TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024178723
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-25
出願番号2023097092
出願日2023-06-13
発明の名称半導体素子および半導体装置
出願人ローム株式会社
代理人個人,個人
主分類H01L 21/60 20060101AFI20241218BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電極端子の接続状態のばらつきを低減すること。
【解決手段】半導体素子30は、素子表面31と、素子表面31に形成された第1電極44Aおよび第2電極44Bと、第1電極44Aに接する複数の第1電極端子50と、第2電極44Bに接する複数の第2電極端子60と、複数の第1電極端子50が配置された第1領域31Aと、複数の第2電極端子60が配置された第2領域31Bと、を備える。第2領域31Bにおける単位面積当たりの第2電極端子60の数は、第1領域31Aにおける単位面積当たりの第1電極端子50の数よりも少ない。平面視において第2電極端子60の面積は、第1電極端子50の面積よりも大きい。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
素子表面と、前記素子表面とは反対側を向く素子裏面と、
前記素子表面に形成された第1電極および第2電極と、
前記第1電極に接する複数の第1電極端子と、
前記第2電極に接する複数の第2電極端子と、
複数の前記第1電極端子が配置された第1領域と、
複数の前記第2電極端子が配置された第2領域と、
を備え、
前記第2領域における単位面積当たりの前記第2電極端子の数は、前記第1領域における単位面積当たりの前記第1電極端子の数よりも少なく、
前記素子表面に対して垂直な方向である厚さ方向から視て、前記第2電極端子の面積は、前記第1電極端子の面積よりも大きい
半導体素子。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1領域は、互いに直列接続された第1トランジスタおよび第2トランジスタが形成された領域であり、
前記第2領域は、前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタを制御する制御回路が形成された領域であり、
前記複数の第1電極端子は、前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタと電気的に接続されており、
前記複数の第2電極端子は、前記制御回路に電気的に接続されている
請求項1に記載の半導体素子。
【請求項3】
前記厚さ方向から視た前記第2電極端子の形状は、前記厚さ方向から視た前記第1電極端子の形状とは異なり、
前記厚さ方向から視た前記第1電極端子の形状は、円形状である
請求項1に記載の半導体素子。
【請求項4】
前記厚さ方向から視た前記第2電極端子の形状は、矩形状である
請求項3に記載の半導体素子。
【請求項5】
前記第1電極端子は、前記第1電極と接する第1シード層と、前記第1シード層に積層された第1めっき層と、を含み、
前記第2電極端子は、前記第2電極と接する第2シード層と、前記第2シード層に積層された第2めっき層と、を含む
請求項1に記載の半導体素子。
【請求項6】
前記第1シード層の厚さと前記第2シード層との厚さは互いに等しい
請求項5に記載の半導体素子。
【請求項7】
素子表面と、前記素子表面とは反対側を向く素子裏面と、
前記素子表面に形成された第1電極および第2電極と、
前記第1電極に接する複数の第1電極端子と、
前記第2電極に接する複数の第2電極端子と、
複数の前記第1電極端子が配置された第1領域と、
複数の前記第2電極端子が配置された第2領域と、
を備え、
前記第2領域における単位面積当たりの前記第2電極端子の数は、前記第1領域における単位面積当たりの前記第1電極端子の数よりも少なく、
前記第2領域には、ダミー端子が設けられている
半導体素子。
【請求項8】
前記ダミー端子は、前記第1電極端子よりも前記第2電極端子寄りに配置されている
請求項7に記載の半導体素子。
【請求項9】
前記半導体素子の厚さ方向から視て前記第2電極端子は、前記第1電極端子に対して第1方向に離隔して配置されており、
前記素子表面のうち前記第2領域に形成された第3電極をさらに備え、
前記第3電極は、前記第1電極と前記第2電極との前記第1方向の間における前記第2電極寄りに設けられ、
前記ダミー端子は、前記第3電極に接している
請求項7に記載の半導体素子。
【請求項10】
前記ダミー端子の高さ寸法は、前記第2電極端子の高さ寸法よりも小さい
請求項7に記載の半導体素子。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体素子および半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、半導体素子が配線部にフリップチップボンディングによって互いに接合された半導体素子および配線部と、半導体素子および配線部を封止する封止樹脂と、を備える半導体装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-161149号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、半導体素子は、配線部に接合されることによって配線部と電気的に接続される複数の電極端子を含む。複数の電極端子の高さ寸法がばらつくと、複数の電極端子と配線部との電気的な接続状態がばらつくため、半導体装置の電気的な特性がばらつくおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様による半導体素子は、素子表面と、前記素子表面とは反対側を向く素子裏面と、前記素子表面に形成された第1電極および第2電極と、前記第1電極に接する複数の第1電極端子と、前記第2電極に接する複数の第2電極端子と、複数の前記第1電極端子が配置された第1領域と、複数の前記第2電極端子が配置された第2領域と、を備え、前記第2領域における単位面積当たりの前記第2電極端子の数は、前記第1領域における単位面積当たりの前記第1電極端子の数よりも少なく、前記素子表面に対して垂直な方向である厚さ方向から視て、前記第2電極端子の面積は、前記第1電極端子の面積よりも大きい。
【0006】
本開示の一態様による半導体素子は、素子表面と、前記素子表面とは反対側を向く素子裏面と、前記素子表面に形成された第1電極および第2電極と、前記第1電極に接する複数の第1電極端子と、前記第2電極に接する複数の第2電極端子と、複数の前記第1電極端子が配置された第1領域と、複数の前記第2電極端子が配置された第2領域と、を備え、前記第2領域における単位面積当たりの前記第2電極端子の数は、前記第1領域における単位面積当たりの前記第1電極端子の数よりも少なく、前記第2領域には、ダミー端子が設けられている。
【0007】
本開示の一態様による半導体装置は、前記基板表面に複数の第1表面配線および複数の第2表面配線が形成された基板と、前記複数の第1表面配線および前記複数の第2表面配線の双方に実装された上記半導体素子と、前記半導体素子を封止する封止樹脂と、を備え、前記複数の第1電極端子は、前記複数の第1表面配線に個別に電気的に接続され、前記複数の第2電極端子は、前記複数の第2表面配線に個別に電気的に接続されている。
【0008】
本開示の一態様による半導体装置は、複数の第1リードおよび複数の第2リードと、前記複数の第1リードおよび前記複数の第2リードの双方に実装された上記半導体素子と、前記半導体素子を封止する封止樹脂と、を備え、前記複数の第1電極端子は、前記複数の第1リードに個別に電気的に接続され、前記複数の第2電極端子は、前記複数の第2リードに個別に電気的に接続されている。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一態様による半導体素子および半導体装置によれば、電極端子の接続状態のばらつきを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態の半導体装置の概略斜視図である。
図2は、図1の半導体装置の内部構造を示す概略平面図である。
図3は、図2の半導体装置から半導体素子の一部を省略した状態の概略平面図である。
図4は、図1の半導体装置の概略裏面図である。
図5は、半導体素子の概略平面図である。
図6は、図5のF6-F6線で半導体素子を切断した概略断面図である。
図7は、図2のF7-F7線で半導体装置を切断した概略断面図である。
図8は、図7の第1電極端子およびその周辺を拡大した概略断面図である。
図9は、図7の第2電極端子およびその周辺を拡大した概略断面図である。
図10は、比較例の半導体素子の概略平面図である。
図11は、図10のF11-F11線で半導体素子を切断した概略断面図である。
図12は、図11の半導体素子を備える比較例の半導体装置の概略断面図である。
図13は、第2実施形態の半導体装置について、半導体素子の概略平面図である。
図14は、図13のF14-F14線で半導体素子を切断した概略断面図である。
図15は、半導体装置の概略断面図である。
図16は、図15のダミー端子およびその周辺を拡大した概略断面図である。
図17は、第3実施形態の半導体装置について、半導体素子の概略平面図である。
図18は、図17のF18-F18線で半導体素子を切断した概略断面図である。
図19は、変更例の半導体装置について、半導体素子の概略平面図である。
図20は、変更例の半導体装置について、半導体素子の概略平面図である。
図21は、変更例の半導体装置について、半導体素子の概略平面図である。
図22は、変更例の半導体装置について、半導体素子の概略平面図である。
図23は、変更例の半導体装置について、半導体素子の概略平面図である。
図24は、変更例の半導体装置について、当該半導体装置から半導体素子の一部を省略した状態の概略平面図である。
図25は、変更例の半導体装置の概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
電波吸収体
11日前
東レ株式会社
二次電池
2日前
個人
タワー式増設端子台
24日前
愛知電機株式会社
変圧器
9日前
電建株式会社
端子金具
16日前
SMK株式会社
コネクタ
16日前
三菱電機株式会社
回路遮断器
16日前
桑野工業株式会社
同軸プラグ
29日前
富士電機株式会社
半導体装置
16日前
株式会社水素パワー
接続構造
11日前
株式会社カネカ
接着加工装置
11日前
株式会社カネカ
接着加工装置
11日前
太陽誘電株式会社
全固体電池
11日前
三菱電機株式会社
端子カバー
2日前
株式会社村田製作所
コイル部品
9日前
日機装株式会社
半導体発光装置
9日前
TDK株式会社
電子部品
23日前
個人
電波散乱方向制御板
2日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
16日前
三菱電機株式会社
アンテナ装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
16日前
ローム株式会社
半導体装置
23日前
三菱製紙株式会社
熱暴走抑制耐火シート
10日前
日新イオン機器株式会社
イオン注入装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
1か月前
ソニーグループ株式会社
発光素子
24日前
住友電装株式会社
コネクタ
2日前
トヨタ自動車株式会社
セルケース
16日前
株式会社島津製作所
X線撮影装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
23日前
日本電気株式会社
波長可変レーザ
15日前
株式会社三桂製作所
耐火コネクタ
22日前
ローム株式会社
半導体装置
23日前
株式会社ダイヘン
搬送装置
16日前
日本航空電子工業株式会社
接続器
23日前
ローム株式会社
半導体装置
23日前
続きを見る