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公開番号2024128422
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-24
出願番号2023037392
出願日2023-03-10
発明の名称半導体装置
出願人ローム株式会社
代理人個人,個人
主分類H01L 23/29 20060101AFI20240913BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 複数の半導体素子などが積層された場合であっても、装置の過度な寸法拡大を抑制することが可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】 半導体装置A10は、第1配線層22と、第1配線層22に導電接合された半導体素子31と、半導体素子31を覆う第1封止樹脂41と、半導体素子31を基準として第1配線層22とは反対側に位置する第2配線層23と、第2配線層23に導電接合された電子素子32と、電子素子32を覆う第2封止樹脂42とを備える。第1方向zに視て、電子素子32は、半導体素子31に重なっている。第1封止樹脂41は、第1方向zにおいて第2封止樹脂42に対向する側を向く第1面411を有する。第2封止樹脂42は、第1面411に接する第2面421と、第1方向zにおいて第2面421とは反対側を向く頂面422とを有する。第1面411および第2面421の各々の表面粗さは、頂面422の表面粗さよりも大きい。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1配線層と、
前記第1配線層に導電接合された半導体素子と、
前記半導体素子を覆う第1封止樹脂と、
第1方向において前記半導体素子を基準として前記第1配線層とは反対側に位置する第2配線層と、
前記第1方向に視て前記半導体素子に重なるとともに、前記第2配線層に導電接合された電子素子と、
前記電子素子を覆う第2封止樹脂と、を備え、
前記第1封止樹脂は、前記第1方向において前記第2封止樹脂に対向する側を向く第1面を有し、
前記第2封止樹脂は、前記第1面に接する第2面と、前記第1方向において前記第2面とは反対側を向く頂面と、を有し、
前記第1面および前記第2面の各々の表面粗さは、前記頂面の表面粗さよりも大きい、半導体装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記第1配線層は、前記第1封止樹脂に収容されており、
前記第2配線層は、前記第2封止樹脂に収容されており、かつ前記第1面に接している、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記半導体素子は、前記第1配線層に対向する電極と、前記第1方向において前記第1面と同じ側を向く上面と、を有し、
前記電極は、前記第1配線層に導電接合されており、
前記上面は、前記第1面から露出している、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1封止樹脂には、フィラーが含有されており、
前記第1面において前記フィラーの割裂面が現れている、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1方向に視て、前記第2配線層は、前記上面に重なっている、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第2面は、前記上面に接している、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第2配線層は、前記上面に接している、請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第2配線層は、前記上面に導通している、請求項7に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記上面を覆う絶縁膜をさらに備え、
前記第2面は、前記絶縁膜に接しており、
前記絶縁膜は、前記上面と前記第2配線層との間に位置する部分を含む、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第1封止樹脂を基準として前記第2封止樹脂とは反対側に位置する絶縁層をさらに備え、
前記第1配線層および前記第1封止樹脂の各々は、前記絶縁層に接している、請求項3ないし9のいずれかに記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、半導体素子と受動素子を備える半導体装置の一例が開示されている。受動素子は、インダクタである。受動素子は、半導体素子の上に積層されている。これにより、装置の小型化が図られている。
【0003】
一方で、従来から半導体装置のさらなる小型化が要請されている。さらに、特許文献1に開示されている半導体装置においては、受動素子が外部に露出している。このため、受動素子を半導体素子に替えると、装置の絶縁耐圧の低下を抑制するなどの理由から、当該半導体素子を封止樹脂で覆うことが望ましい。当該半導体素子を封止樹脂で覆うと、逆に装置の寸法拡大を招くこととなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2016/203804号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は先述の事情に鑑み、複数の半導体素子などが積層された場合であっても、装置の過度な寸法拡大を抑制することが可能な半導体装置を提供することをその課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示によって提供される半導体装置は、第1配線層と、前記第1配線層に導電接合された半導体素子と、前記半導体素子を覆う第1封止樹脂と、第1方向において前記半導体素子を基準として前記第1配線層とは反対側に位置する第2配線層と、前記第2配線層に導電接合された電子素子と、前記電子素子を覆う第2封止樹脂とを備える。前記第1方向に視て、前記電子素子は、前記半導体素子に重なっている。前記第1封止樹脂は、前記第1方向において前記第2封止樹脂に対向する側を向く第1面を有する。前記第2封止樹脂は、前記第1面に接する第2面と、前記第1方向において前記第2面とは反対側を向く頂面とを有する。前記第1面および前記第2面の各々の表面粗さは、前記頂面の表面粗さよりも大きい。
【発明の効果】
【0007】
本開示にかかる半導体装置が具備する構成によれば、複数の半導体素子などが積層された場合であっても、当該半導体装置の過度な寸法拡大を抑制することが可能となる。
【0008】
本開示のその他の特徴および利点は、添付図面に基づき以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の第1実施形態にかかる半導体装置の平面図である。
図2は、図1に対応する平面図であり、電子素子および第2封止樹脂を透過している。
図3は、図2に対応する平面図であり、電子素子および第1封止樹脂の図示を省略し、かつ2つの半導体素子、および第2封止樹脂を透過している。
図4は、図1に示す半導体装置の底面図である。
図5は、図2のV-V線に沿う断面図である。
図6は、図2のVI-VI線に沿う断面図である。
図7は、図2のVII-VII線に沿う断面図である。
図8は、図5の部分拡大図である。
図9は、第1封止樹脂の第1面の部分拡大図である。
図10は、図6の部分拡大図である。
図11は、図7の部分拡大図である。
図12は、図1に示す半導体装置の製造工程を説明する断面図である。
図13は、図1に示す半導体装置の製造工程を説明する断面図である。
図14は、図1に示す半導体装置の製造工程を説明する断面図である。
図15は、図1に示す半導体装置の製造工程を説明する断面図である。
図16は、図1に示す半導体装置の製造工程を説明する断面図である。
図17は、図1に示す半導体装置の製造工程を説明する断面図である。
図18は、図1に示す半導体装置の製造工程を説明する断面図である。
図19は、図1に示す半導体装置の製造工程を説明する断面図である。
図20は、図1に示す半導体装置の製造工程を説明する断面図である。
図21は、図1に示す半導体装置の製造工程を説明する断面図である。
図22は、図1に示す半導体装置の製造工程を説明する断面図である。
図23は、図1に示す半導体装置の製造工程を説明する断面図である。
図24は、図1に示す半導体装置の製造工程を説明する断面図である。
図25は、図1に示す半導体装置の製造工程を説明する断面図である。
図26は、図1に示す半導体装置の製造工程を説明する断面図である。
図27は、図1に示す半導体装置の製造工程を説明する断面図である。
図28は、本開示の第2実施形態にかかる半導体装置の平面図であり、電子素子および第2封止樹脂を透過している。
図29は、図28に対応する平面図であり、電子素子および第1封止樹脂の図示を省略し、かつ2つの半導体素子、および第2封止樹脂を透過している。
図30は、図28のXXX-XXX線に沿う断面図である。
図31は、図28のXXXI-XXXI線に沿う断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示を実施するための形態について、添付図面に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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