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公開番号2024044664
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022150327
出願日2022-09-21
発明の名称加湿装置、画像形成装置及び液体吐出装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20240326BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】シートに付与される加湿用液体の付与量ばらつきを抑制する。
【解決手段】吐出口31aから気体と一緒に加湿用液体を吐出してシートSに加湿用液体を付与する加湿装置であって、吐出口31aから吐出される気体の気体圧を調整する気体圧調整手段38と、吐出口31aに供給される加湿用液体の液体圧を調整する液体圧調整手段39とを備え、吐出口31aから吐出される加湿用液体の量を変更する際、気体の気体圧と加湿用液体の液体圧の両方を調整する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
吐出口から気体と一緒に加湿用液体を吐出してシートに前記加湿用液体を付与する加湿装置であって、
前記吐出口から吐出される前記気体の気体圧を調整する気体圧調整手段と、
前記吐出口に供給される前記加湿用液体の液体圧を調整する液体圧調整手段とを備え、
前記吐出口から吐出される前記加湿用液体の量を変更する際、前記気体の気体圧と前記加湿用液体の液体圧の両方を調整することを特徴とする加湿装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記気体の気体圧と前記加湿用液体の液体圧の両方を同時に調整する請求項1に記載の加湿装置。
【請求項3】
前記加湿用液体は、前記吐出口を中心とする楕円状の範囲内に付与される請求項1又は2に記載の加湿装置。
【請求項4】
前記吐出口は、前記シートの表側の面と裏側の面のそれぞれに前記加湿用液体を吐出するように配置され、
前記シートの表側の面に前記加湿用液体を吐出する前記吐出口と、前記シートの裏側の面に前記加湿用液体を吐出する前記吐出口は、前記シートに直交する方向から見て、互いに等間隔に配置される請求項1又は2に記載の加湿装置。
【請求項5】
前記吐出口は、前記シートの表側の面と裏側の面のそれぞれに前記加湿用液体を吐出するように配置され、
前記吐出口から前記シートの表側の面に前記加湿用液体が付与される範囲と、前記吐出口から前記シートの裏側の面に前記加湿用液体が付与される範囲は、前記シートに直交する方向から見て、前記吐出口に対向する部分以外の部分において互いに重なるように配置される請求項1又は2に記載の加湿装置。
【請求項6】
シートに画像を形成する画像形成部と、前記シートに加湿用液体を付与する請求項1又は2に記載の加湿装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
シートに第一の液体を吐出する液体吐出部と、前記シートに第二の液体である加湿用液体を付与する請求項1又は2に記載の加湿装置を備えることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項8】
前記第一の液体が吐出された前記シートを乾燥させる乾燥部を備え、
前記加湿装置は、前記乾燥部による乾燥処理後に前記シートに加湿用液体を付与する請求項7に記載の液体吐出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加湿装置、画像形成装置及び液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
シートの波打ち(コックリング)などを抑制するために、シートに加湿用の液体を付与する技術が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1(特許第6149563号公報)においては、用紙がインクの水分を吸収して部分的に膨張することによる波打ちを抑制するため、用紙上のインクが吐出されない非画像部分に加湿用の透明液体を付与し、インクが付与される画像部分とそれ以外の非画像部分とにおける用紙の膨張差を低減する内容が提案されている。
【0004】
ところで、対象物に液体を吐出する手段の1つとして、吐出口から圧縮気体と一緒に液体を霧状に吐出する液体吐出手段がある。このような液体吐出手段を用いた場合、吐出される液体の量を調整するには、圧縮気体の気体圧を調整するか、あるいは供給される液体の液体圧を調整するのが一般的である。
【0005】
しかしながら、気体圧と液体圧のいずれか一方を調整すると、液体の吐出量だけでなく、液体の噴霧パターンも変化するため、対象物に付与される液体の吐出量にばらつきが生じる。従って、加湿用の液体をシートに付与する場合も、付与される液体の量にばらつきが生じることになる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明においては、シートに付与される加湿用液体の付与量ばらつきを抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明は、吐出口から気体と一緒に加湿用液体を吐出してシートに前記加湿用液体を付与する加湿装置であって、前記吐出口から吐出される前記気体の気体圧を調整する気体圧調整手段と、前記吐出口に供給される前記加湿用液体の液体圧を調整する液体圧調整手段とを備え、前記吐出口から吐出される前記加湿用液体の量を変更する際、前記気体の気体圧と前記加湿用液体の液体圧の両方を調整することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、シートに付与される加湿用液体の付与量ばらつきを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態であるインクジェット式画像形成装置の概略構成図である。
本実施形態に係るインクジェット画像形成装置の制御システムを示す図である。
本実施形態に係る乾燥装置の構成を示す図である。
本実施形態に係る加湿装置の構成を示す図である。
二流体噴霧式の液体吐出手段において、気体圧を一定に維持しつつ液体圧を変化させた場合の気体圧と液体圧及び液体付与量のばらつきの関係を示すグラフである。
加湿装置が備えるノズルの一例を示す図である。
ノズルの噴霧範囲の一例を示す図である。
ノズルから吐出される液体の吐出量と吐出位置との関係を示すグラフである。
ノズルの配置の一例を示す図である。
ノズルの配置の一例を示す図である。
ノズルの配置の他の例を示す図である。
ノズルの配置の他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明について、インクジェット式の画像形成装置に搭載される加湿装置を例に説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品などの構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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