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公開番号2024046309
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151620
出願日2022-09-22
発明の名称充電制御装置
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B60L 53/65 20190101AFI20240327BHJP(車両一般)
要約【課題】複数のユーザが同一の電動車を共同または分担で利用する形態のシステムにおいて、それぞれのユーザが認証を受けることができ、認証を受けたユーザが電動車利用中に、電動車に充電を受けることを可能にする。
【解決手段】バッテリを搭載した車両に設けられ、充電設備との間で証明書情報を用いて認証を行い、前記充電設備から前記バッテリに充電させるコントローラを備える充電制御装置によって例示される。本コントローラは、前記車両を使用するユーザを識別し、識別したユーザに対応する証明書情報を保有している場合に充電を実施する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリを搭載した車両に設けられ、充電設備との間で証明書情報を用いて認証を行い、前記充電設備から前記バッテリに充電させる充電制御装置であって、
前記車両を使用するユーザを識別し、識別した前記ユーザに対応する証明書情報を保有している場合に充電を実施するコントローラを備える充電制御装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記コントローラは、前記ユーザの識別ができない場合は、前記証明書情報によらない充電方式で前記充電設備から前記バッテリに充電させる請求項1に記載の充電制御装置。
【請求項3】
前記コントローラは、識別した前記ユーザに対応する証明書情報を保有していない場合は、ネットワークを通じて通信可能な前記証明書情報の発行装置から識別した前記ユーザに対応する証明書情報を取得し、該取得した証明書情報を用いて認証を行い、前記充電設備から前記バッテリに充電させる請求項1に記載の充電制御装置。
【請求項4】
前記コントローラは、前記発行装置から識別した前記ユーザに対応する証明書情報を取得できない場合は、前記証明書情報によらない充電方式で前記充電設備から前記バッテリに充電させる請求項3に記載の充電制御装置。
【請求項5】
前記コントローラは、複数のユーザと各ユーザに対応する証明書情報とを記憶するメモリを有し、前記メモリから識別した前記ユーザに対応する証明書情報を取得する請求項1に記載の充電制御装置。
【請求項6】
前記証明書情報は、前記車両の製造元または販売元から提供されるプロビジョニング証明書情報を提供することによって前記発行装置から発行され、
前記コントローラは、複数のユーザと各ユーザに対応する前記プロビジョニング証明書情報を記憶するメモリを有し、識別した前記ユーザに対応する前記プロビジョニング証明書情報を前記メモリから取得し、前記プロビジョニング証明書情報を提示することで、前記発行装置から識別した前記ユーザに対応する証明書情報を取得する請求項3に記載の充電制御装置。
【請求項7】
前記発行装置は、識別した前記ユーザに対する課金が可能となる課金情報が登録されている場合に前記証明書情報の発行を許容し、
前記コントローラは、識別した前記ユーザに対応する証明書情報を前記課金情報が登録された前記発行装置から取得し、該取得した証明書情報を用いて認証を行い、前記充電設備から前記バッテリに充電させる請求項3に記載の充電制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充電制御装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
外部から電源をつないで走行用バッテリに充電できる車両(以下、電動車という)として、バッテリ式電気自動車(Battery Electric Vehicle、BEV車)、プラグインハイブリッド(PHV)車等が知られている。また、走行用バッテリへの充電における課金方式として、主に外部認証方式(External Identification Means(EIM))とプラグ&チ
ャージ(Plug and Charge(PnC))が提案されている(例えば、ISO 15118
-2)。
【0003】
外部認証方式の場合、車両の使用者が、現金、電子マネー、プリペイドカード、クレジットカードなどを用いて、充電器の設置場所または充電器本体で、課金に対する支払いを実施する。一方、PnCでは、充電スタンドに設置された充電機器のプラグを車両に接続すると課金及び充電が可能となる。
【0004】
ところで、ISO15118-2では、電動車と充電スタンドの間の通信を規定する。この通信はContract証明書(およびその秘密鍵)を車両内にインストールし、充電セッション中にこの証明書を充電スタンドに送ることで成立する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-93078号公報
特開2021-189479号公報
【非特許文献】
【0006】
ISO 15118-2:2014 Road vehicles - Vehicle-to-Grid Communication Interface - Part 2: Network and application protocol requirements
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、ISO15118-2ではContract証明書の所持数は1つしか想定されていない。そのため、レンタカーやシェアカーなど複数のユーザが同じ車両を共同または分担で利用する場合に、前記複数のユーザのいずれかがPnCを行うと、Contract証明書に対応するユーザに課金されてしまう。すなわち、車両を保持しているユーザに相当する、Contract証明書に対応するユーザ以外のユーザは、異なるユーザとして認証を行えない。
【0008】
開示の実施形態の側面は、複数のユーザが同一の電動車を共同または分担で利用する形態のシステムにおいて、それぞれのユーザが認証を受けることができ、認証を受けたユーザが電動車利用中に、電動車に充電を受けることを可能にする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
開示の実施形態の1つの側面は、バッテリを搭載した車両に設けられ、充電設備との間で証明書情報を用いて認証を行い、前記充電設備から前記バッテリに充電させるコントロ
ーラを備える充電制御装置によって例示される。本コントローラは、前記車両を使用するユーザを識別し、識別したユーザに対応する証明書情報を保有している場合に充電を実施する。
【発明の効果】
【0010】
本充電制御装置では、複数のユーザが同一の電動車を共同または分担で利用する形態のシステムにおいて、それぞれのユーザが認証を受けることができ、認証を受けたユーザが電動車利用中に、電動車に充電を受けることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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