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公開番号2024057206
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022163778
出願日2022-10-12
発明の名称車両用駆動装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60K 1/00 20060101AFI20240417BHJP(車両一般)
要約【課題】内部部品の姿勢を考慮せずに電力制御装置をケースに一体化させること。
【解決手段】回転電機を収容するケースと、ケースを車体に支持するマウントと、回転電機を制御する電力制御装置と、を備え、マウントは、車体に固定されるブラケットと、ケースに固定されるマウント部材と、ブラケットとマウント部材との間に設けられた弾性部材と、を有する車両用駆動装置であって、電力制御装置は、マウント部材に固定され、マウント部材は、電力制御装置が取り付けられる取付け面として、上部に水平面を有し、電力制御装置とケースとはマウント部材を介して一体化されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
回転電機を収容するケースと、
前記ケースを車体に支持するマウントと、
前記回転電機を制御する電力制御装置と、
を備え、
前記マウントは、前記車体に固定されるブラケットと、前記ケースに固定されるマウント部材と、前記ブラケットと前記マウント部材との間に設けられた弾性部材と、を有する車両用駆動装置であって、
前記電力制御装置は、前記マウント部材に固定され、
前記マウント部材は、前記電力制御装置が取り付けられる取付け面として、上部に水平面を有し、
前記電力制御装置と前記ケースとは前記マウント部材を介して一体化されている
ことを特徴とする車両用駆動装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記水平面は、車両の上下方向において、前記ケースの最上部よりも低い位置に設けられ、
前記電力制御装置は、少なくとも一部が前記ケースの上方に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用駆動装置。
【請求項3】
前記電力制御装置と前記マウント部材との間に介在された搭載用ブラケットを備え、
前記搭載用ブラケットは、上面が前記電力制御装置に接触し、かつ下面が前記水平面に接触する
ことを特徴とする請求項2に記載の車両用駆動装置。
【請求項4】
前記搭載用ブラケットの上面は、車両の上下方向において、前記ケースの最上部よりも低い位置に設けられている
ことを特徴とする請求項3に記載の車両用駆動装置。
【請求項5】
前記電力制御装置は、前記水平面に締結される部位であり、ボルトが挿通される貫通孔を有し、
前記水平面には、前記貫通孔に対応する位置に前記ボルトが螺合するボルト穴が設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の車両用駆動装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電動車両に搭載された駆動装置について、回転電機およびトランスアクスルを収容したケースの上部に電力制御装置を取り付けた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-092503号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、回転電機を収容したケースの外周壁部に電力制御装置が搭載されるものの、その外周壁部は傾斜している。そのため、内部部品の姿勢を考慮して電力制御装置をケースに一体化させる必要があった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、内部部品の姿勢を考慮せずに電力制御装置をケースに一体化させることができる車両用駆動装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、回転電機を収容するケースと、前記ケースを車体に支持するマウントと、前記回転電機を制御する電力制御装置と、を備え、前記マウントは、前記車体に固定されるブラケットと、前記ケースに固定されるマウント部材と、前記ブラケットと前記マウント部材との間に設けられた弾性部材と、を有する車両用駆動装置であって、前記電力制御装置は、前記マウント部材に固定され、前記マウント部材は、前記電力制御装置が取り付けられる取付け面として、上部に水平面を有し、前記電力制御装置と前記ケースとは前記マウント部材を介して一体化されていることを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、マウント部材の水平面に電力制御装置を搭載することができるため、内部部品の姿勢を考慮せずに電力制御装置をケースに一体化させることができる。
【0008】
また、前記水平面は、車両の上下方向において、前記ケースの最上部よりも低い位置に設けられ、前記電力制御装置は、少なくとも一部が前記ケースの上方に配置されてもよい。
【0009】
この構成によれば、電力制御装置を搭載した際の高さを抑制することができる。
【0010】
また、前記電力制御装置と前記マウント部材との間に介在された搭載用ブラケットを備え、前記搭載用ブラケットは、上面が前記電力制御装置に接触し、かつ下面が前記水平面に接触してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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