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公開番号2024055201
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161928
出願日2022-10-06
発明の名称プリンタ
出願人ローランドディー.ジー.株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B41J 3/407 20060101AFI20240411BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】少なくとも一部の外周形状が円柱状の被印刷物の主走査方向の移動を抑制する。
【解決手段】プリンタ10は、少なくとも一部の外周形状が円柱状の第2被印刷物5Bにインクを吐出するインクヘッド34と、第2被印刷物5Bを支持する支持部材70と、を備え、支持部材70は、収容ケース71と、主走査方向Yに延びる第1シャフト72と、第1シャフト72に設けられた第1支持ローラ74と、主走査方向Yに延びる第2シャフト76と、第2シャフト76に設けられた第2支持ローラ78と、第1シャフト72を回転させる駆動機構80と、収容ケース71の前面71Bに設けられ、主走査方向Yに延びる溝71Mと、溝71Mに沿って主走査方向Yに移動可能に設けられ、第2被印刷物5Bの主走査方向Yの両端部に当接して第2被印刷物5Bの主走査方向Yの移動を抑制する一対のストッパー90と、を備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも一部の外周形状が円柱状の被印刷物にインクを吐出し、かつ、主走査方向に移動可能なインクヘッドと、
前記被印刷物を支持する支持部材と、を備え、
前記支持部材は、
収容ケースと、
前記収容ケースに回転可能に設けられ、前記主走査方向に延びる第1シャフトと、
前記第1シャフトに設けられ、前記被印刷物を回転可能に支持する複数の第1支持ローラと、
前記収容ケースに設けられ、前記主走査方向に延び、前記主走査方向と直交する副走査方向に関して前記第1シャフトから所定の距離だけ離れて配置された第2シャフトと、
前記第2シャフトに設けられ、前記被印刷物を回転可能に支持する複数の第2支持ローラと、
前記第1シャフトを回転させる駆動機構と、
前記収容ケースの前面であって前記第1シャフトおよび前記第2シャフトよりも前方に位置する前面に設けられ、前記主走査方向に延びるガイド部と、
前記ガイド部に沿って前記主走査方向に移動可能に設けられ、前記被印刷物の前記主走査方向の両端部に当接して前記被印刷物の前記主走査方向の移動を抑制する一対のストッパーと、を備えている、プリンタ。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記ガイド部は、前記収容ケースの前記前面に形成された溝であり、
前記ストッパーは、前記溝に挿入される突起を有する、請求項1に記載のプリンタ。
【請求項3】
前記ストッパーは、前記溝に挿入された締結部材が挿入される挿入孔を有し、かつ、前記挿入孔に前記締結部材が挿入されることによって前記収容ケースの前記前面に固定されるように構成されている、請求項2に記載のプリンタ。
【請求項4】
前記突起と前記挿入孔とは前記主走査方向に並ぶ、請求項3に記載のプリンタ。
【請求項5】
前記ストッパーは、
前記第1シャフトおよび前記第2シャフトよりも下方に位置する本体部と、
前記本体部から上方に延び、前記被印刷物に当接する当接部と、を備えている、請求項1または2に記載のプリンタ。
【請求項6】
前記当接部は、前記本体部に対して回転可能に設けられている、請求項5に記載のプリンタ。
【請求項7】
前記当接部は、上下方向に延びる軸を中心に回転可能に構成されている、請求項6に記載のプリンタ。
【請求項8】
前記当接部の上端は、前記第1支持ローラおよび前記第2支持ローラに支持された前記被印刷物の上下方向の中心より下方に位置する、請求項7に記載のプリンタ。
【請求項9】
前記当接部は、樹脂材料から形成されている、請求項5に記載のプリンタ。
【請求項10】
前記ストッパーは、前記本体部から上方かつ前記主走査方向に延び、かつ、前記当接部よりも前方に位置し、かつ、前記主走査方向に移動するときに作業者によって把持される把持部を有し、
前記把持部の上端は、前記第1シャフトよりも上方に位置する、請求項5に記載のプリンタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタに関する。詳しくは、少なくとも一部の外周形状が円柱状の被印刷物を回転させて印刷するプリンタに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、インクジェットヘッドと、被印刷体(即ち被印刷物)を回転可能に保持する被印刷体保持部と、被印刷体保持部を移動させる保持部駆動部とを備えたインクジェットプリンタが開示されている。被印刷体保持部には、被印刷体として円筒状部分を有する立体物が回転可能に支持されており、保持部駆動部によって被印刷体保持部を移動させて、被印刷体に画像等が印刷される。上記インクジェットプリンタの被印刷体保持部は、被印刷体を保持する3つのシャフトを備え、各シャフトにはスリップ防止用のゴムリングが複数個取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6005471号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載のインクジェットプリンタにおいて、円筒状の被印刷物がゴムリングに支持された状態でシャフトが回転すると、被印刷物が軸方向(インクジェットヘッドが移動する方向、即ち主走査方向。)に移動してしまう虞がある。被印刷物が軸方向に移動してしまうと、被印刷物の適切な位置にインクジェットヘッドからインクを吐出することができなくなり、画像の品質が低下してしまう虞がある。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、少なくとも一部の外周形状が円柱状の被印刷物の主走査方向の移動を抑制することができるプリンタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るプリンタは、少なくとも一部の外周形状が円柱状の被印刷物にインクを吐出し、かつ、主走査方向に移動可能なインクヘッドと、前記被印刷物を支持する支持部材と、を備えている。前記支持部材は、収容ケースと、前記収容ケースに回転可能に設けられ、前記主走査方向に延びる第1シャフトと、前記第1シャフトに設けられ、前記被印刷物を回転可能に支持する複数の第1支持ローラと、前記収容ケースに設けられ、前記主走査方向に延び、前記主走査方向と直交する副走査方向に関して前記第1シャフトから所定の距離だけ離れて配置された第2シャフトと、前記第2シャフトに設けられ、前記被印刷物を回転可能に支持する複数の第2支持ローラと、前記第1シャフトを回転させる駆動機構と、前記収容ケースの前面であって前記第1シャフトおよび前記第2シャフトよりも前方に位置する前面に設けられ、前記主走査方向に延びるガイド部と、前記ガイド部に沿って前記主走査方向に移動可能に設けられ、前記被印刷物の前記主走査方向の両端部に当接して前記被印刷物の前記主走査方向の移動を抑制する一対のストッパーと、を備えている。
【0007】
本発明のプリンタによると、一対のストッパーは、被印刷物の主走査方向の両端部に当接して被印刷物の主走査方向の移動を抑制する。これにより、第1支持ローラおよび第2支持ローラに回転可能に支持された被印刷物が第1シャフトの回転によって回転するときに、被印刷物が主走査方向に移動することが抑制される。また、ストッパーは、ガイド部に沿って主走査方向に移動可能に設けられているため、被印刷物の長さ(ここでは主走査方向の長さ)に応じて、ストッパーの位置を変更することができる。これにより、主走査方向の長さが異なる複数種類の被印刷物を支持することができると共に、主走査方向に被印刷物が移動することを抑制することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、少なくとも一部の外周形状が円柱状の被印刷物の主走査方向の移動を抑制することができるプリンタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態に係るプリンタを示す斜視図である。
図2は、一実施形態に係るプリンタの内部構成を示す斜視図である。
図3は、一実施形態に係るプリンタの内部構成を示す平面図である。
図4は、一実施形態に係るテーブル上に支持部材が配置された状態を示す斜視図である。
図5は、一実施形態に係るテーブル上に支持部材が配置された状態を示す平面図である。
図6は、一実施形態に係る支持部材の正面図である。
図7は、一実施形態に係る支持部材の一部を示す側面図である。
図8は、一実施形態に係るストッパーを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本発明に係るプリンタの実施形態について説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)

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