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公開番号2024049013
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022155225
出願日2022-09-28
発明の名称液体吐出装置、液体吐出装置の廃液経路の洗浄方法
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/165 20060101AFI20240402BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】廃液経路の出口部における廃液の固着を抑制することを課題とする。
【解決手段】液体を吐出するノズルを有する液体吐出ヘッド20と、ノズルの開口端を覆うヘッド吸引キャップ34と、ヘッド吸引キャップ34に連通する廃液経路35aを形成する廃液経路形成部材35と、ノズルの開口端が形成された液体吐出ヘッド20のノズル面20aを払拭するゴムワイパ31と、洗浄液B1によりゴムワイパ31を洗浄する洗浄装置32と、を備えた液体吐出装置1であって、ゴムワイパ31を洗浄した洗浄液B1を、廃液経路形成部材35の出口部35Aに流すことを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吐出するノズルを有する液体吐出ヘッドと、
前記ノズルの開口端を覆うキャップ部材と、
前記キャップ部材に連通する廃液経路を形成する廃液経路形成部材と、
前記ノズルの開口端が形成された前記液体吐出ヘッドのノズル面を払拭する払拭部材と、
洗浄液により前記払拭部材を洗浄する洗浄装置と、を備えた液体吐出装置であって、
前記払拭部材を洗浄した洗浄液を、前記廃液経路形成部材の出口部に流すことを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記払拭部材を洗浄した洗浄液が流れる洗浄液経路を形成する洗浄液経路形成部材を有する請求項1記載の液体吐出装置であって、
前記洗浄液経路の出口が前記廃液経路形成部材の前記出口部の直上に配置される液体吐出装置。
【請求項3】
前記払拭部材を洗浄した洗浄液が流れる洗浄液経路を形成する洗浄液経路形成部材を有する請求項1記載の液体吐出装置であって、
前記洗浄液経路の出口が前記廃液経路に隣接して配置される液体吐出装置。
【請求項4】
前記洗浄液経路の出口が前記廃液経路の出口よりも上方に配置される請求項3記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記洗浄液経路の出口が傾斜し、その前記廃液経路側がその他の部分よりも下方に設けられる請求項4記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記廃液経路の出口が傾斜し、その前記洗浄液経路側がその他の部分よりも上方に設けられる請求項4記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記洗浄液経路の径が前記廃液経路の径よりも小さく設けられる請求項4記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記洗浄液経路形成部材および前記廃液経路形成部材は、互いに対向する連通孔をそれぞれ有する請求項4記載の液体吐出装置。
【請求項9】
液体を吐出するノズルを有する液体吐出ヘッドと、
前記ノズルの開口端を覆うキャップ部材と、
前記キャップ部材に連通する廃液経路を形成する廃液経路形成部材と、
前記液体吐出ヘッドの前記ノズルの開口端が形成されたノズル面を払拭する払拭部材と、
洗浄液により前記払拭部材を洗浄する洗浄装置と、
前記払拭部材を洗浄した洗浄液が流れる洗浄液経路を形成する洗浄液経路形成部材と、を備えた液体吐出装置であって、
前記洗浄液経路の出口および前記廃液経路の出口が配され、前記洗浄液経路および前記廃液経路が合流する合流部を有し、
前記合流部が密閉されることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項10】
液体を吐出するノズルを有する液体吐出ヘッドと、
前記ノズルの開口端を覆うキャップ部材と、
前記キャップ部材に連通する廃液経路を形成する廃液経路形成部材と、
前記ノズルの開口端が形成された前記液体吐出ヘッドのノズル面を払拭する払拭部材と、
洗浄液により前記払拭部材を洗浄する洗浄装置と、を備えた液体吐出装置の廃液経路の洗浄方法であって、
前記払拭部材を洗浄した洗浄液を、前記廃液経路形成部材の出口部に流すことを特徴とする液体吐出装置の廃液経路の洗浄方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置、液体吐出装置の廃液経路の洗浄方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
液体吐出ヘッドのノズルから液体を吐出する液体吐出装置では、ノズルをキャップ部材によりキャップして吸引し、ノズルおよびその周辺に残留した廃液を排出させるクリーニングが行われる。
【0003】
キャップ部材を介して吸引された廃液は、キャップ部材に連通する廃液経路を介して排出される。しかし、クリーニングにより排出される廃液は増粘および乾燥しやすいため、廃液経路で固着して廃液の排出を阻害するという問題があった。
【0004】
特許文献1(特開2022-59030号公報)の液体吐出装置は、液体吐出装置の筐体内を除湿あるいは加湿する湿度調整部を有する。湿度調整部は筐体内から回収した水分を廃液経路に流すことで、廃液経路内を洗浄できる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
廃液経路の出口部における廃液の固着を抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明は、液体を吐出するノズルを有する液体吐出ヘッドと、前記ノズルの開口端を覆うキャップ部材と、前記キャップ部材に連通する廃液経路を形成する廃液経路形成部材と、前記液体吐出ヘッドの前記ノズルの開口端が形成されたノズル面を払拭する払拭部材と、洗浄液により前記払拭部材を洗浄する洗浄装置と、を備えた液体吐出装置であって、前記払拭部材を洗浄した洗浄液を、前記廃液経路形成部材の出口部に流すことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、廃液経路の出口部における廃液の固着を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る液体吐出装置の各カバーが閉じた状態の斜視図である。
図1の液体吐出装置の平面図である。
液体吐出装置の各カバーが開いた状態の斜視図である。
図3の液体吐出装置の平面図である。
メンテナンスユニットの構成を示す概略図である。
廃液が廃液経路形成部材の出口部に固着および堆積する様子を示す図である。
メンテナンスユニットの変形例を示す概略図である。
洗浄液経路の出口の変形例を示す斜視図である。
洗浄液経路および廃液経路の出口の変形例を示す斜視図である。
洗浄液経路の出口の変形例を示す斜視図である。
洗浄液経路および廃液経路の出口の変形例を示す斜視図である。
洗浄液経路および廃液経路の出口の変形例を示す斜視図である。
メンテナンスユニットの変形例を示す概略図である。
洗浄液経路と廃液経路の合流部を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
図1に各カバーが閉じた状態の液体吐出装置1の斜視図、図2に平面図を示す。また図3にカバーが開いた状態の液体吐出装置1の斜視図、図4に平面図を示す。図1の方向Xを液体吐出装置の前後方向あるいは副走査方向あるいは記録媒体搬送方向、方向Yを液体吐出装置の幅方向あるいは主走査方向、方向Zを上下方向とする。方向Xおよび方向Yはステージ上に配置された記録媒体の液体吐出面に平行な方向であるが、多少の誤差があってもよい。方向X,Y,Zは互いに直交する方向である。
(【0011】以降は省略されています)

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