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公開番号2024129583
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038894
出願日2023-03-13
発明の名称電磁継電器
出願人オムロン株式会社
代理人個人
主分類H01H 50/12 20060101AFI20240919BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】導電部材の熱をケースに好適に伝達することによって、ケース内部の温度上昇を抑えることができる電磁継電器が、提供される。
【解決手段】電磁継電器1は、ケース2と、駆動装置4と、接点装置3と、導電部材5と、受熱部材6と、を備える。駆動装置4はケース2の内側に配置される。接点装置3は、ケース2の内側において駆動装置4と並べて配置される。導電部材5は、ケース2の内側において接点装置3に接続される。受熱部材6はケース2の内側に配置される。受熱部材6は、導電部材5の少なくとも一部に接触し導電部材5の熱を受ける。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ケースと、
前記ケースの内側に配置される駆動装置と、
前記ケースの内側において前記駆動装置と並べて配置される接点装置と、
前記ケースの内側において前記接点装置に接続される導電部材と、
前記ケースの内側に配置され、前記導電部材の少なくとも一部に接触し前記導電部材の熱を受ける受熱部材と、
を備える電磁継電器。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記導電部材は、前記ケース及び前記接点装置の間に配置される通電部と、前記通電部に設けられ前記ケース及び前記駆動装置の間に配置される放熱部と、を有し、
前記受熱部材は、前記放熱部の少なくとも一部に接触する、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
前記導電部材は、前記ケース及び前記接点装置の間に配置される通電部を有し、
前記受熱部材は、前記通電部の少なくとも一部に接触する、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記受熱部材は、前記接点装置の少なくとも一部にさらに接触する、
請求項3に記載の電磁継電器。
【請求項5】
前記接点装置は、前記導電部材に接続される端子部、を有し、
前記受熱部材は、前記端子部の少なくとも一部に接触する、
請求項4に記載の電磁継電器。
【請求項6】
前記受熱部材は、前記導電部材の少なくとも一部に接触するように、前記ケースの内側に充填される、
請求項1に記載の電磁継電器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示された電磁継電器は、駆動装置と、可動板と、接点装置と、導電部材と、を有する。この場合、可動板及び接点装置の固定端子が接触した場合に、接触抵抗によって熱が発生する。この熱は、接点装置の固定端子から導電部材に伝達され、導電部材から放熱される。これにより、可動板及び接点装置に伝達される熱の温度を低下させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7117567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の電磁継電器では、駆動装置、可動板と、接点装置、及び導電部材は、ケースによって覆われる。このため、導電部材から放熱された熱によって、ケース内部の空気の温度すなわちケース内部の温度が、上昇する。ここで、ケース内部の空気の温度を下げるために、ケースの外面が冷却されることがある。しかし、高温の熱が導電部材からケース内部の空気に伝達される場合、ケース内部の温度上昇を抑えることが難しい。
【0005】
本発明の目的は、導電部材の熱をケースに伝達することによって、ケース内部の温度上昇を抑えることができる電磁継電器を、提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る電磁継電器は、ケースと、駆動装置と、接点装置と、導電部材と、受熱部材と、を備える。駆動装置はケースの内側に配置される。接点装置は、ケースの内側において駆動装置と並べて配置される。導電部材は、ケースの内側において接点装置に接続する。受熱部材はケースの内側に配置される。受熱部材は、導電部材の少なくとも一部に接触し導電部材の熱を受ける。
【0007】
本電磁継電器では、受熱部材がケースの内側において導電部材の少なくとも一部に接触するので、導電部材の熱を受熱部材を介してケースに伝達することができる。これにより、ケース内部の温度上昇を好適に抑えることができる。
【0008】
導電部材は、通電部と、放熱部と、を有していてもよい。この場合、通電部はケース及び接点装置の間に配置される。放熱部は通電部に設けられる。放熱部はケース及び駆動装置の間に配置される。受熱部材は、放熱部の少なくとも一部に接触する。
【0009】
この構成では、導電部材の通電経路を通電部によって確保した上で、導電部材の熱を放熱部から受熱部材により好適に伝達することができる。
【0010】
導電部材は通電部を有していてもよい。この場合、通電部はケース及び接点装置の間に配置される。受熱部材は、通電部の少なくとも一部に接触する。受熱部材は、接点装置の少なくとも一部にさらに接触してもよい。接点装置は、導電部材に接続される端子部を有していてもよい。この場合、受熱部材は、端子部の少なくとも一部に接触する。
(【0011】以降は省略されています)

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