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公開番号
2024047976
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-08
出願番号
2022153771
出願日
2022-09-27
発明の名称
コネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H01R
13/655 20060101AFI20240401BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】シールドシェルに編組体を適切に固定して保持することができるコネクタを提供することを目的とする。
【解決手段】コネクタ1は、端末に端子Tが設けられた電線Wと、絶縁性を有し、端子Tを保持するハウジング10と、筒状に形成され、ハウジング10の一部を内側に収容するシールドシェル20と、筒状に形成され、電線Wの一部を内側に収容し、かつ、端部31aがシールドシェル20の外側に配置される編組体30と、筒状に形成され、編組体30の端部31aの外側に配置され、当該端部31aをシールドシェル20に固定する固定部材40とを備え、固定部材40は、シールドシェル20との間に挟み込まれる編組体30を外部に向けて露出可能な孔部41が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
端末に端子が設けられた電線と、
絶縁性を有し、前記端子を保持するハウジングと、
筒状に形成され、前記ハウジングの一部を内側に収容するシールドシェルと、
筒状に形成され、前記電線の一部を内側に収容し、かつ、端部が前記シールドシェルの外側に配置される編組体と、
筒状に形成され、前記編組体の前記端部の外側に配置され、当該端部を前記シールドシェルに固定する固定部材とを備え、
前記固定部材は、前記シールドシェルとの間に挟み込まれる前記編組体を外部に向けて露出可能な孔部が形成されていることを特徴とする、
コネクタ。
続きを表示(約 67 文字)
【請求項2】
前記編組体は、前記固定部材の前記孔部に入り込んだ状態で固定される、
請求項1に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、筒状に形成されたシールド部材と、平板状のシェル本体、及び、シェル本体の内縁から延設された平板状の折り曲げ片を有するシールドシェルと、当該折り曲げ片を締め付けることで先端部を挟持する環状部材とを備えるコネクタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-99757号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の特許文献1に記載のコネクタは、シールドシェルの外側に編組体の端部を配置し、編組体の外側にシールドリング(固定部材)を配置した状態で、固定部材を加締めることにより、編組体を締め付けてシールドシェルに固定することができる。しかしながら、固定部材は、編組体の端部を覆っている状態で加締められるため、当該端部は、シールドシェルと固定部材との間に適切に配置された状態で固定されない可能性がある。そのため、シールドシェルに編組体を適切に固定して保持することができない虞があり、その点で更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、シールドシェルに編組体を適切に固定して保持することができるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、端末に端子が設けられた電線と、絶縁性を有し、前記端子を保持するハウジングと、筒状に形成され、前記ハウジングの一部を内側に収容するシールドシェルと、筒状に形成され、前記電線の一部を内側に収容し、かつ、端部が前記シールドシェルの外側に配置される編組体と、筒状に形成され、前記編組体の前記端部の外側に配置され、当該端部を前記シールドシェルに固定する固定部材とを備え、前記固定部材は、前記シールドシェルとの間に挟み込まれる前記編組体を外部に向けて露出可能な孔部が形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタは、シールドシェルに編組体を適切に固定して保持することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るコネクタの概略構成を表す斜視図である。
図2は、実施形態に係るコネクタの概略構成を表す分解斜視図である。
図3は、実施形態に係るコネクタの固定部材の概略構成を表す斜視図である。
図4は、実施形態に係る固定部材を介して、シールドシェルに固定される編組体を説明するための模式的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本実施形態に係るコネクタ1は、例えば、自動車等の車両に使用されるワイヤハーネスに適用され、電線Wと相手方機器とを電気的に接続する電線対電気機器接続用の接続機構に用いられるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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