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公開番号2024044165
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022149546
出願日2022-09-20
発明の名称車両用シート
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60N 2/30 20060101AFI20240326BHJP(車両一般)
要約【課題】格納時の操作が容易な車両用シートを得る。
【解決手段】車両用シート20は、車両の乗員が着座するシートクッション22と、乗員の背部を支持するシートバック24と、シートバック24の上部を車体に拘束するロック装置36と、シートクッション22の車両後方で車体に取り付けられ、シートバック24の下端部を車両前後方向に移動可能に支持するガイドレール32と、を備えている。シートバック24は、ロック装置36による上部の拘束が解除されることにより、前倒しされつつ下端部をガイドレール32に案内されて車両後方側へ移動され、シートクッション22の車両後方の格納位置に格納される。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
車両の乗員が着座するシートクッションと、
前記乗員の背部を支持するシートバックと、
前記シートバックの上部を車体に拘束するロック装置と、
前記シートクッションの車両後方で車体に取り付けられ、前記シートバックの下端部を車両前後方向に移動可能に支持するガイドレールと、
を備え、
前記シートバックは、前記ロック装置による前記上部の拘束が解除されることにより、前倒しされつつ前記下端部を前記ガイドレールに案内されて車両後方側へ移動され、前記シートクッションの車両後方の格納位置に格納される車両用シート。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記シートクッションは、車体に対して移動不能に固定される請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記シートバックの下端部には、前記ガイドレール内で転動するローラが設けられ、
前記ガイドレールの前端部に設けられた陥入部に前記ローラが陥入することで前記ロック装置による前記拘束が可能となり、
前記ローラが前記陥入部から抜け出すことで前記シートバックの前記移動が可能となる請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
【請求項4】
前記シートバックが前倒しされて前記シートクッションと係合することで前記ローラが前記陥入部から抜け出すように構成されている請求項3に記載の車両用シート。
【請求項5】
前記ガイドレールの前部は、上側レールと下側レールとに上下に分岐しており、
前記ロック装置は、
前記シートバックの下端部が前記上側レールに支持された状態で前記シートバックの上部を車体に拘束する上側ロック部と、
前記シートバックの下端部が前記下側レールに支持された状態で前記シートバックの上部を車体に拘束する下側ロック部と、
を有する請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
【請求項6】
前記シートバックは、左側シートバックと右側シートバックとに分割されており、
前記左側シートバック用の前記ロック装置及び前記ガイドレールと、
前記右側シートバック用の前記ロック装置及び前記ガイドレールと、
を備える請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
【請求項7】
前記格納位置は、荷室の床部を構成するフロアカバーの車両下方に設定されており、
前記シートバックの車両後方側への移動時に前記フロアカバーが前記シートバックによって一時的に車両上方側へ持ち上げられるように構成されている請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、格納可能な車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に開示された車両用シートの格納構造では、シートクッションは、リンクによって位置規制されながらガイドレールに沿って車両フロア下の格納凹部へ移動可能されており、シートバックは、格納状態のシートクッションの車両前方へ格納可能とされている。
【0003】
下記特許文献2に開示された車両用シートでは、シートバックがシートクッション上に前倒しされた状態で、シートクッション及びシートバックがリンクによって位置規制されながらガイドレールに沿ってラゲッジフロア下の凹部内へ格納される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-30813号公報
特開2011-143737号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記各先行技術では、シートクッションとシートバックの両方を格納するため、格納時の操作が煩雑である。
【0006】
本発明は上記事実を考慮し、格納時の操作が容易な車両用シートを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様の車両用シートは、車両の乗員が着座するシートクッションと、前記乗員の背部を支持するシートバックと、前記シートバックの上部を車体に拘束するロック装置と、前記シートクッションの車両後方で車体に取り付けられ、前記シートバックの下端部を車両前後方向に移動可能に支持するガイドレールと、を備え、前記シートバックは、前記ロック装置による前記上部の拘束が解除されることにより、前倒しされつつ前記下端部を前記ガイドレールに案内されて車両後方へ移動され、前記シートクッションの車両後方の格納位置に格納される。
【0008】
第1の態様の車両用シートでは、車両の乗員がシートクッションに着座し、シートバックによって乗員の背部が支持される。シートバックの上部は、ロック装置によって車体に拘束される。シートクッションの車両後方で車体に取り付けられたガイドレールは、シートバックの下端部を車両前後方向に移動可能に支持する。シートバックは、ロック装置による上部の拘束が解除されることにより、前倒しされつつ下端部をガイドレールに案内されて車両後方側へ移動され、シートクッションの車両後方の格納位置に格納される。この車両用シートでは、重たいシートクッションを格納する必要がないため、格納時の操作が容易である。
【0009】
第2の態様の車両用シートは、第1の態様において、前記シートクッションは、車体に対して移動不能に固定される。
【0010】
第2の態様の車両用シートでは、シートクッションが車体に対して移動不能に固定されるため、シートクッションの車体への取付構造が簡素である。
(【0011】以降は省略されています)

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