TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024046964
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152355
出願日2022-09-26
発明の名称防水コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/52 20060101AFI20240329BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】端子収容室の一部を形成し内面のそれぞれに電線付き端子に設けられているシール部材が接する筒状部を備えた防水コネクタにおいて、落下等による筒状部の破損を防止することができる防水コネクタを提供する。
【解決手段】ハウジング本体部13と、複数の端子収容室18の一部を形成し、互いが隣接してハウジング本体部13から突出しており、内面19のそれぞれに複数の電線付き端子11のそれぞれに設けられているシール部材21が接する複数の筒状部15と、筒状部15が物体29にぶつかって破損することを抑制するために、筒状部15が互いに隣接している部位から突出している複数の突起17とを有する防水コネクタ1である。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ハウジング本体部と、
複数の端子収容室の一部を形成し、互いが隣接して前記ハウジング本体部から突出しており、内面のそれぞれに複数の電線付き端子のそれぞれに設けられているシール部材が接する複数の筒状部と、
前記筒状部が物体にぶつかって破損することを抑制するために、前記筒状部が互いに隣接している部位から突出している複数の突起と、
を有する防水コネクタ。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記複数の筒状部は行列をなしてならんでおり、
複数の前記突起のうちの少なくとも一部の突起である複数の第1の突起のそれぞれは、前記行列の横方向では、互いが隣接している前記筒状部の間に配置されており、前記行列の縦方向では、前記行列の縦方向の両端部に位置している前記筒状部の中心軸よりも外側であって、前記行列の縦方向の両端部に位置している前記筒状部の両端よりも内側に配置されている請求項1に記載の防水コネクタ。
【請求項3】
前記複数の突起は、複数の前記第1の突起と複数の第2の突起とを備えて構成されており、
複数の前記第2の突起のそれぞれは、前記行列の横方向では、互いが隣接している前記筒状部の間に配置されており、前記行列の縦方向では、複数の前記筒状部の中央に配置されている請求項2に記載の防水コネクタ。
【請求項4】
複数の前記筒状部は縦方向では2列になっており、
前記第2の突起の外径の値は、前記第1の突起の外径の値よりも大きくなっている請求項3に記載の防水コネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防水コネクタに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1で示すような防水雌コネクタ、防水雄コネクタが知られている。これらの防水雌コネクタ、防水雄コネクタは、複数の端子収容室の一部を形成する複数の円筒部(円筒状部)を有している。複数の円筒部は、これらの円筒部を形成する円筒壁によって互いが連結されている。
【0003】
特許文献1に示すような防水雄コネクタの端子収容室の円筒部には、電線とハウジングとの間を防水するゴム栓が挿入されるようになっている。ゴム栓は、雌コネクタにおける電線と防水雌ハウジングと間の防水を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019―67744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に示すような防水雌コネクタのハウジング(雌ハウジング)は、防水雌コネクタとして組み立てられる前に単体で取り扱われる。雌ハウジングを取り扱っているときに、たとえば、雌ハウジングを周辺の部材(被当接部材)に当接させてしまい、また、雌ハウジングを落としてしまい、雌ハウジングが床等の被当接部材に当接することがある。そして、円筒部を形成している円筒壁が破損するおそれがある。このような円筒部(円筒壁)の破損により、防水コネクタとしての防水性能が低下することになる。
【0006】
本発明は、端子収容室の一部を形成し内面のそれぞれに電線付き端子に設けられているシール部材が接する筒状部を備えた防水コネクタにおいて、落下等による筒状部の破損を抑制することができる防水コネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様に係る防水コネクタは、ハウジング本体部と、複数の端子収容室の一部を形成し、互いが隣接して前記ハウジング本体部から突出しており、内面のそれぞれに複数の電線付き端子のそれぞれに設けられているシール部材が接する複数の筒状部と、前記筒状部が物体にぶつかって破損することを抑制するために、前記筒状部が互いに隣接している部位から突出している複数の突起とを有する防水コネクタである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、端子収容室の一部を形成し内面のそれぞれに電線付き端子に設けられているシール部材が接する筒状部を備えた防水コネクタにおいて、落下等による筒状部の破損を抑制することができる防水コネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施形態に係る防水コネクタと電線付き端子との分解斜視図である。
本発明の第1の実施形態に係る防水コネクタの断面図である。
本発明の第1の実施形態に係る防水コネクタの斜視図である。
本発明の第2の実施形態に係る防水コネクタの斜視図である。
本発明の第2の実施形態に係る防水コネクタに設けられている突起の当接状態を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係る防水コネクタに設けられている突起の別の当接状態を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係る防水コネクタに設けられている突起の当接状態を簡素化して示した図である。
図7におけるVIII部の拡大図である。
本発明の第2の実施形態に係る防水コネクタの筒状部と突起とを前後方向で見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔第1の実施形態〕
本発明の第1の実施形態に係る防水コネクタ(たとえば防水型のメスコネクタ)1は、図1から図3で示すように、ハウジング(たとえばメスハウジング)3とパッキン(防水部材)5とを備えて構成されている。また、防水コネクタ1は、フロントホルダ7と嵌合検知部材(CPA;Connector Position Assurance)9とを備えて構成されている。防水コネクタ1には、電線付き端子11が挿入されて設置されるようになっている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
液滴吐出装置
12日前
太陽社電気株式会社
チップ抵抗器
6日前
富士電機株式会社
半導体装置
6日前
富士電機株式会社
半導体装置
7日前
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
今日
株式会社村田製作所
インダクタ部品
今日
三菱電機株式会社
半導体装置
12日前
ヒロセ電機株式会社
同軸電気コネクタ
6日前
富士電機株式会社
炭化珪素半導体装置
5日前
日本特殊陶業株式会社
サセプタ
12日前
ニチコン株式会社
フィルムコンデンサ
7日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
12日前
ローム株式会社
窒化物半導体装置
6日前
TDK株式会社
コイル部品
今日
TDK株式会社
コイル部品
今日
シャープ株式会社
トランス及び電子機器
今日
ローム株式会社
窒化物半導体装置
7日前
ORLIB株式会社
二次電池、及び飛行体
12日前
大阪瓦斯株式会社
燃料電池装置
今日
TDK株式会社
積層コイル部品
12日前
ローツェ株式会社
位置教示装置および位置教示方法
12日前
サンケン電気株式会社
発光装置
今日
TDK株式会社
高周波コイル部品
12日前
大日本印刷株式会社
画像表示装置
12日前
株式会社豊田自動織機
水素循環システム
6日前
株式会社村田製作所
インダクタ部品
12日前
株式会社村田製作所
インダクタ部品
12日前
株式会社村田製作所
インダクタ部品
12日前
矢崎総業株式会社
コネクタ嵌合構造
今日
大阪瓦斯株式会社
電源管理システム
5日前
日東電工株式会社
封止シートおよび電子装置
12日前
日東電工株式会社
封止シートおよび電子装置
12日前
矢崎総業株式会社
外装部材取付機
12日前
三菱電機株式会社
半導体装置、電力変換装置
12日前
ローム株式会社
光センサ装置
7日前
住友電装株式会社
シールド電線、及びコネクタ
6日前
続きを見る