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公開番号
2025010926
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2023113240
出願日
2023-07-10
発明の名称
開閉器
出願人
富士電機機器制御株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01H
33/08 20060101AFI20250116BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】開閉器において、細隙の汚損に起因した絶縁性の低下を抑制する。
【解決手段】開閉器11は、固定接触子12と、可動接触子13と、消弧室14と、を備えている。固定接触子12は、一次側の接続端子16に接続されている。可動接触子13は、二次側の接続端子18に接続され、回動によって固定接触子12に接触及び離間する。消弧室14は、固定接触子12を収容し、遮断時のアークを幅方向の細隙51によって消弧させる。消弧室14は、収容部52と、ガス滞留部55と、を備えている。収容部52は、細隙51よりも幅方向に拡大させて固定接触子12を収容している。ガス滞留部55は、収容部52よりも奥行方向の手前に設けられ、細隙51よりも幅方向に拡大させて遮断時のアークガスを滞留させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
一次側の接続端子に接続された固定接触子と、
二次側の接続端子に接続され、回動によって前記固定接触子に接触及び離間する可動接触子と、
前記固定接触子を収容し、遮断時のアークを幅方向の細隙によって消弧させる消弧室と、を備え、
前記消弧室は、
前記細隙よりも幅方向に拡大させて前記固定接触子を収容する収容部と、
前記収容部よりも奥行方向の手前に設けられ、前記細隙よりも幅方向に拡大させて遮断時のアークガスを滞留させるガス滞留部と、を備えることを特徴とする開閉器。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記固定接触子は、
一次側の前記接続端子に接続された主固定接触子と、
前記主固定接触子よりも奥行方向の手前に設けられ、突入電流を抑制するための抵抗を介して一次側の前記接続端子に接続された補助固定接触子と、を備え、
前記収容部には、奥行方向の奥に前記主固定接触子が収容され、奥行方向の手前に前記補助固定接触子が収容されることを特徴とする請求項1に記載の開閉器。
【請求項3】
前記ガス滞留部は、上下方向を長手方向として形成されていることを特徴とする請求項1に記載の開閉器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉器に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、固定電極に可動電極を接触及び離間させることで、回路の投入と遮断を行なう開閉器の構造が示されており、消弧室は、板状の可動電極が進退可能な細隙によって形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6163431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
消弧室の細隙には、遮断時のアークガスが滞留することで、汚損によって絶縁性が低下する可能性がある。
本発明の目的は、開閉器において、細隙の汚損に起因した絶縁性の低下を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る開閉器は、固定接触子と、可動接触子と、消弧室と、を備えている。固定接触子は、一次側の接続端子に接続されている。可動接触子は、二次側の接続端子に接続され、回動によって固定接触子に接触及び離間する。消弧室は、固定接触子を収容し、遮断時のアークを幅方向の細隙によって消弧させる。消弧室は、収容部と、ガス滞留部と、を備えている。収容部は、細隙よりも幅方向に拡大させて固定接触子を収容する。ガス滞留部は、収容部よりも奥行方向の手前に設けられ、細隙よりも幅方向に拡大させて遮断時のアークガスを滞留させる。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、アークガスを積極的に滞留させるガス滞留部を設けることで、消弧室の細隙にアークガスが滞留することを抑制できる。したがって、細隙の汚損に起因した絶縁性の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
遮断状態の開閉器を示す図である。
投入状態の開閉器を示す図である。
固定接触子を示す図である。
可動接触子及び消弧室を示す図である。
ケース及びケースを示す図である。
消弧室の断面を示す図である。
消弧室及び可動接触子を示す図である。
投入途中の固定接触子及び可動接触子を示す図である。
投入完了時の固定接触子及び可動接触子を示す図である。
比較例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図面は模式的なものであって、現実のものとは異なる場合がある。また、以下の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであり、構成を下記のものに特定するものでない。すなわち、本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0009】
《実施形態》
《構成》
以下の説明では、互いに直交する三方向を、便宜的に、幅方向、奥行方向、及び上下方向とする。
図1は、遮断状態の開閉器11を示す図である。
ここでは、開閉器11を、幅方向の一方、奥行方向の手前、及び上下方向の上方から見た状態を示している。開閉器11は、変圧器やコンデンサ等の高圧機器や電路を開閉するために使用される限流ヒューズ付き負荷開閉器(LBS:Load Break Switch)であり、一極ごとに、固定接触子12と、可動接触子13と、消弧室14と、を備えている。
【0010】
固定接触子12は、消弧室14に収容されているために図には表れていないが、電源側である一次側の接続端子16に接続されている。
可動接触子13は、限流ヒューズ17を介して負荷側である二次側の接続端子18に接続され、回動によって固定接触子12に接触及び離間する。開閉器11は、ハンドル21が操作されて操作軸22が回転するときに、操作ロッド23を介して三極の可動接触子13が連動して回動する。
消弧室14は、固定接触子12を収容し、遮断されるときのアークを幅方向の細隙によって消弧させる。
図2は、投入状態の開閉器11を示す図である。
ここでは、開閉器11を、幅方向の一方、奥行方向の手前、及び上下方向の上方から見た状態を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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