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公開番号2024051682
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022157973
出願日2022-09-30
発明の名称蓄電設備
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人
主分類H01M 50/251 20210101AFI20240404BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電気ユニットに対するメンテナンス時の作業性を高める。
【解決手段】蓄電設備900は、蓄電モジュール1を有する蓄電モジュール群10と、蓄電モジュール群10に電気的に接続される電気ユニット100と、蓄電モジュール群10と電気ユニット100とを電気的に接続するケーブル400とを備える蓄電設備である。電気ユニット100は、蓄電モジュール群10にケーブル400を介して電気的に接続される電気部品(保護部品350)と、電気部品を収容する筐体200とを備えている。筐体200は、開口215を有する筐体本体210と、開口215の少なくとも一部を塞ぐパネル220と、を有している。パネル220は、ケーブル400が接続される第一接続部250を有するとともに、筐体本体210に対し開口215を開閉自在に設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電モジュールを有する蓄電モジュール群と、
前記蓄電モジュール群に電気的に接続される電気ユニットと、
前記蓄電モジュール群と前記電気ユニットとを電気的に接続するケーブルとを備える蓄電設備であって、
前記電気ユニットは、
前記蓄電モジュール群に前記ケーブルを介して電気的に接続される電気部品と、
前記電気部品を収容する筐体とを備え、
前記筐体は、
開口を有する筐体本体と、
前記開口の少なくとも一部を塞ぐパネルと、を有し、
前記パネルは、前記ケーブルが接続される第一接続部を有するとともに、前記筐体本体に対し前記開口を開閉自在に設けられている
蓄電設備。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記蓄電モジュール群は第一蓄電モジュール群と第二蓄電モジュール群とを有しており、
前記第一蓄電モジュール群と前記第二蓄電モジュール群とは直列接続され、
前記ケーブルは、
前記第一蓄電モジュール群と前記第二蓄電モジュール群との間を直列接続する複数の第一ケーブルと、
直列接続される前記第一蓄電モジュール群と前記第二蓄電モジュール群の直列端に接続される複数の第二ケーブルとを含み、
複数の前記第一ケーブルにおける、前記第一蓄電モジュール群及び第二蓄電モジュール群に接続されない端部は、前記第一接続部に接続されることで、当該複数の前記第一ケーブルが電気的に接続され、
前記筐体本体には、複数の前記第二ケーブルにおける、前記直列端に接続されない端部が接続される第二接続部が設けられている
請求項1に記載の蓄電設備。
【請求項3】
前記パネルは、前記第一接続部に接続された複数の前記第一ケーブル間の電気的な接続状態と解除状態とを切り替える切替部を有する
請求項2に記載の蓄電設備。
【請求項4】
前記パネルは、前記筐体本体に対して着脱自在に設けられている
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電設備。
【請求項5】
前記筐体本体は、前記蓄電モジュール群からの電力が出力される出力コネクタを有する
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電設備に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、複数の電池モジュール(蓄電モジュール)と、当該複数の電池モジュールに接続され、保護するユニット回路(電気ユニット)と、これらを収容する筐体と、を備えた蓄電池ユニット(蓄電設備)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-206558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来より電気ユニットに対するメンテナンス時の作業性を高めることが求められている。
【0005】
このため、本発明の目的は、電気ユニットに対するメンテナンス時の作業性を高めることができる蓄電設備を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蓄電設備は、蓄電モジュールを有する蓄電モジュール群と、前記蓄電モジュール群に電気的に接続される電気ユニットと、前記蓄電モジュール群と前記電気ユニットとを電気的に接続するケーブルとを備える蓄電設備であって、前記電気ユニットは、前記蓄電モジュール群に前記ケーブルを介して電気的に接続される電気部品と、前記電気部品を収容する筐体とを備え、前記筐体は、開口を有する筐体本体と、前記開口の少なくとも一部を塞ぐパネルと、を有し、前記パネルは、前記ケーブルが接続される第一接続部を有するとともに、前記筐体本体に対し前記開口を開閉自在に設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明における蓄電設備によれば、電気ユニットに対するメンテナンス時の作業性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る蓄電設備の外観を示す斜視図である。
実施の形態に係る電気ユニットの概略構成を示す斜視図である。
実施の形態に係る電気ユニットであってパネルを取り外した状態を示す斜視図である。
実施の形態に係る組立体を示す斜視図である。
実施の形態に係る筐体本体及び各組立体から保護部品を除いた状態を示す斜視図である。
実施の形態に係る組立体から保護部品を除いた状態を示す側面図である。
実施の形態に係る電気ユニットと蓄電モジュール群との電気的接続構造を示す説明図である。
実施の形態に係る第一接続部と切替部周辺の回路を示す図である。
変形例に係る電気ユニットを示す模式図である。
変形例に係る土台及び台座を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)本発明の一態様に係る蓄電設備は、蓄電モジュールを有する蓄電モジュール群と、前記蓄電モジュール群に電気的に接続される電気ユニットと、前記蓄電モジュール群と前記電気ユニットとを電気的に接続するケーブルとを備える蓄電設備であって、前記電気ユニットは、前記蓄電モジュール群に前記ケーブルを介して電気的に接続される電気部品と、前記電気部品を収容する筐体とを備え、前記筐体は、開口を有する筐体本体と、前記開口の少なくとも一部を塞ぐパネルと、を有し、前記パネルは、前記ケーブルが接続される第一接続部を有するとともに、前記筐体本体に対し前記開口を開閉自在に設けられている。
【0010】
これによれば、筐体本体の開口を塞ぐパネルは、蓄電モジュールに接続されたケーブルが接続される第一接続部を有している。このようなパネルは、筐体本体に対して開口を開閉自在に設けられているので、パネルを開放すると筐体本体の開口が露出されて、当該開口から筐体内部にアクセスすることができる。つまり、電気ユニットを蓄電設備から取り外さなくとも、筐体本体内部のメンテナンスを開口から実施できる。したがって、メンテナンス時の作業性が高められる。
(【0011】以降は省略されています)

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