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公開番号2024049787
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156239
出願日2022-09-29
発明の名称制御装置、および、制御方法
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60W 40/08 20120101AFI20240403BHJP(車両一般)
要約【課題】コストを抑制しつつ、車両の走行に関する安全性を向上させる制御装置、および、制御方法を提供すること。
【解決手段】実施形態に係る制御装置は、制御部を備える。制御部は、操作入力部に対する操作量に基づいて車両の走行駆動部を制御する。制御部は、操作量に基づいて走行駆動部を制御した際に検出した車両の加速度が、不乗車判定を行うための加速度よりも大きい場合に、乗員不乗車時制御を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
操作入力部に対する操作量に基づいて車両の走行駆動部を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
前記操作量に基づいて前記走行駆動部を制御した際に検出した前記車両の加速度が、不乗車判定を行うための加速度よりも大きい場合に、乗員不乗車時制御を行う、制御装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記乗員不乗車時制御は、前記車両を停止させる制御である、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、
乗員が前記車両に乗車している状態における、前記操作量と、前記車両の加速度とに基づいて前記不乗車判定を行うための加速度を学習し、
検出した前記車両の加速度が、学習した前記不乗車判定を行うための加速度よりも大きい場合、前記乗員不乗車時制御を行う、請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記車両が走行する路面の傾斜角度を検出し、
乗員が前記車両に乗車した状態における、前記操作量と、前記傾斜角度と、前記車両の加速度とに基づいて前記不乗車判定を行うための加速度を学習する、請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記車両が走行しており、かつ、乗員が携帯する携帯機との距離が不乗車判定距離よりも大きい場合に、前記乗員不乗車時制御を行う、請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記操作入力部は、ジョイスティックである、請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記車両は、車外と車内とを隔離する隔壁を有さない車両である、請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
操作入力部に対する操作量に基づいて車両の走行駆動部を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
前記操作量に基づいて前記走行駆動部を制御した際の前記車両の加速度を検出し、
乗車判定処理によって乗員が前記車両に乗車していると判定した場合に、前記操作量と、前記車両の加速度とに基づいて判定加速度の学習を行い、
前記乗車判定処理は、検出した前記車両の加速度と、現在の前記判定加速度とに基づいて乗員の乗車の有無を判定する、制御装置。
【請求項9】
操作入力部に対する操作量に基づいて車両の走行駆動部を制御する制御方法であって、
前記操作量に基づいて前記走行駆動部を制御した際に前記車両の加速度を検出し、
検出した前記車両の加速度が、不乗車判定を行うための加速度よりも大きい場合に、乗員不乗車時制御を行う、制御方法。
【請求項10】
操作入力部に対する操作量に基づいて車両の走行駆動部を制御する制御方法であって、
前記操作量に基づいて前記走行駆動部を制御した際の前記車両の加速度を検出し、
乗車判定処理によって乗員が前記車両に乗車していると判定した場合に、前記操作量と、前記車両の加速度とに基づいて判定加速度を学習し、
前記乗車判定処理は、検出した前記車両の加速度と、現在の前記判定加速度とに基づいて乗員の乗車の有無を判定する、制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、および、制御方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両の運転席に着座センサを設け、着座センサによって運転者の着座が検出された場合に、運転操作を受け付ける技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-257123号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、着座の有無の検出のために着座センサを設ける場合、センサが追加されることで車両のコストが高くなる。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コストを抑制しつつ、車両の走行に関する安全性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係る制御装置は、制御部を備える。制御部は、操作入力部に対する操作量に基づいて車両の走行駆動部を制御する。制御部は、操作量に基づいて走行駆動部を制御した際に検出した車両の加速度が、不乗車判定を行うための加速度よりも大きい場合に、乗員不乗車時制御を行う。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、コストを抑制しつつ、車両の走行に関する安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る制御方法を説明する図である。
図2は、実施形態に係る制御装置の構成を示すブロック図である。
図3は、不乗車判定を行うための加速度を設定するためのデータを説明する図である。
図4は、実施形態に係る不乗車判定を行うための加速度の設定処理を説明するフローチャートである。
図5は、実施形態に係る不乗車検出処理を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る制御装置、および、制御方法について詳細に説明する。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
実施形態に係る制御方法について、図1を参照し説明する。図1は、実施形態に係る制御方法を説明する図である。実施形態に係る制御方法は、車両Cに搭載された制御装置10によって実行される。
(【0011】以降は省略されています)

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