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公開番号
2024160667
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-14
出願番号
2023084208
出願日
2023-05-01
発明の名称
接触式電気的導通端子
出願人
個人
代理人
主分類
H01M
50/202 20210101AFI20241107BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電気的導通と電池を保持する機能を備えた接触式電気的導通端子に関するものである。
【解決手段】筒型電池の+極と-極とにそれぞれ接触する+極側接触端子と-極側接触端子の少なくとも一方の接触端子の下部に、該接触端子と同一材料からなり、前記+極側接触端子と-極側接触端子間に電池を装着した状態で電池の外周面に接し支持する支持部を設けたことを特徴とする電池用接触式電気的導通端子。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
筒型電池の+極と-極とにそれぞれ接触する+極側接触端子と-極側接触端子の少なくとも一方の接触端子の下部に、該接触端子と同一材料からなり、前記+極側接触端子と-極側接触端子間に電池を装着した状態で電池の外周面に接し支持する支持部を設けたことを特徴とする電池用接触式電気的導通端子。
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【請求項2】
前記接触端子内に、+極側接触端子と-極側接触端子間に電池を装着した状態で接触する電池の+電極の凸部、もしくは-電極の凹部に係合する係止部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電池用接触式電気的導通端子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気的導通と電池を保持する機能を備えた接触式電気的導通端子に関するものである。
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【背景技術】
【0002】
従来の接触端子は、電気的な導通を得る機能のみだった。また、電池の姿勢を保持しその位置を固定するためには電池自身を収納するケースなどが必要であり、そのケースは電池外形より大きな箱のような形状を設けてその中に収納しなければ接触端子と電池は電気的な接続が出来なかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-43088号公報
従来の接触端子を薄型充電器として用いたものは、特許文献1のような出願がなされているが、特許文献1では電池の電気的な導通は接触端子で行うが、電池の姿勢を保持し、かつその位置を固定するためには電池自身を支えるのはケース側の形状で行う。そのため充電器の厚みは電池の直径より厚いものとなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、電池を保持するためのケースを必要とすること無く、電気的導通と電池を保持する機能を備えた接触端子により電気的導通と電池を保持する機能を備えた接触式電気的導通端子を提供することにある。本発明の接触式電気的導通端子を用いることで充電器であれば、充電器をカード状のような薄いものにすることができ、不使用時には鞄等に入れてかさばることなく容易に持ち運ぶことができ、一方で、使用時に電池を装着しても電気的な導通を得ることはもちろん、電池の姿勢を保持しその位置を固定することができる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第一の発明は、筒型電池の+極と-極とにそれぞれ接触する+極側接触端子と-極側接触端子の少なくとも一方の接触端子の下部に、該接触端子と同一材料からなり、前記+極側接触端子と-極側接触端子間に電池を装着した状態で電池の外周面に接し支持する支持部を設けたことを特徴とする電池用接触式電気的導通端子を提供する。
【0006】
本発明の第二の発明は、前記接触端子内に、+極側接触端子と-極側接触端子間に電池を装着した状態で接触する電池の+電極の凸部、もしくは-電極の凹部に係合する係止部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電池用接触式電気的導通端子を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の接触式電気的導通端子によれば、電気的導通を得るとともに電池自体を保持することができるので、従来方式の電池自身を保持するための箱状の収納ケースを必要とせずに、本発明の接触式電気的導通端子のみで電気的導通を得られると共に電池自身を保持する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施例を示す+極の斜視図
本発明の一実施例を示す+極の電池を装填する前の側面図
本発明の一実施例を示す+極の電池を装填した状態の側面図
本発明の一実施例を示す-極の電池を装填する前の側面図
本発明の一実施例を示す-極の電池を装填した状態の側面図
本発明の一実施例を示すカード状の基板に電池を装填した状態の側部断面図
本発明の一実施例を示すカード状の基板に電池を装填する前の側部断面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の接触式電気的導通端子(+極側)および(-極側)の材質は導通性があることに加え、曲げ加工性があること、弾性、および剛性があることが必要になり、例えば鉄、真ちゅう等を採用でき、これら金属の表面にニッケル等のメッキ処理をしたものも採用できる。
図1は、本発明の一実施例の接触式電気的導通端子(+極側)の斜視図である。本実施例の接触端子(+極側)1の上部に外側方向に延びる半田部14を設け、該半田部14は基板3の導通回路に接触させて半田付けする。前記接触端子(+極側)1と前記半田部14は下側の角度を鈍角としている。前記接触端子1の下部に内側に約直角方向に延び、装着した筒型形状の電池2の外周面の下側に接し、前記電池2を支持する支持部12を設ける。前記接触端子1の内部の両側にV字状の係止片10を設ける。該係止片10は前記電池2の+電極の円柱状の凸部の外周面の上側に接し、該+電極の凸部を上方から前記支持部の方向へ押圧する。
【0010】
図4は、本発明の一実施例の接触式電気的導通端子(-極側)の側面図である。本実施例の接触端子(-極側)4の上部に外側直角方向に延びる半田部15を設け、該半田部15は基板3の導通回路に接触させて半田付けする。前記接触端子4の下部に内側に約直角方向に延び、装着した筒型形状の電池2の外周面の下側に接し、前記電池2を支持する支持部13を設ける。前記接触端子4の内部の両側にV字状の係止片10を設ける。該係止片10は前記電池2の-電極の円環状の凹部の接し、該-電極を上方から前記支持部の方向へ押圧する。
また、前記接触端子(-極側)4と前記半田部15の角度は電子2を装填する前の状態では下側の角度を鈍角とする。
(【0011】以降は省略されています)
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