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公開番号
2025015086
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118206
出願日
2023-07-20
発明の名称
コネクタ
出願人
ホシデン株式会社
代理人
弁理士法人R&C
主分類
H01R
13/42 20060101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】接続部分を容易に取り外すことができないコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタCは、鍔部32を有するシェル3と、シェル3の径方向内側において支持されるボディ4と、ボディ4に支持され、シェル3の径方向内側においてシェル3の軸方向に沿って延出する端子5と、鍔部32に当接する当接部、及びシェル3が挿通される筒状のシェル挿通部13を有する筐体1と、シェル3の軸方向他方側に向かうにつれてシェル挿通部13の軸心側に向かって次第に縮径し、シェル3の外周面31Aに設けられた環状の溝部33に係止する係止部23を有し、シェル挿通部13の内壁部に設けられる筒状の取付部材2と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
筒状の導電性材料からなり、軸方向一方側における外周面から径方向外側に向かって突出する鍔部を有するシェルと、
前記シェルの径方向内側において支持される絶縁材料からなるボディと、
前記ボディに支持され、前記シェルの径方向内側において前記シェルの軸方向に沿って延出する端子と、
前記鍔部に当接する当接部、及び前記シェルが挿通される筒状のシェル挿通部を有する筐体と、
前記シェルの軸方向他方側に向かうにつれて前記シェル挿通部の軸心側に向かって次第に縮径し、前記シェルの前記外周面に設けられた環状の溝部に係止する係止部を有し、前記シェル挿通部の内壁部に設けられる筒状の取付部材と、
を備えるコネクタ。
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【請求項2】
前記シェルは、前記鍔部と前記当接部との当接により軸方向他方側への移動が規制され、前記溝部への前記係止部の係止により軸方向一方側への移動が規制される請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記取付部材は、軸方向一方側の第1端部が前記シェル挿通部の前記内壁部に形成された座部に当接し、軸方向他方側の第2端部が前記シェル挿通部の前記内壁部における軸方向他方側に形成された係合部に係合される請求項1又は2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記取付部材は、周方向の一部が、軸方向一方側の第1端部から軸方向他方側の第2端部に亘って、切断されている請求項1又は2に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記取付部材は、周方向に沿って4つの前記係止部を有し、
4つの前記係止部の夫々は、4つの前記係止部のうち、隣接する2つの前記係止部とは異なる他の係止部と径方向に沿って対向するように形成されている請求項1又は2に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記係止部は、前記取付部材の軸方向一方側の基端部から軸方向他方側に向かって延出し、前記軸方向他方側が前記基端部よりも径方向内側に向かって切り起こされている請求項1又は2に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記取付部材は、周方向に沿って少なくとも3つ以上の前記係止部を有し、
夫々の前記係止部が配置される位置を頂点とする多角形の中心が前記取付部材の外周面の軸方向視における形状の中心と一致している請求項1又は2に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、同軸コネクタを筐体に取り付けて入出力コネクタとして使用する電気機器が知られている。このような同軸コネクタに関する技術として、例えば下記に出典を示す特許文献1に記載のものがある。
【0003】
特許文献1には同軸コネクタ保持構造について記載されている。この同軸コネクタ保持構造では、ハウジングに挿通される筒状の保持部材が設けられている。保持部材は、軸方向一端側において径方向外側に向かって突出する外方鍔部と、軸方向他端側において径方向内側に向かって突出する内方鍔部と、軸方向中央部において外周面よりも径方向外側へ向かって突出する外方舌片と、軸方向中央部において内周面よりも径方向内側へ向かって突出する内方舌片とを有する。このような保持部材に対して、同軸コネクタが軸方向一端側から挿通される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平2-16583号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の同軸コネクタ保持構造は、係止解除部材や治具を用いて保持部材の内方舌片又は外方舌片の係止を解除することで、ハウジングから同軸コネクタを取り外すことが可能である。このため、例えばケーブルや同軸コネクタの取り付けを誤った場合には有用である。しかしながら、ケーブルや同軸コネクタの取り付けが適切に行われ、取り外す必要がない場合には、このような取り外すことが可能な機能は不要であり、場合によっては、悪意をもって取り外されるおそれがある。
【0006】
そこで、接続部分を容易に取り外すことができないコネクタが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るコネクタの特徴構成は、筒状の導電性材料からなり、軸方向一方側における外周面から径方向外側に向かって突出する鍔部を有するシェルと、前記シェルの径方向内側において支持される絶縁材料からなるボディと、前記ボディに支持され、前記シェルの径方向内側において前記シェルの軸方向に沿って延出する端子と、前記鍔部に当接する当接部、及び前記シェルが挿通される筒状のシェル挿通部を有する筐体と、前記シェルの軸方向他方側に向かうにつれて前記シェル挿通部の軸心側に向かって次第に縮径し、前記シェルの前記外周面に設けられた環状の溝部に係止する係止部を有し、前記シェル挿通部の内壁部に設けられる筒状の取付部材と、を備えている点にある。
【0008】
このような特徴構成とすれば、筐体内にシェルとボディと端子とを内包した状態で構成することができるので、シェルとボディと端子とに対して外部からアクセスし難くすることができる。また、取付部材は、係止部がシェルの外周面の溝に係止することで、位置決め精度が高くなると共に、容易に取り外せなくすることができる。したがって、シェルや端子等の接続部分を筐体から容易に取り外せないコネクタを提供することが可能となる。
【0009】
また、前記シェルは、前記鍔部と前記当接部との当接により軸方向他方側への移動が規制され、前記溝部への前記係止部の係止により軸方向一方側への移動が規制されると好適である。
【0010】
このような構成とすれば、シェルを容易に取り外せなくできる。また、端子はボディを介してシェルに支持されているので、端子及びシェルを筐体から容易に取り外せなくすることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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