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公開番号2024175768
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023093752
出願日2023-06-07
発明の名称半導体装置および車両
出願人ローム株式会社
代理人個人
主分類H01L 23/29 20060101AFI20241212BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 放熱を促進することが可能な半導体装置および車両を提供すること。
【解決手段】 半導体装置A1は、熱交換基材1と、熱交換基材1に搭載された半導体素子と、熱交換基材1の一部および半導体素子を覆う封止樹脂7と、を備え、熱交換基材1は、外殻部1aおよび外殻部1aによって密閉された空間部1cと、空間部1cに封入された作動液15とを含み、且つ封止樹脂7に覆われた被覆部11と封止樹脂7から露出する露出部12と、を有し、作動液15が被覆部11と露出部12とを移動することにより、被覆部11において吸収した熱を、露出部12から放出する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
熱交換基材と、
前記熱交換基材に搭載された半導体素子と、
前記熱交換基材の一部および前記半導体素子を覆う封止樹脂と、を備え、
前記熱交換基材は、外殻部および前記外殻部によって密閉された空間部と、前記空間部に封入された作動液とを含み、且つ前記封止樹脂に覆われた被覆部と前記封止樹脂から露出する露出部と、を有し、前記作動液が前記被覆部と前記露出部とを移動することにより、前記被覆部において吸収した熱を、前記露出部から放出する、半導体装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
複数の前記半導体素子を備え、
前記複数の半導体素子は、第1半導体素子および第2半導体素子を含み、
前記第1半導体素子が、上アーム回路を構成し、
前記第2半導体素子が、下アーム回路を構成する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1半導体素子は、厚さ方向において互いに反対側に配置された第1電極および第2電極と、前記第1電極および前記第2電極に流れる電流を制御する制御信号が入力される第3電極と、を有し、
前記第2半導体素子は、前記厚さ方向において互いに反対側に配置された第4電極および第5電極と、前記第4電極および前記第5電極に流れる電流を制御する制御信号が入力される第6電極と、を有する、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1電極は、ドレイン電極であり、
前記第2電極は、ソース電極であり、
前記第3電極は、ゲート電極であり、
前記第4電極は、ドレイン電極であり、
前記第5電極は、ソース電極であり、
前記第6電極は、ゲート電極である、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第2電極および前記第4電極が、前記熱交換基材に導通接合されている、請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記被覆部は、前記厚さ方向において互いに反対側に位置する主面および裏面を有し、
前記第2電極および前記第4電極は、前記主面に導通接合されている、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1半導体素子および前記第2半導体素子と前記熱交換基材との間に介在する絶縁層を備える、請求項4に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記絶縁層および前記絶縁層に対して前記熱交換基材とは反対側に積層された第1金属層を有する絶縁基板を備え、
前記第2電極および前記第4電極が、前記第1金属層に導通接合されている、請求項7に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記絶縁基板は、前記絶縁層と前記熱交換基材との間に介在する第2金属層をさらに有する、請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第1電極に導通し、且つ前記封止樹脂から突出する部分を有する正極端子をさらに備える、請求項5ないし9のいずれかに記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置および車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来の半導体装置が開示されている。特許文献1に記載の半導体装置は、半導体素子および封止樹脂を備えている。封止樹脂は、半導体素子を覆っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
再公表2020/105476号公報
【0004】
[概要]
半導体素子において生じる熱は、速やかに外部に放熱されることが好ましい。
【0005】
本開示は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、放熱を促進することが可能な半導体装置および車両を提供することをその課題とする。
【0006】
本開示の第1の側面によって提供される半導体装置は、熱交換基材と、前記熱交換基材に搭載された半導体素子と、前記熱交換基材の一部および前記半導体素子を覆う封止樹脂と、を備え、前記熱交換基材は、外殻部および前記外殻部によって密閉された空間部と、前記空間部に封入された作動液とを含み、且つ前記封止樹脂に覆われた被覆部と前記封止樹脂から露出する露出部と、を有し、前記作動液が前記被覆部と前記露出部とを移動することにより、前記被覆部において吸収した熱を、前記露出部から放出する。
【0007】
本開示の第2の側面によって提供される車両は、駆動源と、本開示の第1の側面によって提供される半導体装置と、を備え、前記半導体装置は、前記駆動源に導通している。
【0008】
本開示のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。
図2は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す底面図である。
図3は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す部分平面図である。
図4は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す部分底面図である。
図5は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す正面図である。
図6は、図3のVI-VI線に沿う断面図である。
図7は、図3のVII-VII線に沿う断面図である。
図8は、図3のVIII-VIII線に沿う断面図である。
図9は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す部分拡大断面図である。
図10は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す部分拡大断面図である。
図11は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す回路図である。
図12は、本開示の第1実施形態にかかる半導体装置が搭載された車両を示す構成図である。
図13は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第1変形例を示す平面図である。
図14は、本開示の第2実施形態に係る半導体装置を示す部分平面図である。
図15は、図14のXV-XV線に沿う断面図である。
図16は、図14のXVI-XVI線に沿う断面図である。
図17は、図14のXVII-XVII線に沿う断面図である。
【0010】
[詳細な説明]
以下、本開示の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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