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公開番号2024041409
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022146220
出願日2022-09-14
発明の名称パッキン、パッキン組立体、シール構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F16J 15/10 20060101AFI20240319BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】テーパ面が形成された貫通孔をパッキンでシールするにあたって、パッキンを小型化し、貫通孔の大型化を抑制する。
【解決手段】筐体21の貫通孔24と第3ハウジング6との間のシール構造9において、第3ハウジング6は、挿入部62と非挿入部61を備え、これらの境界部の装着用溝65に第4パッキン7が装着されている。第4パッキン7は、環状に形成され、第1の溝71a、第2の溝72a及び第3の溝73aが形成されている。挿入部62が貫通孔24内に挿入されて非挿入部61が筐体21の外面21aに当接した状態では、貫通孔24の縁25が第1の溝71aを押し広げて密着し、部分75がテーパ面24bと挿入部62との間に進入してこの空間Sを軸シールし、部分76が外方に延びて筐体21の外面21aと装着用溝65の奥面との間を面シールする。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
環状に形成されたパッキンであり、
中心軸方向の一方の面に第1の溝が形成されており、
内周面に第2の溝が形成されており、
外周面に第3の溝が形成されている
ことを特徴とするパッキン。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記第1の溝、前記第2の溝及び前記第3の溝が断面V字状であり、
自然状態で断面形状がK字状に形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のパッキン。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のパッキンと、被装着部品と、を備え、
前記被装着部品は、筐体に形成された貫通孔内に挿入される挿入部と、該挿入部の一端に連なり、前記貫通孔外に位置付けられて前記筐体の外面に当接する非挿入部と、を備え、
前記第1の溝が前記筐体側に位置する向きで前記挿入部と前記非挿入部との境界部に前記パッキンが装着されている
ことを特徴とするパッキン組立体。
【請求項4】
前記挿入部と前記非挿入部との境界部に前記パッキンの装着用溝が形成されている
ことを特徴とする請求項3に記載のパッキン組立体。
【請求項5】
請求項3に記載のパッキン組立体と、貫通孔が形成された筐体と、を備え、
前記貫通孔の内面が、前記貫通孔の中心軸と平行な平行面と、前記貫通孔の中心軸に対し傾斜したテーパ面と、を有し、
前記テーパ面と前記筐体の外面とが交わって前記貫通孔の縁を構成しており、
前記挿入部が前記貫通孔内に挿入されて前記非挿入部が前記筐体の外面に当接した状態で、前記貫通孔の縁が前記第1の溝を押し広げて密着しており、これにより前記貫通孔と前記被装着部品との間がシールされている
ことを特徴とするシール構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パッキン、該パッキンが被装着部品に装着されたパッキン組立体、及び、前記パッキンを用いたシール構造に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
機器の筐体に形成された貫通孔に挿入されるコネクタとして、例えば図9に示すものが公知である(特許文献1を参照)。
【0003】
図9に示すコネクタ110は、機器120の筐体121に形成された貫通孔122に挿入されて筐体121にボルト固定されるものであり、コネクタ本体111と、コネクタ本体111に装着されたパッキン112,113と、を備えている。
【0004】
貫通孔122は、筐体121の内面寄りに形成された孔本体部122aと、筐体121の外面寄りに形成されたテーパ部122bと、で構成されている。テーパ部122bは、筐体121の外面から孔本体部122aに近付くにしたがって徐々に縮径するように形成されている。
【0005】
パッキン113は、コネクタ本体111と孔本体部122a内面との間をシールするものである。パッキン112は、コネクタ本体111とテーパ部122b内面との間をシールするものである。コネクタ本体111とテーパ部122b内面との間は、図9に示す断面形状において三角形の空間である。よって、この空間に収められるパッキン112は、内筒部112aと外筒部112bとを有する断面V字状に形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-113418号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述した断面V字状のパッキン112は、防水性能を確保するために肉厚を厚くする必要があり、サイズが大きくなっていた。そのため、パッキン112を収めるテーパ部122bの空間が大きくなってしまっていた。
【0008】
そこで、本発明は、テーパ面が形成された貫通孔をパッキンでシールするにあたって、パッキンを小型化し、貫通孔の大型化を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、環状に形成されたパッキンであり、中心軸方向の一方の面に第1の溝が形成されており、内周面に第2の溝が形成されており、外周面に第3の溝が形成されていることを特徴とする。
【0010】
本発明は、上記パッキンと、被装着部品と、を備え、前記被装着部品は、筐体に形成された貫通孔内に挿入される挿入部と、該挿入部の一端に連なり、前記貫通孔外に位置付けられて前記筐体の外面に当接する非挿入部と、を備え、前記第1の溝が前記筐体側に位置する向きで前記挿入部と前記非挿入部との境界部に前記パッキンが装着されていることを特徴とするパッキン組立体である。
(【0011】以降は省略されています)

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