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公開番号2024048597
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154602
出願日2022-09-28
発明の名称コネクタ
出願人日本航空電子工業株式会社
代理人個人
主分類H01R 12/77 20110101AFI20240402BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】導体が接続対象物の表面および裏面のいずれに露出していても、コンタクトを接続対象物の導体に電気的に接続することができるコネクタを提供する。
【解決手段】インナーコンタクト18は、プラグコンタクト13の凹部13C内に保持されてプラグコンタクト13に電気的に接続される保持部18Aと、プラグコンタクト13のフランジ13Bの裏面に対向する平板部18Bと、平板部の表面から突出する複数の表面側突起18Dと、複数の表面側突起とは異なる位置における平板部の裏面から突出する複数の裏面側突起18Eとを有し、シート状導電部材15の一部が、嵌合軸に沿った方向においてフランジ13Bの裏面とインナーコンタクト18の複数の表面側突起18Dとの間に挟まれ、フランジ13Bの裏面がシート状導電部材15の表面に接触し、複数の表面側突起18Dがシート状導電部材15の裏面に接触する。
【選択図】図17
特許請求の範囲【請求項1】
嵌合軸に沿って延び且つ内側に凹部が形成された筒状部と、前記筒状部の端部から前記嵌合軸に直交する方向に延びるフランジとを有する導電性のプラグコンタクトと、
前記直交する方向に延びる支持面を有するボトムインシュレータと、
前記支持面上に配置され且つ一部が前記凹部内に挿入される導電性のインナーコンタクトと
を備え、
前記インナーコンタクトは、前記凹部内に保持され且つ前記凹部の内面に接触して前記プラグコンタクトに電気的に接続される保持部と、前記保持部に連結され且つ前記直交する方向に延びて前記フランジの裏面に対向する弾性変形可能な平板部と、それぞれ前記平板部の表面から前記フランジの裏面に向かって突出する複数の表面側突起と、前記複数の表面側突起とは異なる位置における前記平板部の裏面から前記支持面に向かって突出する複数の裏面側突起とを有し、
少なくとも一方の面に導体が露出しているシート状の接続対象物の一部が、前記嵌合軸に沿った方向において前記プラグコンタクトの前記フランジの裏面と前記インナーコンタクトの前記複数の表面側突起との間に挟まれ、前記フランジの裏面が前記接続対象物の表面に接触し、前記複数の表面側突起が前記接続対象物の裏面に接触することにより、前記導体が前記接続対象物の表面に露出する場合は、前記プラグコンタクトが直接前記導体に電気的に接続され、前記導体が前記接続対象物の裏面に露出する場合は、前記プラグコンタクトが前記インナーコンタクトを介して前記導体に電気的に接続されるコネクタ。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記複数の表面側突起が前記接続対象物の裏面に接触し且つ前記複数の裏面側突起が前記支持面に接触することにより、前記平板部は、前記複数の表面側突起の先端と前記複数の裏面側突起の先端との間の前記嵌合軸に沿った間隔が狭まるように弾性変形し、前記複数の表面側突起が前記接続対象物の裏面に弾性的に接触する請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記平板部は、前記嵌合軸の回りを湾曲しながら延び、
前記複数の表面側突起と前記複数の裏面側突起は、前記平板部が延びる方向に沿って交互に配置されている請求項1または2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記保持部は、前記直交する方向に互いに離間してそれぞれ前記凹部の内面に接触する一対の接点部を有する請求項1または2に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記保持部は、前記嵌合軸を含む平面に沿って延びる平板形状を有する請求項4に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記ボトムインシュレータは、前記インナーコンタクトを仮保持するための突起を有する請求項5に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記保持部は、前記支持面に向かって延びる切り欠きを有し、
前記突起は、前記保持部に沿って延びる背もたれ面と、前記背もたれ面から突出し且つ前記切り欠きに嵌め込まれる凸部とを有する請求項6に記載のコネクタ。
【請求項8】
前記プラグコンタクトの前記筒状部が貫通し且つ前記フランジよりも小さいコンタクト用貫通孔が形成されたトップインシュレータを備え、
前記コンタクト用貫通孔に前記プラグコンタクトの前記筒状部を貫通させると共に前記プラグコンタクトの前記フランジと前記接続対象物と前記インナーコンタクトの前記平板部を前記トップインシュレータと前記ボトムインシュレータとの間に挟むように前記トップインシュレータが前記ボトムインシュレータに固定される請求項1または2に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、コネクタに係り、特に、少なくとも一方の面に導体が露出しているシート状の接続対象物に接続されるコネクタに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、着用するだけで心拍数、体温等のユーザの生体情報を取得することができる、いわゆるスマート衣料が注目を浴びている。このスマート衣料は、計測箇所に配置された電極を備え、電極に計測機器としてのウエアラブルデバイスを電気的に接続することで、生体情報をウエアラブルデバイスに伝送することが可能となる。
電極とウエアラブルデバイスとの接続は、例えば、電極から引き出された導体に接続されるコネクタを用いることにより行うことができる。
【0003】
この種のコネクタとして、例えば、特許文献1に、図21に示されるようなコネクタが開示されている。コネクタは、フレキシブル基板1を間に挟んでフレキシブル基板1の両側に配置されたハウジング2およびベース部材3を有し、コンタクト4の筒状部4Aがハウジング2のコンタクト用貫通孔2Aに通され、コンタクト4のフランジ4Bがハウジング2とフレキシブル基板1の表面に露出する導体1Aとの間に挟まれる。
【0004】
この状態で、ベース部材3をハウジング2に向けて押し込むことで、図22に示されるように、ベース部材3の突起3Aが、フレキシブル基板1を間に挟んでコンタクト4の突起収容部4Cに挿入され、突起収容部4Cの内面が導体1Aに所定の接触力で接触し、これによりコンタクト4が導体1Aに電気的に接続される。
また、図21に示されるように、ベース部材3に突出形成されたハウジング固定用ポスト3Bをハウジング2のポスト収容部2Bに圧入することで、ハウジング2とベース部材3が、互いに固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-129244号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示されたコネクタにウエアラブルデバイスを嵌合することにより、導体からなる電極にウエアラブルデバイスを接続することができる。
しかしながら、導体1Aがフレキシブル基板1の裏面上に露出している場合には、特許文献1のコネクタでは、導体1Aをコンタクト4に電気的に接続することができないという問題がある。
【0007】
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、導体が接続対象物の表面および裏面のいずれに露出していても、コンタクトを接続対象物の導体に電気的に接続することができるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明に係るコネクタは、
嵌合軸に沿って延び且つ内側に凹部が形成された筒状部と、筒状部の端部から嵌合軸に直交する方向に延びるフランジとを有する導電性のプラグコンタクトと、
直交する方向に延びる支持面を有するボトムインシュレータと、
支持面上に配置され且つ一部が凹部内に挿入される導電性のインナーコンタクトと
を備え、
インナーコンタクトは、凹部内に保持され且つ凹部の内面に接触してプラグコンタクトに電気的に接続される保持部と、保持部に連結され且つ直交する方向に延びてフランジの裏面に対向する弾性変形可能な平板部と、それぞれ平板部の表面からフランジの裏面に向かって突出する複数の表面側突起と、複数の表面側突起とは異なる位置における平板部の裏面から支持面に向かって突出する複数の裏面側突起とを有し、
少なくとも一方の面に導体が露出しているシート状の接続対象物の一部が、嵌合軸に沿った方向においてプラグコンタクトのフランジの裏面とインナーコンタクトの複数の表面側突起との間に挟まれ、フランジの裏面が接続対象物の表面に接触し、複数の表面側突起が接続対象物の裏面に接触することにより、導体が接続対象物の表面に露出する場合は、プラグコンタクトが直接導体に電気的に接続され、導体が接続対象物の裏面に露出する場合は、プラグコンタクトがインナーコンタクトを介して導体に電気的に接続されるものである。
【0009】
複数の表面側突起が接続対象物の裏面に接触し且つ複数の裏面側突起が支持面に接触することにより、平板部は、複数の表面側突起の先端と複数の裏面側突起の先端との間の嵌合軸に沿った間隔が狭まるように弾性変形し、複数の表面側突起が接続対象物の裏面に弾性的に接触することが好ましい。
【0010】
平板部は、嵌合軸の回りを湾曲しながら延び、
複数の表面側突起と複数の裏面側突起は、平板部が延びる方向に沿って交互に配置されていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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