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公開番号2024057366
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022164060
出願日2022-10-12
発明の名称電気接続箱
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02G 3/16 20060101AFI20240417BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】フレームとロアカバーの合わせ部に電線を噛み込むことを防止でき、かつ、前記合わせ部から進入した水が電子部品にかかることを防止できる電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱1のフレーム2は、枠状の周壁と、周壁の内側に設けられた部品収容部3と、傾斜壁23と、補強リブ24,25と、を備えている。周壁の下端部はロアカバー4の外面と重なり合った合わせ部10を成している。部品収容部3を構成する一の壁31は、周壁の一部である。部品収容部3に装着されたパワーインテグレーション5の底面には、電線群6の端末に取り付けられたコネクタ7が嵌合されている。傾斜壁23は、一の壁31の内面における合わせ部10よりも上かつパワーインテグレーション5よりも下の部分から下方かつ周壁の内側に延びている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
枠状の周壁を備えたフレームと、前記周壁の内側の部品収容部に装着された電子部品と、電線群の端末に取り付けられ、前記電子部品の底面に嵌合されたコネクタと、前記フレームの下面に取り付けられたロアカバーと、を備え、
前記周壁の下端部は前記ロアカバーの外面と重なり合った合わせ部を成しており、
前記部品収容部は、前記電子部品を囲む複数の壁を備え、上方及び下方に開口しており、前記複数の壁のうちの一の壁が前記周壁の一部であり、
前記一の壁の内面における前記合わせ部よりも上かつ前記電子部品よりも下の部分から下方かつ前記周壁の内側に延びた傾斜壁を備えている
ことを特徴とする電気接続箱。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記傾斜壁と前記一の壁同士を繋いだ補強リブを複数備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
隣接した前記補強リブ同士の下端位置の高さが異なるように形成されている
ことを特徴とする請求項2に記載の電気接続箱。
【請求項4】
一の前記補強リブとその二つ隣の前記補強リブ同士の下端位置の高さが同じになるように形成されている
ことを特徴とする請求項3に記載の電気接続箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車に搭載される電気接続箱に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
自動車に搭載されて電源側から負荷側に電源分配を行う電気接続箱が知られている(例えば特許文献1を参照)。この電気接続箱は、様々な構造のものがあるが、その一例として、図7に示す構造のものがある。
【0003】
図7に示す電気接続箱501は、樹脂製のフレーム502と、フレーム502に装着されたパワーインテグレーション505と、パワーインテグレーション505の底面に嵌合されたコネクタ507と、樹脂製のロアカバー504と、を備えている。
【0004】
フレーム502は、枠状の周壁521を備えている。周壁521の内側には、パワーインテグレーション505を収容した部品収容部503が設けられている。ロアカバー504は、フレーム502の下面に取り付けられている。
【0005】
コネクタ507は、フレーム502とロアカバー504との間を配索された電線群506の端末に取り付けられたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2009-201292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述した従来の電気接続箱501においては、周壁521の下端部とロアカバー504の外面とが重なり合った合わせ部510に電線の噛み込みが発生するおそれがあった。また、図7中に矢印で示すように、合わせ部510から水が進入し、パワーインテグレーション505下部の端子が被水するおそれがあった。
【0008】
そこで、本発明は、フレームとロアカバーの合わせ部に電線を噛み込むことを防止でき、かつ、前記合わせ部から進入した水が電子部品にかかることを防止できる電気接続箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、枠状の周壁を備えたフレームと、前記周壁の内側の部品収容部に装着された電子部品と、電線群の端末に取り付けられ、前記電子部品の底面に嵌合されたコネクタと、前記フレームの下面に取り付けられたロアカバーと、を備え、前記周壁の下端部は前記ロアカバーの外面と重なり合った合わせ部を成しており、前記部品収容部は、前記電子部品を囲む複数の壁を備え、上方及び下方に開口しており、前記複数の壁のうちの一の壁が前記周壁の一部であり、前記一の壁の内面における前記合わせ部よりも上かつ前記電子部品よりも下の部分から下方かつ前記周壁の内側に延びた傾斜壁を備えていることを特徴とする電気接続箱である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、フレームとロアカバーの合わせ部に電線を噛み込むことを防止でき、かつ、前記合わせ部から進入した水が電子部品にかかることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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