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公開番号2024046912
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152280
出願日2022-09-26
発明の名称スライドドア用のワイヤハーネス
出願人トヨタ自動車株式会社,住友電装株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類B60R 16/02 20060101AFI20240329BHJP(車両一般)
要約【課題】スライドドアの開閉動作の円滑化を図りながらコスト上昇の抑制を図るスライドドア用のワイヤハーネスの提供。
【解決手段】自動車の車体とスライドドアとの間に配策されるワイヤハーネス1であって、長手方向の途中がクランク状に屈曲された形状のワイヤハーネス1の屈曲領域11,12に、プロテクタ2が装着されており、プロテクタ2には、ワイヤハーネス1の屈曲形状に対応する形状に形成されているとともにワイヤハーネス1の径方向寸法よりも大きな幅に設定されている溝21が設けられており、溝21の底面には、ワイヤハーネス1が溝21の屈曲部位22,23の内角部27,28に非接触となるように緩みを持つ状態に拘束するためのピン3が取り外し可能に差し込まれる穴24~26が設けられており、ワイヤハーネス1の屈曲領域11,12の一方側が、プロテクタ2に締結部材4を用いて固定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
自動車の車体とスライドドアとの間に配策されるワイヤハーネスであって、
長手方向の途中がクランク状に屈曲された形状のワイヤハーネスの屈曲領域に、プロテクタが装着されており、
前記プロテクタには、前記ワイヤハーネスの屈曲形状に対応する形状に形成されているとともに前記ワイヤハーネスの径方向寸法よりも大きな幅に設定されている溝が設けられており、
前記溝の底面には、前記ワイヤハーネスを前記溝の屈曲部位における内角部に非接触にさせるように長手方向に緩みを持つ状態に拘束するためのピンが取り外し可能に差し込まれる穴が設けられており、
前記ワイヤハーネスの前記屈曲領域の一方側が、前記プロテクタに締結部材を用いて固定されていることを特徴とするスライドドア用のワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車などのスライドドア用のワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
スライドドアを備える自動車において、前記スライドドアに装着される各種電装品(例えばパワーウインドウ、オートロック等)に電源を供給するためのワイヤハーネスを、90度屈曲する施工経路に沿うように屈曲して施工する際に、当該ワイヤハーネスが前記施工経路の屈曲部における内角部に接触してしまうことがあって、前記ワイヤハーネスにおいて前記施工経路の屈曲部を通過する区間の長さが短くなりやすい。
【0003】
このようなワイヤハーネスの取り回し状態では、前記スライドドアの開閉に伴い、前記ワイヤハーネスが前記施工経路の屈曲部において捻回されながら押し引きされるために、当該ワイヤハーネスの動きが悪くなるとともに、前記ワイヤハーネスの屈曲耐久性が低下することが懸念される。
【0004】
これに対し、例えば特許文献1では、前記ワイヤハーネスをリンク部材の第一、第二リンク片でもって前記車体とスライドドアとの間に配策するようにした構造が開示されている。
【0005】
前記第一リンク片の一端側と前記第二リンク片の一端側とは揺動自在に連結されていて、前記第一リンク片の他端側には前記第一リンク片と前記第二リンク片との揺動量を一定の範囲に制限するための第一、第二ストッパーが設けられている。
【0006】
そして、前記スライドドアの開閉時には、前記第一リンク片と前記第二リンク片とが前記第一、第二ストッパーで適正範囲内に制限されて揺動されることにより、前記ワイヤハーネスが前記スライドドアに干渉しないように動かされるようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2001-260770号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記特許文献1では、前記ワイヤハーネスをガイドするための部品点数が多いため、コスト増が懸念される。
【0009】
このような事情に鑑み、本発明は、スライドドアの開閉動作の円滑化を図りながらコスト上昇の抑制を図るスライドドア用のワイヤハーネスの提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、自動車の車体とスライドドアとの間に配策されるワイヤハーネスであって、長手方向の途中がクランク状に屈曲された形状のワイヤハーネスの屈曲領域に、プロテクタが装着されており、前記プロテクタには、前記ワイヤハーネスの屈曲形状に対応する形状に形成されているとともに前記ワイヤハーネスの径方向寸法よりも大きな幅に設定されている溝が設けられており、前記溝の底面には、前記ワイヤハーネスを前記溝の屈曲部位における内角部に非接触にさせるように長手方向に緩みを持つ状態に拘束するためのピンが取り外し可能に差し込まれる穴が設けられており、前記ワイヤハーネスの前記屈曲領域の一方側が、前記プロテクタに締結部材を用いて固定されていることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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