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公開番号2024092623
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208699
出願日2022-12-26
発明の名称可変ハンドスイッチ
出願人LWJ株式会社
代理人個人
主分類H01H 35/00 20060101AFI20240701BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】可変ハンドスイッチについて、より簡便な構成で実現させること
【解決手段】
ここで提案される可変ハンドスイッチ10は、第1壁41と、第1壁41に対向し、第1壁41に対して相対的に移動する第2壁42と、第1壁41と第2壁42とのうちいずれか一方の壁に設けられ、他方の壁に向けて光を照射するように構成された投光手段43と、第1壁41と第2壁42とのうちいずれか一方の壁に投光手段43と隣接して設けられ、他方の壁に反射した光を受光する受光手段44とを有している。第1壁41と第2壁42との相対的な移動に応じて、投光手段43が光を照射する方向における第1壁41と第2壁42との距離が近づいたり遠くなったりするように構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1壁と、
前記第1壁に対向し、前記第1壁に対して相対的に移動する第2壁と、
前記第1壁と前記第2壁とのうちいずれか一方の壁に設けられ、他方の壁に向けて光を照射するように構成された投光手段と、
前記第1壁と前記第2壁とのうちいずれか一方の壁に前記投光手段と隣接して設けられ、前記他方の壁に反射した光を受光する受光手段と
を有し、
前記第1壁と前記第2壁との相対的な移動に応じて、前記投光手段が光を照射する方向における前記第1壁と前記第2壁との距離が近づいたり遠くなったりするように構成された、可変ハンドスイッチ。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記可変ハンドスイッチは、ベースと、前記ベースに対して直交する方向に押し込まれる押し込み部材とを備え、
前記一方の壁は、前記押し込み部材に設けられており、
前記他方の壁は、前記ベースに設けられている、
請求項1に記載の可変ハンドスイッチ。
【請求項3】
前記可変ハンドスイッチは、ベースと、前記ベースに対して直交する方向に押し込まれる押し込み部材とを備え、
前記一方の壁は、前記ベースに設けられており、
前記他方の壁は、前記押し込み部材に設けられている、
請求項1に記載の可変ハンドスイッチ。
【請求項4】
前記一方の壁は、前記他方の壁に対向する側面に貫通し、かつ、前記投光手段と受光手段とが設けられる、貫通孔を有し、
前記他方の壁は、前記第1壁と前記第2壁との相対的な移動に応じて、前記一方の壁の貫通孔との距離が変化するように構成された、請求項1~4までの何れか一項に記載された可変ハンドスイッチ。
【請求項5】
前記他方の壁は、前記一方の壁に対して傾斜している、請求項1~4までの何れか一項に記載された可変ハンドスイッチ。
【請求項6】
前記他方の壁は、前記第1壁と前記第2壁との相対的な移動に応じて、前記一方の壁との距離が変わるように構成された曲面を有している、請求項1~4までの何れか一項に記載された可変ハンドスイッチ。
【請求項7】
前記他方の壁は、段差を有し、前記第1壁と前記第2壁との相対的な移動に応じて、段差を境に、前記一方の壁との距離が変わるように構成されている、請求項1~4までの何れか一項に記載された可変ハンドスイッチ。
【請求項8】
前記可変ハンドスイッチは、前記ベースに取付けられ、カバーを備えており、
前記他方の壁は、前記押し込み部材に設けられた前記一方の壁に対向するように、前記ベースに設けられた第1壁と、前記カバーの内側面とで構成されている、請求項2に記載された可変ハンドスイッチ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、可変ハンドスイッチに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
国際公開第2004/086438号には、患者に薬液を注入するためのインジェクタヘッドの薬液導入制御に適用され、投光手段から発せられる光の光量をコントロールし、光量が変化した後の光を受光手段に入光して、入光した光の情報をインジェクタヘッドの装置本体に伝達するための可変ハンドスイッチが開示されている。ここで開示されている可変ハンドスイッチは、投光手段および受光手段に対して対向配置される壁と、壁に設けられ、投光手段および受光手段と壁との間における相対的な移動に伴って、投光手段から投光される光の光量を変化させるための光量可変領域と、を備えている。
【0003】
同公報では、具体的には、移動壁の投光受光手段の側面上に設けられ、移動壁の移動に伴って、投光受光手段から投光される光の反射率を異ならせる2以上の領域を有する反射領域を備えるものが開示されている。また、反射領域の具体的な態様として、移動壁の移動方向に沿って色彩の濃淡が徐々に変化するグラデーションが施された色彩領域を設けることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2004/086438号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、本発明者は、可変ハンドスイッチについて、より簡便な構成で実現させることを検討している。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここで提案される可変ハンドスイッチは、第1壁と、前記第1壁に対向し、前記第1壁に対して相対的に移動する第2壁と、前記第1壁と前記第2壁とのうちいずれか一方の壁に設けられ、他方の壁に向けて光を照射するように構成された投光手段と、前記第1壁と前記第2壁とのうちいずれか一方の壁に前記投光手段と隣接して設けられ、前記他方の壁に反射した光を受光する受光手段とを有している。前記第1壁と前記第2壁との相対的な移動に応じて、前記投光手段が光を照射する方向における前記第1壁と前記第2壁との距離が近づいたり遠くなったりするように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
かかる可変ハンドスイッチによれば、グラデーションシートのような部品が用いられなくても、押し込み部材が押し込まれる量に応じて連続的に大きさが変化する信号を出力できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、ここで提案される可変ハンドスイッチ10の内部構成を示す斜視図である。
図2は、可変ハンドスイッチ10の分解斜視図である。
図3は、押し込み部材33の部分断面図である。
図4は、押し込み部材33の部分断面図である。
図5は、反射片37の変形例を示す部分断面図である。
図6は、反射片37の変形例を示す部分断面図である。
図7は、可変ハンドスイッチ10の第2スイッチ12の変形例を示す模式図である。
図8は、可変ハンドスイッチ10の第2スイッチ12の変形例を示す模式図である。
図9は、ここで提案される可変ハンドスイッチ10Aの内部構成を示す斜視図である。
図10は、可変ハンドスイッチ10Aの分解斜視図である。
図11は、第1スイッチ12の変形例が示された斜視図である。
図12は、第1スイッチ12の他の変形例が示された断面図である。
図13は、第1スイッチ12の他の変形例が示された断面図である。
図14は、第1スイッチ12の他の変形例が示された断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、ここで開示される可変ハンドスイッチを図面に基づいて説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されない。各図面は模式的に描かれており、必ずしも実物を反映していない。また、各図面は、一例を示すのみであり、特に言及されない限りにおいて本発明を限定しない。また、同一の作用を奏する部材・部位には、適宜に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。上、下、左、右、前、後の向きは、図中、U、D、L、R、F、Rrの矢印でそれぞれ表されている。
【0010】
〈可変ハンドスイッチ10〉
図1は、ここで提案される可変ハンドスイッチ10の内部構成を示す斜視図である。図2は、可変ハンドスイッチ10の分解斜視図である。図1に示されているように、可変ハンドスイッチ10は、ベース16と、カバー17とを備えた筐体に、第1スイッチ11と、第2スイッチ12とが設けられている。図1には、第1スイッチ11および第2スイッチ12には何ら外力が加えられていない状態が示されている。可変ハンドスイッチ10は、例えば、患者に薬液を注入するためのインジェクタヘッドの薬液導入量を制御する制御装置において、薬液導入量を制御するスイッチとして適用される。ベース16は、第1スイッチ11と第2スイッチ12の機構が設けられた部材である。カバー17は、第1スイッチ11と第2スイッチ12の機構を覆う部材である。
(【0011】以降は省略されています)

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