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公開番号
2024175521
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2023093362
出願日
2023-06-06
発明の名称
検査装置、検査方法およびプログラム
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G01N
21/90 20060101AFI20241211BHJP(測定;試験)
要約
【課題】容器内におけるワークの有無を正確に検出する。
【解決手段】検査装置は、容器内を照明するための照明装置と、透過軸方向の異なる偏光フィルタが規則的に配列された撮像素子を有する偏光カメラと、処理装置と、を備え、処理装置は、照明装置により容器内を照明した状態で偏光カメラによって撮像された元画像を取得する画像取得部と、元画像から水滴の偏光成分を除去することで検査画像を生成する画像生成部と、検査画像に基づいて、容器内におけるワークの有無を検出する検出部と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
容器内を照明するための照明装置と、
透過軸方向の異なる偏光フィルタが規則的に配列された撮像素子を有する偏光カメラと、
処理装置と、を備え、
前記処理装置は、
前記照明装置により前記容器内を照明した状態で、前記偏光カメラによって前記容器内を撮像した元画像を取得する画像取得部と、
前記元画像から水滴の偏光成分を除去することで検査画像を生成する画像生成部と、
前記検査画像に基づいて、前記容器内におけるワークの有無を検出する検出部と、
を有する検査装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記検出部は、前記検査画像に基づいて、前記容器内における前記ワークの個数を算出する、
請求項1に記載の検査装置。
【請求項3】
前記偏光カメラでは、隣り合う画素が前記透過軸方向の異なる前記偏光フィルタを透過した光の輝度値を取得する、
請求項1に記載の検査装置。
【請求項4】
前記画像生成部は、前記元画像から明度画像および偏光強度画像を作成し、前記明度画像および前記偏光強度画像に基づいて前記元画像から前記水滴の前記偏光成分を除去することで前記検査画像を生成する、
請求項1に記載の検査装置。
【請求項5】
前記元画像および前記検査画像の少なくとも一方を表示する表示部を備える、
請求項1に記載の検査装置。
【請求項6】
前記表示部は、前記元画像および前記検査画像の少なくとも一方における前記ワークを強調して前記元画像および前記検査画像の少なくとも一方を表示する、
請求項5に記載の検査装置。
【請求項7】
前記表示部は、前記元画像および前記検査画像を同時に又は切り替えて表示する、
請求項5に記載の検査装置。
【請求項8】
前記照明装置は、前記容器を囲むように配置されている、
請求項1に記載の検査装置。
【請求項9】
前記照明装置は、前記容器内に斜め方向から光を照射する、
請求項1に記載の検査装置。
【請求項10】
照明装置と、透過軸方向の異なる偏光フィルタが規則的に配列された撮像素子を有する偏光カメラと、処理装置と、を備える検査装置の検査方法であって、
前記照明装置により容器内を照明するステップと、
前記容器内を照明した状態で前記偏光カメラにより前記容器内を撮像するステップと、
前記偏光カメラによって撮像された元画像を前記処理装置によって取得するステップと、
前記処理装置によって、前記元画像から水滴の偏光成分を除去することで検査画像を生成するステップと、
前記処理装置によって、前記検査画像に基づいて、前記容器内におけるワークの有無を検出するステップと、
を含む検査方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、検査装置および検査方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
複数のワークを洗浄する場合、ワーク寸法よりも小さい孔を有する容器に複数のワークを入れて、水などの液体で複数のワークを洗浄することが行われている。ワークの研磨と洗浄とを行うバレル研磨装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-148023号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数のワークを洗浄した後、容器から複数のワークを取り出した際、容器内にワークが残ってしまうと、次の洗浄対象のワークを容器内に入れた場合に、容器内に洗浄後のワークと洗浄前のワークとが混在する。例えば、洗浄後のワークの種類と洗浄前のワークの種類とが異なる場合、洗浄前の複数のワークには異なる種類のワークが含まれてしまう。カメラを用いて洗浄後の容器内を撮像した画像からワークを検出することで、容器内にワークが残っているか否かを検出することが行われている。しかし、洗浄後の容器内に水滴が残っている場合、水滴とワークとの判別が正確にできずに、画像からワークを正確に検出できない場合がある。
【0005】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、容器内におけるワークの有無を正確に検出する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、容器内を照明するための照明装置と、透過軸方向の異なる偏光フィルタが規則的に配列された撮像素子を有する偏光カメラと、処理装置と、を備え、前記処理装置は、前記照明装置により前記容器内を照明した状態で前記偏光カメラによって撮像された元画像を取得する画像取得部と、前記元画像から水滴の偏光成分を除去することで検査画像を生成する画像生成部と、前記検査画像に基づいて、前記容器内におけるワークの有無を検出する検出部と、を有する検査装置を提供する。
【0007】
上記構成によれば、照明装置により容器内を照明した状態で偏光カメラによって撮像された元画像から水滴の偏光成分を除去することで検査画像を生成する。検査画像は、元画像から水滴の偏光成分を除去することで生成されているので、検査画像に基づいて、容器内におけるワークの有無を正確に検出することが可能である。例えば、容器を用いて複数のワークを洗浄し、容器内から複数のワークを取り出した場合において、容器内におけるワークの有無を検出する。容器内にワークが残っている場合、容器内に残っているワークを取り出す。これにより、次の洗浄対象のワークを容器内に入れた場合に、容器内に洗浄後のワークと洗浄前のワークとが混在することが回避される。
【0008】
前記検出部は、前記検査画像に基づいて、前記容器内における前記ワークの個数を算出してもよい。この構成によれば、容器内にワークが残っている場合において、容器内におけるワークの個数を把握することが可能である。
【0009】
前記偏光カメラでは、隣り合う画素が前記透過軸方向の異なる前記偏光フィルタを透過した光の輝度値を取得してもよい。この構成によれば、偏光カメラにおける隣り合う画素は、透過軸方向の異なる偏光フィルタを透過した光の輝度値を取得する。
【0010】
前記画像生成部は、前記元画像から明度画像および偏光強度画像を作成し、前記明度画像および前記偏光強度画像に基づいて前記元画像から前記水滴の前記偏光成分を除去することで前記検査画像を生成してもよい。この構成によれば、元画像から作成された明度画像および偏光強度画像に基づいて検査画像を生成することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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