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公開番号2024055526
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162540
出願日2022-10-07
発明の名称自動二輪車用タイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60C 11/03 20060101AFI20240411BHJP(車両一般)
要約【課題】 排水性能及び耐偏摩耗性能を向上する。
【解決手段】 少なくとも1本の主溝3を含む自動二輪車用タイヤ1である。主溝3は、第1トレッド端T1側のショルダー領域Shに位置する第1端7eからタイヤ回転方向Rと逆方向に向かって第2トレッド端T2側に延びる第1傾斜部7と、第1傾斜部7に繋がり、かつ、タイヤ回転方向Rと逆方向に向かって第1トレッド端T1側へ延びる第2傾斜部8とを含む。第1傾斜部7のタイヤ周方向の中間位置7cでの溝幅W1cは、第2傾斜部8の最大の溝幅W2mよりも小さい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
トレッド部を有する自動二輪車用タイヤであって、
前記トレッド部は、タイヤ回転方向が指定されており、
前記トレッド部は、第1トレッド端と、第2トレッド端と、少なくとも1本の主溝とを含み、
前記主溝は、前記第1トレッド端側のショルダー領域に位置する第1端から前記タイヤ回転方向と逆方向に向かって前記第2トレッド端側に延びる第1傾斜部と、前記第1傾斜部に繋がり、かつ、前記タイヤ回転方向と逆方向に向かって前記第1トレッド端側へ延びる第2傾斜部とを含み、
前記第1傾斜部のタイヤ周方向の中間位置での溝幅は、前記第2傾斜部の最大の溝幅よりも小さい、
自動二輪車用タイヤ。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記第1傾斜部は、長手方向に沿って同じ溝幅で延びる第1部分を含む、請求項1に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項3】
前記第1傾斜部は、前記第1端に向かって溝幅が小さくなる第2部分を含む、請求項1に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項4】
前記トレッド部は、直進走行時に接地するクラウン領域を含み、
前記主溝は、最も前記第2トレッド端側に位置する突出端を含み、
前記突出端は、前記クラウン領域内に位置する、請求項1に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項5】
前記第1傾斜部又は前記第2傾斜部は、前記クラウン領域よりも前記第1トレッド端側に延びている、請求項4に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項6】
前記第1端と前記突出端とを繋ぐ第1仮想直線は、タイヤ周方向に対して5~30度の角度で傾斜する、請求項4又は5に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項7】
前記第2傾斜部は、前記トレッド部で途切れる第2端を含み、
前記第2端と前記突出端とを繋ぐ第2仮想直線は、タイヤ周方向に対して25~65度の角度で傾斜する、請求項4又は5に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項8】
前記第1端と前記突出端とを繋ぐ第1仮想直線と、前記第2仮想直線との間の角度は、90~145度である、請求項7に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項9】
前記第1傾斜部の最大の溝深さは、前記第2傾斜部の最大の溝深さよりも小さい、請求項1に記載の自動二輪車用タイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動二輪車用タイヤに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、タイヤトレッドに、傾斜方向の異なる第1の溝及び第2の溝を有する主溝と、副溝とを備えた自動二輪車用タイヤが記載されている。前記主溝及び前記副溝は、回転方向の逆回転方向に向かいタイヤ赤道側からタイヤ幅方向外側に傾斜して延びる溝を2つ以上、及び、前記逆回転方向に向かいタイヤ幅方向外側からタイヤ赤道側に傾斜して延びる溝を1つ以上含んでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-68641号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、自動二輪車用タイヤにおいて、排水性能及び耐偏摩耗性能を向上することが求められていた。
【0005】
本発明は、以上のような問題に鑑み案出されたもので、排水性能及び耐偏摩耗性能を向上することができる自動二輪車用タイヤを提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、トレッド部を有する自動二輪車用タイヤであって、前記トレッド部は、タイヤ回転方向が指定されており、前記トレッド部は、第1トレッド端と、第2トレッド端と、少なくとも1本の主溝とを含み、前記主溝は、前記第1トレッド端側のショルダー領域に位置する第1端から前記タイヤ回転方向と逆方向に向かって前記第2トレッド端側に延びる第1傾斜部と、前記第1傾斜部に繋がり、かつ、前記タイヤ回転方向と逆方向に向かって前記第1トレッド端側へ延びる第2傾斜部とを含み、前記第1傾斜部のタイヤ周方向の中間位置での溝幅は、前記第2傾斜部の最大の溝幅よりも小さい、自動二輪車用タイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の自動二輪車用タイヤは、上記の構成を採用することで、排水性能及び耐偏摩耗性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の自動二輪車用タイヤの一実施例を示すトレッド部の展開図である。
トレッド部の展開図である。
トレッド部の展開図である。
(A)は、図1のA-A線断面図、(B)は、図1のB-B線断面図である。
他の実施形態のトレッド部の展開図である。
さらに他の実施形態のトレッド部の展開図である。
さらに他の実施形態のトレッド部の展開図である。
さらに他の実施形態のトレッド部の展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の自動二輪車用タイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1のトレッド部2の展開図である。本発明のタイヤ1は、例えば、アスファルト路面などのオンロード走行に好適に用いられる。
【0010】
図1に示されるように、トレッド部2は、タイヤ回転方向Rが指定されている。図の矢印側が、タイヤ回転方向の先着側である。トレッド部2は、第1トレッド端T1と、第2トレッド端T2と、少なくとも1本の主溝3とを含んでいる。第1トレッド端T1と第2トレッド端T2との間のタイヤ軸方向の中心がタイヤ赤道Cである。
(【0011】以降は省略されています)

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