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公開番号2024126946
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023035730
出願日2023-03-08
発明の名称電磁継電器
出願人オムロン株式会社
代理人個人,個人
主分類H01H 51/12 20060101AFI20240912BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】接点の動作を容易に制御することができる電磁継電器の提供。
【解決手段】電磁継電器は、接点ブロックと、電磁石ブロックと、第1可動部材と、第2可動部材と、変換機構とを備える。接点ブロックは、第1固定接点を含む第1固定端子と、第1固定接点と第1方向に対向する第1可動接点を含む可動接触片とを含む。電磁石ブロックは、磁性体と、磁性体を移動させる磁力を発生させるコイルとを含む。第1可動部材は、可動接触片に接続され第1方向に移動可能に構成される。第2可動部材は、磁性体に接続され、磁性体の移動に応じて第1方向と直交する第2方向に移動可能に構成される。変換機構は、第2可動部材の第2方向の移動力を第1方向の移動力に変換して第1可動部材に伝達する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1固定接点を含む第1固定端子と、前記第1固定接点と第1方向に対向する第1可動接点を含む可動接触片とを含む接点ブロックと、
磁性体と、前記磁性体を移動させる磁力を発生させるコイルとを含む電磁石ブロックと、
前記可動接触片に接続され前記第1方向に移動可能に構成される第1可動部材と
前記磁性体に接続され、前記磁性体の移動に応じて前記第1方向と直交する第2方向に移動可能に構成される第2可動部材と、
前記第2可動部材の前記第2方向の移動力を前記第1方向の移動力に変換して前記第1可動部材に伝達する変換機構と、
を備える、
電磁継電器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記変換機構は、少なくとも一部が前記第1方向及び前記第2方向と交差する方向に延びる変換部と、前記変換部に係合する係合部とを含み、
前記第1可動部材及び前記第2可動部材の一方は、前記変換部を含み、
前記第1可動部材及び前記第2可動部材の他方は、前記係合部を含む、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
前記変換部は、前記第2方向に対して平行に延びる中立部を含み、
前記中立部は、前記第2方向における前記変換部の中央に配置される、
請求項2に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記変換部は、前記第2方向に対して平行に延びる保持部と、前記中立部と前記保持部の間に配置され前記第1方向及び前記第2方向と交差する方向に延びる傾斜部とを含む、
請求項3に記載の電磁継電器。
【請求項5】
前記変換部は、前記第2方向に対して平行に延びる保持部と、前記保持部から前記第1方向及び前記第2方向と交差する方向に延びる傾斜部とを含む、
請求項2に記載の電磁継電器。
【請求項6】
前記接点ブロックは、第2固定接点を含む第2固定端子をさらに含み、
前記第2固定接点は、前記第1固定接点に対して前記第1方向に離れて配置され、
前記可動接触片は、前記第2固定接点と前記第1方向に対向する第2可動接点をさらに含み、
前記第1可動接点は、前記係合部が前記中立部に位置している時に前記第1固定接点から開離した状態にあり、
前記第2可動接点は、前記係合部が前記中立部に位置している時に前記第2固定接点から開離した状態にある、
請求項3又は4にいずれかに記載の電磁継電器。
【請求項7】
前記接点ブロックは、第2固定接点を含む第2固定端子をさらに含み、
前記第2固定接点は、前記第1固定接点に対して前記第1方向に離れて配置され、
前記可動接触片は、前記第2固定接点と前記第1方向に対向する第2可動接点をさらに含み、
前記第1可動接点は、前記係合部が前記保持部に位置している時に前記第1固定接点に接触した状態が保持され、
前記第2可動接点は、前記係合部が前記保持部に位置している時に前記第2固定接点から離れている、
請求項5に記載の電磁継電器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ソレノイドを駆動源とする回転機構により回転軸を回転させて接点を動作させる開閉器が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-136465号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の課題は、接点の動作を容易に制御することができる電磁継電器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る電磁継電器は、接点ブロックと、電磁石ブロックと、第1可動部材と、第2可動部材と、変換機構とを備える。接点ブロックは、第1固定接点を含む第1固定端子と、第1固定接点と第1方向に対向する第1可動接点を含む可動接触片とを含む。電磁石ブロックは、磁性体と、磁性体を移動させる磁力を発生させるコイルとを含む。第1可動部材は、可動接触片に接続され第1方向に移動可能に構成される。第2可動部材は、磁性体に接続され、磁性体の移動に応じて第1方向と直交する第2方向に移動可能に構成される。変換機構は、第2可動部材の第2方向の移動力を第1方向の移動力に変換して第1可動部材に伝達する。
【0006】
この電磁継電器では、第2可動部材の第2方向の移動力が第1方向の移動力に変換されて第1可動部材に伝達されることで、第1可動部材に接続された可動接触片が動作する。これにより、接点の動作を容易に制御することができる。
【0007】
変換機構は、少なくとも一部が第1方向及び第2方向と交差する方向に延びる変換部と、前記変換部に係合する係合部とを含んでもよい。第1可動部材及び第2可動部材の一方は、変換部を含んでもよい。第1可動部材及び第2可動部材の他方は、係合部を含んでもよい。この場合は、簡単な構成で接点の動作を容易に制御することができる。また、例えば、変換部の傾きを調整することで、接点の動作を容易に制御することができる。
【0008】
変換部は、第2方向に対して平行に延びる中立部を含んでもよい。中立部は、第2方向における変換部の中央に配置されてもよい。この場合は、中立部において、可動接触片の第1方向の移動を停止させることができる。
【0009】
変換部は、第2方向に対して平行に延びる保持部と、中立部と保持部の間に配置され第1方向及び第2方向と交差する方向に延びる傾斜部とを含んでもよい。この場合は、例えば、係合部が保持部に係合しているときに、第1可動接点が第1固定接点に接触するように保持部を設定することで、第1可動接点が第1固定接点に接触した状態を保持部によって保持できる。
【0010】
変換部は、第2方向に対して平行に延びる保持部と、保持部から第1方向及び第2方向と交差する方向に延びる傾斜部とを含んでもよい。この場合は、例えば、係合部が保持部に係合しているときに、第1可動接点が第1固定接点に接触するように保持部を設定することで、第1可動接点が第1固定接点に接触した状態を保持部によって保持できる。
(【0011】以降は省略されています)

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