、インターロックの作動、または解除を切り替えるスイッチを有するインターロック機構と、を備えた開閉装置であって、前記第1開閉部材は、前記スイッチの切り替え動作のための第1切替部を有し、前記第2開閉部材は、前記スイッチの切り替え動作のための第2切替部を有し、前記第1開閉部材および前記第2開閉部材を共に閉じることにより、前記第1切替部および前記第2切替部が前記インターロック機構に接近して前記スイッチを切り替えることで、前記インターロックが解除され、前記第1開閉部材または第2開閉部材のうち少なくとも一方が開くことにより、前記インターロックが作動することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、インターロック機構の数を削減し、開閉装置全体の部品数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る液体吐出装置の各カバーが閉じた状態の斜視図である。
図1の液体吐出装置の平面図である。
液体吐出装置の各カバーが開いた状態の斜視図である。
図3の液体吐出装置の平面図である。
前カバー内の気流を示す側面図である。
前カバー内の気流を示す正面図である。
インターロック機構を示す三面図である。
液体吐出装置内の駆動部への電源供給およびこの駆動部とインターロック機構との関係を示す回路図である。
インターロックを解除する過程を示す図で、先に前カバーを閉じる場合の図である。
インターロックを解除する過程を示す図で、先に後ろカバーを閉じる場合の図である。
前カバーを自動で閉じるセルフクロージング機構および閉じる方向の移動速度を減衰するダンパーを示す図で、前カバーを閉じる過程を示す図である。
装置本体が前カバーを閉じた状態で保持する保持機構を示す図で、前カバーが保持される過程を示す図である。
液体吐出装置の側面図で、(a)図は各カバーが閉じた状態の図、(b)図は各カバーが開いた状態の図、(c)図は(b)図から各カバーを回転させた状態の図である。
左右方向、かつ内側に開閉するカバーを有する液体吐出装置の正面図で、各カバーが閉じた状態の図である。
図14の液体吐出装置の平面図である。
図15から右カバーが開いた状態の図である。
図15から左カバーが開いた状態の図である。
一つのキャリッジに一つの液体吐出ヘッドユニットを設けた構成を示す図である。
一つのキャリッジに二つの液体吐出ヘッドユニットを設けた構成を示す図である。
図19と液体吐出ヘッドユニットの配置が異なる図である。
複数の液体吐出部と、左右に開閉するカバーとを有する液体吐出装置の平面図である。
左右方向、かつ外側に開閉するカバーを有する液体吐出装置の正面図で、各カバーが閉じた状態の図である。
図22の液体吐出装置の平面図である。
図23から各カバーが開いた状態の平面図である。
左右方向、かつ外側に開閉するカバーを有する液体吐出装置の平面図で、各カバーが閉じた状態の図である。
図25から前カバーが開いた状態の平面図である。
図25から後ろカバーが開いた状態の平面図である。
インターロック機構および切替部の変形例を示す図である。
インターロック機構および切替部の別の変形例を示す図である。
各カバーが回転動作により開く構成の液体吐出装置の側面図である。
図30の液体吐出装置におけるインターロックの作動状態から解除状態への切り替えを示す図である。
図30とインターロック機構および切替部の配置が異なる液体吐出装置の平面図である。
図32の液体吐出装置の各カバーが閉じた状態の平面図である。
電気回路によるインターロック機構を示す図で、インターロックが解除状態の図である。
図34のインターロック機構のインターロックが作動状態の図である。
回転により各カバーが開く構成の液体吐出装置において、電気回路によるインターロック機構を示す図で、インターロックが解除状態の図である。
図36インターロック機構のインターロックが作動状態の図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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