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公開番号2024054608
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022160936
出願日2022-10-05
発明の名称データ送受信装置およびデータ送受信システム
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人
主分類B41J 29/38 20060101AFI20240410BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】2以上のLANポートを備えた印刷装置のようなデータ送受信装置において、スタティックルートの設定を簡易に行うことができるデータ送受信装置を提供する。
【解決手段】少なくとも2以上のLANポートと、LANポートに接続されたコンピュータとの間の所定のデータの送受信を制御する制御部12とを備え、制御部12が、デフォルトゲートウェイが無効であるLANポートに対してそのデフォルトゲートウェイを経由して接続されるネットワーク上のコンピュータ60から、そのコンピュータ60の宛先情報が付与された所定のジョブデータを受信し、そのジョブデータに付与された宛先情報に基づいて、ジョブデータを送信したコンピュータについてスタティックルートの設定を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも2以上のLANポートと、
前記LANポートに接続されたコンピュータとの間の所定のデータの送受信を制御する制御部とを備え、
前記制御部が、デフォルトゲートウェイが無効であるLANポートに対して、前記デフォルトゲートウェイを経由して接続されるネットワーク上のコンピュータから、該コンピュータの宛先情報が付与された所定のジョブデータを受信し、該ジョブデータに付与された前記宛先情報に基づいて、前記ジョブデータを送信したコンピュータについてスタティックルートの設定を行うデータ送受信装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
ユーザ情報が予め記憶されたユーザ情報記憶部を備え、
前記制御部が、前記コンピュータの宛先情報とともに、該コンピュータのユーザ情報が付与された所定のジョブデータを受信した場合には、前記ジョブデータに付与されたユーザ情報と前記ユーザ情報記憶部に記憶されたユーザ情報を照合し、2つのユーザ情報が合致した場合に、前記ジョブデータを送信したコンピュータについてスタティックルートの設定を行う請求項1記載のデータ送受信装置。
【請求項3】
前記ユーザ情報記憶部に予め記憶されたユーザ情報毎について、前記スタティックルートの設定を許可するか否かの情報が予め設定されており、
前記制御部が、前記ジョブデータに付与されたユーザ情報と前記ユーザ情報記憶部に記憶されたユーザ情報が合致し、かつ該合致したユーザ情報が、前記スタティックルートの設定を許可されたユーザ情報である場合に、前記ジョブデータを送信したコンピュータについてスタティックルートの設定を行う請求項2記載のデータ送受信装置。
【請求項4】
請求項1から3いずれか1項記載のデータ送受信装置と、
前記LANポートに接続されるネットワーク上のコンピュータとを備えたデータ送受信システム。
【請求項5】
前記ジョブデータが、印刷ジョブデータであるとともに、前記データ送受信装置が、前記印刷ジョブデータに基づいて印刷処理を行う印刷部を有する印刷装置であって、
前記コンピュータが、前記印刷装置を駆動するプリンタドライバを有し、
前記プリンタドライバが、前記印刷ジョブデータに対して前記コンピュータの宛先情報を付与する情報付与部を有する請求項4記載のデータ送受信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、LANポートを介してコンピュータとの間で所定のデータの送受信を行うデータ送受信装置およびデータ送受信システムに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ネットワークに接続され、ネットワーク上の複数のコンピュータから出力された印刷ジョブデータを受信して印刷処理を行う印刷装置(いわゆるネットワークプリンタ)が提案されている(たとえば特許文献1および特許文献2参照)。
【0003】
このような印刷装置として、たとえばネットワークが接続されるLANポートを2以上備えた印刷装置が提案されている。このような印刷装置では、それぞれのLANポートに接続されたネットワーク上のコンピュータから印刷ジョブデータを受信し、印刷処理を行うことが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-101344号公報
特許第6429474号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、たとえば印刷装置に2以上のLANポートを設けた場合、どちらか一方のLANポートのデフォルトゲートウェイしか有効にすることができない。
【0006】
したがって、図5に示す印刷装置100は、2つの第1のLANポート160aおよび第2のLANポート160bのうち、第1のLANポート160aのデフォルトゲートウェイを有効にした場合には、第1のLANポート160aに接続される第1のルータ220(デフォルトゲートウェイ)の先の第2のネットワーク300を構成するコンピュータ600にアクセスすることはできるが、第2のLANポート160bに接続される第2のルータ420(デフォルトゲートウェイ)の先の第4のネットワーク500を構成するコンピュータ600にアクセスすることはできない。
【0007】
したがって、たとえば印刷装置100の読取部140によって原稿を読み取った原稿データを、第4のネットワーク500を構成するコンピュータ600を指定して送信することができない。なお、印刷装置100は、第1のLANポート160aに接続される第1のネットワーク200上のコンピュータ600および第2のLANポート160bに接続される第3のネットワーク400上のコンピュータ600には原稿データを送信可能である。
【0008】
そして、第2のルータ420を超えて第4のネットワーク500を構成するコンピュータ600にアクセスして原稿データを送信するためには、第4のネットワーク500を構成するコンピュータ600について印刷装置100にスタティックルートを設定する必要がある。すなわち、印刷装置100に第4のネットワーク500を構成するコンピュータ600のIPアドレスを設定する必要がある。
【0009】
しかしながら、個々のコンピュータ600のIPアドレスを手動で印刷装置10に設定するようにしたのでは、ネットワークの構成が膨大で複雑な場合、管理者による登録は困難である。
【0010】
本発明は、上記事情に鑑み、2以上のLANポートを備えた印刷装置のようなデータ送受信装置において、スタティックルートの設定を簡易に行うことができるデータ送受信装置およびデータ送受信システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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