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公開番号2024055533
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162548
出願日2022-10-07
発明の名称動力供給用筐体構造
出願人株式会社エイワ
代理人個人,個人
主分類B60P 3/14 20060101AFI20240411BHJP(車両一般)
要約【課題】車両整備工場等の床面に設置可能であり、しかも、車両の荷台床面にも簡単に搭載できる動力供給用筐体を提供する。
【解決手段】直方体形状の筐体10の内部に、発電機とエアーコンプレッサ等を収納し、筐体10と共に、荷台床面Pvと、車両整備工場の床面とに、選択して設置自在とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
天井壁面(1)と底壁面(2)と前壁面(3)と後壁面(4)と左側壁面(5)と右側壁面(6)とを備えた直方体形状の筐体(10)の内部に、
発電機(7)とエアーコンプレッサ(8)とエアータンク(9)とエアードライヤ(11)とを収納し、
固定載置面(Pf)と、移動自在な車両の荷台床面(Pv)に対して、選択して設置自在であることを、
特徴とする動力供給用筐体構造。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
上記筐体(10)の左側壁面(5)には、上下に開閉されるシャッター(15)が設けられ、筐体(10)の他方の右側壁面(6)には片開き扉(16)が設けられている請求項1記載の動力供給用筐体構造。
【請求項3】
上記前壁面(3)と後壁面(4)には、両開き扉(18)(19)が設けられている請求項1又は2記載の動力供給用筐体構造。
【請求項4】
上記筐体(10)の内部を、上段(U)と下段(D)とに区画する支持枠体(12)を付設し、
上記発電機(7)と上記エアーコンプレッサ(8)は、上記支持枠体(12)の下段(D)に収納すると共に、
上記エアータンク(9)とエアードライヤ(11)は、上記支持枠体(12)の上段(U)に収納した
請求項1記載の動力供給用筐体構造。
【請求項5】
車両の荷台床面(Pv)に設置した状態下で、上記前壁面(3)が車両前方(F)を向くと共に、
上記左側壁面(5)には上下に開閉自在なシャッター(15)が設けられ、車両左側方を向いている請求項1記載の動力供給用筐体構造。
【請求項6】
上記筐体(10)の内部に収納された上記発電機(7)とエアーコンプレッサ(8)とエアータンク(9)とエアードライヤ(11)を制御する制御ボックス(26)は、上記シャッター(15)が上下誘導案内されるシャッター開閉口(14)の左右側端縁(14L)(14R)の一方の近傍に、配設されている
請求項2又は5記載の動力供給用筐体構造。
【請求項7】
上記固定載置面(Pf)とは、車両整備工場,タイヤ販売店,タイヤ修理店,車両販売店,又はイベント会場における作業用床面(20)である請求項1記載の動力供給用筐体構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、動力供給用筐体構造に関する。特に、車両のタイヤの修理や交換等の作業を行うためのタイヤ交換装置等へ、電気や圧縮エアー等の動力を供給するための筐体構造に、関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
本発明者は、かつて、特許文献1に記載されたように、車両の荷台にタイヤの修理・交換に必要なタイヤ交換装置、及び、発電機、コンプレッサー等の動力供給用ユニットを積載した作業車両を提案している。
即ち、その作業車両は、パレットの上に、発電機とコンプレッサーとエアタンクが固着された動力供給用ユニットと、パレットの上に、タイヤ交換装置とホイルバランサーが固着されたタイヤ交換作業用ユニットとを、汎用車両の平坦面状荷台面に、搭載した構造であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3208113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の作業車両は、汎用車両の上に搭載して、広域を走り、車両のタイヤ交換等の作業を迅速に行うことができ、好評を得ている。
しかし、その後、本発明者は、次のような問題が残されていることに、気付いた。
即ち、車両から降ろした動力供給用ユニットを、車両整備工場やタイヤ修理交換店等の作業用(固定)床面に設置して、地上でも使用しようとすると、 (i) 騒音が大き過ぎ作業環境を悪化させる点、 (ii) 屋外では風雨が当り、機械の寿命が短い点、(iii) 発電機,エアーコンプレッサー等の機械が丸見えとして露出し、来客者に不快感を与えると共に体を怪我させる危険性もある点。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで、本発明は、天井壁面と底壁面と前壁面と後壁面と左側壁面と右側壁面とを備えた直方体形状の筐体の内部に;発電機とエアーコンプレッサとエアータンクとエアードライヤとを収納し;固定載置面と、移動自在な車両の荷台床面に対して、選択して設置自在である。
【0006】
また、上記筐体の左側壁面には、上下に開閉されるシャッターが設けられ、筐体の他方の右側壁面には片開き扉が設けられている。
また、上記前壁面と後壁面には、両開き扉が設けられている。
【0007】
また、上記筐体の内部を、上段と下段とに区画する支持枠体を付設し;上記発電機と上記エアーコンプレッサは、上記支持枠体の下段に収納すると共に;上記エアータンクとエアードライヤは、上記支持枠体の上段に収納した。
また、車両の荷台床面に設置した状態下で、上記前壁面が車両前方を向くと共に;上記左側壁面には上下に開閉自在なシャッターが設けられ、車両左側方を向いている。
【0008】
また、上記筐体の内部に収納された上記発電機とエアーコンプレッサとエアータンクとエアードライヤを制御する制御ボックスは、上記シャッターが上下誘導案内されるシャッター開閉口の左右側端縁の一方の近傍に、配設されている。
また、上記固定載置面とは、車両整備工場,タイヤ販売店,タイヤ修理店,車両販売店,又はイベント会場における作業用床面である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、固定載置面に設置すれば、車両整備工場やタイヤ修理交換店等で使用できる。そして、車両故障等が発生した場合には、簡単かつ迅速に、筐体を車両荷台床面に搭載して車両故障現場まで移動させることができる。そして、タイヤ交換装置等へ、電気や圧縮エアー等(の動力)を供給できる。
さらに、上記車両整備工場やタイヤ修理交換店等で使用する際に、(筐体にて包囲されて)騒音が低く、作業環境も良好に保ち得る。また、風雨が激しくても筐体で保護されて、内部の機械の寿命も長い。また、発電機,エアーコンプレッサ,エアードライヤ等は筐体で包囲されているので、来客者等に不快感を与えることが少なく、怪我をさせる危険がなくなり、安全性が高く、安心感をも与える。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の一形態を示し、移動自在な車両荷台床面に設置した状態を示す一部断面側面図である。
左側面図であって、(A)はシャッターを閉じた状態の左側面図、(B)はシャッターを開いた状態の左側面図である。
正面図である。
右側面図である。
背面図である。
断面平面図である。
本発明に係る動力供給用筐体構造が設置される固定載置面の一例として、車両整備工場の作業用床面を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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