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公開番号2023136993
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-29
出願番号2022042955
出願日2022-03-17
発明の名称液体吐出装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20230922BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】大型の媒体に対応可能であり、かつ、液体インクの乾燥性を高める液体吐出装置を提供する。
【解決手段】媒体に対して液体を吐出する液体吐出ヘッドと、液体吐出ヘッドを備えるキャリッジと、キャリッジを媒体に対して主走査方向へと摺動可能に支持するガイドレールと、ガイドレールを副走査方向に移動可能に支持するレール保持部と、キャリッジに搭載され、液体が吐出される方向に送風する第一乾燥部と、ガイドレールに搭載され、液体が吐出される方向に送風する第二乾燥部と、を備える液体吐出装置
による。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
媒体に対して液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドを備えるキャリッジと、
前記キャリッジを前記媒体に対して主走査方向へと摺動可能に支持するガイドレールと、
前記ガイドレールを副走査方向に移動可能に保持するレール保持部と、
レール保持部を支持する支柱と、
前記キャリッジに搭載され、前記液体が吐出される方向に送風する第一乾燥部と、
前記ガイドレールに搭載され、前記液体が吐出される方向に送風する第二乾燥部と、
を備えることを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記第一乾燥部は、前記液体吐出ヘッドを挟んで、前記主走査方向の少なくとも一方に配置される、
請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記第一乾燥部は、前記液体吐出ヘッドを挟んで、前記主走査方向の両方に配置される、
請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記第二乾燥部は、前記ガイドレールの一方の端部に設置された熱源と、当該ガイドレールの内部に設置され前記主走査方向に配列された複数の送風口と、を有する、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記第二乾燥部は、前記ガイドレールとは別体の棒状部材に設けられていて、当該棒状部材の一方の端部に設置された熱源と、当該ガイドレールの内部に設置され前記主走査方向に配列された複数の送風口と、を有する、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記第一乾燥部は、前記液体吐出ヘッドが前記液体を吐出する画像形成領域の内側に前記キャリッジがあるときに前記媒体に向けて送風する、
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記第二乾燥部は、前記液体吐出ヘッドが前記液体を吐出する画像形成領域の全幅において前記媒体に向けて送風する、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記第一乾燥部の前記媒体に向けた送風口は、前記媒体に近くなるほど狭まる形状からなる、
請求項1乃至7のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
前記第二乾燥部の前記媒体に向けた送風口は、前記キャリッジによって遮蔽される、
請求項1乃至8のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
【請求項10】
前記第一乾燥部からの送風の温度は、前記第二乾燥部からの送風の温度よりも高い、
請求項1乃至9のいずれか一項に記載の液体吐出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
媒体に向けて液体を吐出し、付着させて画像を形成する液体吐出装置が知られている。車両の車体や建築物の壁面などを媒体として、これら大型の媒体に対して画像を形成する液体吐出装置も知られている。
【0003】
媒体に吐出された液体は乾燥によって媒体に固着することで画像の形成に供されることになる、液体吐出装置には、媒体に付着した液体インクを乾燥させる乾燥装置としてヒータを備えるものが知られている(特許文献1を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている装置は、車両などの大型媒体への画像を形成への適用が想定されていない。また、車両などの大型の画像領域に画像を形成するときに用いられる液体インクは、従来、揮発性の化学成分を混在させたものを用いることが多く、これらに含まれる化学成分の環境負荷が高いことから、近年では同様の用途に水性液体インクを用いる要求が高まっている。
【0005】
しかし、水性インクは従来の揮発成分を含有する液体インクに比べて、乾燥までの時間を要するので、車両の筐体のような大型媒体の場合、乾燥が終わるまでに時間を要する。さらに、大型媒体の画像形成面は、水平面とは限らず、建築物の壁面のように垂直面の場合もあるので、より素早い乾燥をしなければ、画像形成面に着弾した液体インクが垂れてしまい画像の質が低下することになる。
【0006】
仮に、特許文献1に開示されているような従来技術を用いて、大型の媒体に画像を形成する液体インクに水性インクを用いた場合、従来の乾燥装置よりも高温のものが要求され、消費エネルギーが膨大になり、環境負荷への影響が大きくなる。
【0007】
そこで、大型の媒体に対応可能であり、かつ、液体インクの乾燥性を高める液体吐出装置が望まれている。
【0008】
本発明は、大型の媒体に対応可能であり、かつ、液体インクの乾燥性を高める液体吐出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、液体吐出装置に関し、媒体に対して液体を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドを備えるキャリッジと、前記キャリッジを前記媒体に対して主走査方向へと摺動可能に支持するガイドレールと、前記ガイドレールを副走査方向に移動可能に支持するレール保持部と、前記キャリッジに搭載され、前記液体が吐出される方向に送風する第一乾燥部と、前記ガイドレールに搭載され、前記液体が吐出される方向に送風する第二乾燥部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、大型の媒体に対応可能であり、かつ、液体インクの乾燥性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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