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公開番号2024054918
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161379
出願日2022-10-06
発明の名称コネクタ装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 13/20 20060101AFI20240411BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】部品点数を削減しつつ適切な端子接続が行えるコネクタ装置を提供する。
【解決手段】
コネクタ装置1は、板状を呈し対向して配置され互いに対向する対向面21Aが平行でない二つの第一端子21を有する第一コネクタ2と、第一コネクタ2と接続可能に構成され、板状を呈し第一端子21と隣接して配置される二つの第二端子31を有する第二コネクタ3と、を備え、第一コネクタ2は、第一端子21と第二端子31を押圧して接続させるための押圧部材5を有し、押圧部材5は、二つの第一端子21の対向面21Aとそれぞれ平行な二つの当接面51を有し、二つの第一端子21の間に進入可能に設けられ、進入時に二つの当接面51により第一端子21と第二端子31を押圧して接続させるように構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
板状を呈し対向して配置され互いに対向する対向面が平行でない二つの第一端子を有する第一コネクタと、
前記第一コネクタと接続可能に構成され、板状を呈し前記第一コネクタとの接続時に前記第一端子と隣接して配置される二つの第二端子を有する第二コネクタと、を備え、
前記第一コネクタは、前記第一端子と前記第二端子を押圧して接続させるための押圧部材を有し、
前記押圧部材は、前記二つの第一端子の前記対向面とそれぞれ平行な二つの当接面を有し、前記二つの第一端子の間に進入可能に設けられ、進入時に前記二つの当接面により前記第一端子と前記第二端子を押圧して接続させる、
コネクタ装置。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記二つの第一端子は、前記対向面が前記第一コネクタと前記第二コネクタの接続方向に交差する稼働方向に向かって開いた姿勢で配置され、
前記押圧部材は、前記二つの第一端子に対し前記稼働方向の前記対向面が開いた側に位置し、前記稼働方向に沿って前記二つの第一端子の前記対向面の間に進入可能に設けられている、
請求項1に記載のコネクタ装置。
【請求項3】
前記押圧部材は、前記第一コネクタに設けられるボルトの稼働により移動可能とされ、
前記ボルトの稼働量に応じて、前記第一端子と前記第二端子の接触荷重を調整可能とする、
請求項1又は2に記載のコネクタ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタ装置として、例えば、特許文献1に記載されるように、ケーブルに接続された第二電極端子を端子台に設けられた第一電極端子と接続するものが知られている。このコネクタ装置は、端子台に取り付けられるハウジングと第二電極端子との間にコイルばねを配置し、コイルばねの押圧力により第二電極端子を第一電極端子に押し付けることにより、接触荷重を発生させて第二電極端子と第一電極端子の接続を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-91764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなコネクタ装置にあっては、接触荷重を発生させるための部品が多くなる点で改善の余地がある。すなわち、第一電極端子と第二電極端子の接触荷重を得るためにコイルばねを設置する必要があり、端子接続のための部品点数が多くなる。このため、部品点数を削減しつつ適切な端子接続を行えるコネクタ装置の開発が切望されている。
【0005】
そこで、本発明は、部品点数を削減しつつ適切な端子接続が行えるコネクタ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係るコネクタ装置は、板状を呈し対向して配置され互いに対向する面が平行でない二つの第一端子を有する第一コネクタと、第一コネクタと接続可能に構成され、板状を呈し第一コネクタとの接続時に第一端子と隣接して配置される二つの第二端子を有する第二コネクタと、を備え、第一コネクタは、第一端子と第二端子を押圧して接続させるための押圧部材を有し、押圧部材は、二つの第一端子における対向する面とそれぞれ平行な二つの当接面を有し、二つの第一端子の間に進入可能に設けられ、進入時に二つの当接面により第一端子と第二端子を押圧して接続させるように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタ装置によれば、部品点数を削減して端子接続を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るコネクタ装置の斜視図である。
図2は、実施形態に係るコネクタ装置の分解斜視図である。
図3は、実施形態に係るコネクタ装置における第二端子の説明図である。
図4は、図1のIV-IVにおけるコネクタ装置の断面図である。
図5は、実施形態に係るコネクタ装置の接続時における説明図である。
図6は、実施形態に係るコネクタ装置の接続時における説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本実施形態は、コネクタ装置に関する。図1は、実施形態に係るコネクタ装置を示す斜視図であり、図2は、実施形態に係るコネクタ装置の分解斜視図である。図3は、実施形態に係るコネクタ装置における第二端子の説明図であり、図4は、図1のIV-IVにおけるコネクタ装置の断面図である。図5及び図6は、コネクタ装置の接続時の説明図である。
(【0011】以降は省略されています)

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