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公開番号2024054916
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161377
出願日2022-10-06
発明の名称嵌合コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 13/187 20060101AFI20240411BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】オス端子とメス端子との接点部の安定性を向上させることができる嵌合コネクタを提供する。
【解決手段】嵌合コネクタ1は、第一嵌合部21を有する第一ハウジング2と、第一ハウジングに対して相対移動できないように第一ハウジングに対して固定されたオス端子5と、第二嵌合部62を有する第二ハウジング6と、第二ハウジングに対して相対移動できないように第二ハウジングに対して固定されたメス端子9と、メス端子に配置され、オス端子が挿入される導電性のばねと、を備え、オス端子は、第一嵌合部および第二嵌合部のうち一方の嵌合部が他方の嵌合部に圧入された状態でばねに挿入されている。メス端子9に配置されるばねは、例えば、ばね部材40である。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
第一嵌合部を有する第一ハウジングと、
前記第一ハウジングに対して相対移動できないように前記第一ハウジングに対して固定されたオス端子と、
第二嵌合部を有する第二ハウジングと、
前記第二ハウジングに対して相対移動できないように前記第二ハウジングに対して固定されたメス端子と、
前記メス端子に配置され、前記オス端子が挿入される導電性のばねと、
を備え、
前記オス端子は、前記第一嵌合部および前記第二嵌合部のうち一方の嵌合部が他方の嵌合部に圧入された状態で前記ばねに挿入されている
ことを特徴とする嵌合コネクタ。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記第一ハウジングは、前記オス端子に対して一体成型されており、
前記第二ハウジングは、前記メス端子に対して一体成型されている
請求項1に記載の嵌合コネクタ。
【請求項3】
前記メス端子は、前記オス端子を収容する円筒状の筒部を有し、
前記ばねは、前記筒部に収容されるばね部材であり、
前記ばね部材は、前記筒部の中心軸線を中心とする周方向に配列された複数の接触片を有し、
前記接触片は、前記筒部の軸方向に延在しており、かつ弾性変形可能であり、前記ばね部材に挿入される前記オス端子と前記筒部とを電気的に接続する
請求項1または2に記載の嵌合コネクタ。
【請求項4】
前記接触片は、前記筒部の中心軸線を中心とする円の接線方向に対して傾斜しており、かつ内側接点部および外側接点部を有し、
前記外側接点部は、前記筒部の内周面と接触し、
前記内側接点部は、前記筒部の内周面から離間しており、かつ前記オス端子と接触する
請求項3に記載の嵌合コネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、嵌合コネクタに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ハウジング同士を嵌合させるコネクタがある。特許文献1には、雌端子がそれぞれ収容される複数の端子収容室が形成された雌端子ハウジングと、雌端子に接続される複数の雄端子を保持してなる雄端子ハウジングと、を備えるコネクタが開示されている。特許文献1のコネクタにおいて、雄端子ハウジングと雌端子ハウジングは、嵌合時に第1の嵌合位置と第2の嵌合位置で互いに係合する第1係合部と第2係合部を有して嵌合される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-247053号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
二つのハウジングを嵌合させる嵌合コネクタにおいて、オス端子とメス端子との接点部の安定性を向上できることが望ましい。例えば、外部から振動が入力されたときの接点部への影響を抑制できることが好ましい。
【0005】
本発明の目的は、オス端子とメス端子との接点部の安定性を向上させることができる嵌合コネクタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の嵌合コネクタは、第一嵌合部を有する第一ハウジングと、前記第一ハウジングに対して相対移動できないように前記第一ハウジングに対して固定されたオス端子と、第二嵌合部を有する第二ハウジングと、前記第二ハウジングに対して相対移動できないように前記第二ハウジングに対して固定されたメス端子と、前記メス端子に配置され、前記オス端子が挿入される導電性のばねと、を備え、前記オス端子は、前記第一嵌合部および前記第二嵌合部のうち一方の嵌合部が他方の嵌合部に圧入された状態で前記ばねに挿入されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る嵌合コネクタは、メス端子に配置され、オス端子が挿入される導電性のばねを備え、オス端子は、第一嵌合部および第二嵌合部のうち一方の嵌合部が他方の嵌合部に圧入された状態でばねに挿入されている。本発明に係る嵌合コネクタによれば、オス端子とメス端子との接点部の安定性を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る嵌合コネクタの斜視図である。
図2は、実施形態に係る第一コネクタの分解斜視図である。
図3は、実施形態に係る第一ハウジングおよびオス端子の正面図である。
図4は、実施形態に係る第一ハウジングおよびオス端子の断面図である。
図5は、実施形態に係る第二コネクタの分解斜視図である。
図6は、実施形態に係る第二ハウジングおよびメス端子の正面図である。
図7は、実施形態に係る第二ハウジングおよびメス端子の断面図である。
図8は、実施形態のばね部材の斜視図である。
図9は、実施形態に係る第二ハウジングおよびメス端子の断面図である。
図10は、接続前の第一コネクタおよび第二コネクタの断面図である。
図11は、接続後の第一コネクタおよび第二コネクタの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係る嵌合コネクタにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図11を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、嵌合コネクタに関する。図1は、実施形態に係る嵌合コネクタの斜視図、図2は、実施形態に係る第一コネクタの分解斜視図、図3は、実施形態に係る第一ハウジングおよびオス端子の正面図、図4は、実施形態に係る第一ハウジングおよびオス端子の断面図、図5は、実施形態に係る第二コネクタの分解斜視図、図6は、実施形態に係る第二ハウジングおよびメス端子の正面図、図7は、実施形態に係る第二ハウジングおよびメス端子の断面図、図8は、実施形態のばね部材の斜視図、図9は、実施形態に係る第二ハウジングおよびメス端子の断面図、図10は、接続前の第一コネクタおよび第二コネクタの断面図、図11は、接続後の第一コネクタおよび第二コネクタの断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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