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公開番号2024057223
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022163818
出願日2022-10-12
発明の名称ブレーキ制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60T 7/12 20060101AFI20240417BHJP(車両一般)
要約【課題】乗員が降車する際の停車を支援するブレーキ制御装置を提供する。
【解決手段】ブレーキ制御装置は、車速情報と、パッセンジャー席のシートベルトの脱着情報と、パッセンジャー席のドアの開閉情報と、車両の停車位置に関する情報とを取得する取得部と、車速がゼロであり、パッセンジャー席のシートベルトが解除され、パッセンジャー席のドアが開状態になり、且つ所定の停車位置条件を満たした場合に、電動ブレーキ装置を作動開始するブレーキ制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車速情報と、パッセンジャー席のシートベルトの脱着情報と、パッセンジャー席のドアの開閉情報と、車両の停車位置に関する情報とを取得する取得部と、
車速がゼロであり、パッセンジャー席のシートベルトが解除され、パッセンジャー席のドアが開状態になり、且つ車両の停車位置が所定の停車位置条件を満たした場合に、電動ブレーキ装置を作動開始するブレーキ制御部と、を備えることを特徴とするブレーキ制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両が停車した際に電動ブレーキ装置を自動的に作動させるブレーキ制御装置に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、車両制御装置が、車両の速度および操舵を自動で制御する走行制御部と、乗車中のユーザからの停車要求を受け付ける受付部と、停車要求に基づいて、ユーザを降車させることが可能な最寄りの乗降可能場所を探索する探索部とを備え、走行制御部は乗降可能場所に停車させることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－９８４０８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
運転者が車両で駅などの送迎場所に人を送る際に、送迎場所で停車させ、乗員の降車が完了するまで停車させたまま待機する。このとき、運転者がシフトレバーをドライブレンジに入れたまま、ブレーキペダルを踏んで停車状態を維持することがある。乗員が降りる際に時間がかかることがあり、運転者がブレーキペダルを踏み続けているつもりでも、停車時間が長くなると、運転者が意図せずに車両が動き出す可能性がある。
【０００５】
本発明の目的は、乗員が降車する際の停車を支援するブレーキ制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために、本発明のある態様のブレーキ制御装置は、車速情報と、パッセンジャー席のシートベルトの脱着情報と、パッセンジャー席のドアの開閉情報と、車両の停車位置に関する情報とを取得する取得部と、車速がゼロであり、パッセンジャー席のシートベルトが解除され、パッセンジャー席のドアが開状態になり、且つ所定の停車位置条件を満たした場合に、電動ブレーキ装置を作動開始するブレーキ制御部と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、視界不良に起因するエリアを精度良く推定する情報処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
車両で乗員を送る際の車両の動作について説明するための図である。
ブレーキ制御装置の機能構成を示す図である。
電動ブレーキ装置を自動で作動させる処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
図１は、車両１０で乗員を送る際の車両の動作について説明するための図である。車両１０は、駅などの送迎場所１２に人を送る際に、送迎場所１２で停車し、ドア１０ａを開けて乗員の降車が完了するまで待機する。このとき、運転者がシフトレバーをドライブレンジに入れたまま、ブレーキペダルを踏んで停車状態を維持することがある。
【００１０】
乗員が降りる際に時間がかかることがあり、運転者がブレーキペダルを踏み続けているつもりでも、停車時間が長くなると、運転者が意図せずに車両１０が動き出す可能性がある。そこで、ブレーキ制御装置は、乗員が降車していると判定する場合に、電動ブレーキ装置を自動で作動させる。これにより、降車時に運転者が意図せずにブレーキペダルの踏み込みを止めても、電動ブレーキ装置が作動しているため車両１０が動き出さないようにできる。なお、運転者がアクセルペダルを踏み込むと、電動ブレーキ装置がオフになり車両１０が走行開始する。
（【００１１】以降は省略されています）

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