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公開番号2024121648
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023028861
出願日2023-02-27
発明の名称二次電池
出願人株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類H01M 10/058 20100101AFI20240830BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】自由に湾曲させることが可能な二次電池を提供する。
【解決手段】本発明の一態様は、正極43と、負極41と、正極43及び負極41を収容する外装体23と、を有し、外装体23の剛性は、正極43が有する集電体の剛性より小さい、又は外装体23の剛性は、負極41が有する集電体の剛性より小さい、二次電池10である。さらに正極43及び負極41を収容する外装体23と、外装体23と負極41との間に位置する保護材40を有すると好ましく、電解液45が含浸されたシート状のポリイミドを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
正極と、負極と、前記正極及び前記負極を収容する外装体と、を有し、
前記外装体の剛性は、前記正極が有する集電体の剛性より小さい、
二次電池。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
正極と、負極と、前記正極及び前記負極を収容する外装体と、を有し、
前記外装体の剛性は、前記負極が有する集電体の剛性より小さい、
二次電池。
【請求項3】
正極と、負極と、前記正極及び前記負極を収容する外装体と、前記外装体と前記負極との間に位置する保護材と、を有し、
前記外装体の剛性は、前記正極が有する集電体の剛性より小さく、
前記保護材は、電解液が含浸したシート状部材を有する、
二次電池。
【請求項4】
正極と、負極と、前記正極及び前記負極を収容する外装体と、前記外装体と前記正極との間に位置する保護材と、を有し、
前記外装体の剛性は、前記負極が有する集電体の剛性より小さく、
前記保護材は、電解液が含浸したシート状部材を有する、
二次電池。
【請求項5】
請求項3又は請求項4において、
前記保護材は電解液が含浸されたシート状のポリイミドを有する、
二次電池。
【請求項6】
請求項1乃至請求項4のいずれか一において、
前記二次電池はセパレータを有し、前記セパレータはポリイミドを有する、
二次電池。
【請求項7】
請求項3又は請求項4において、
前記電解液はイオン液体を有する、
二次電池。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一形態は、二次電池に関する。なお本発明の一態様は上記分野に限定されず、半導体装置、表示装置、発光装置、蓄電装置、照明装置または電子機器、またはそれらの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
装着性の向上といった観点から、ウェアラブル型の電子機器に搭載されるリチウムイオン二次電池に対して湾曲させる構造が検討されている。たとえば外装体の内側に保護材を配置させたリチウムイオン二次電池が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-233003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1等に従ってリチウムイオン二次電池を湾曲させることが可能となるが、リチウムイオン二次電池に対する検討の余地がある。たとえばリチウムイオン二次電池の外装体は水及び大気成分の侵入を防ぐため、金属箔を含む積層構造が用いられているが、当該外装体はリチウムイオン二次電池の柔軟性を妨げていた。
【0005】
さらに電子機器の設計上、リチウムイオン二次電池を搭載するために与えられたエリアが制限されることがある。そこで与えられたエリアに従ってリチウムイオン二次電池が自由に湾曲できることが望まれる。
【0006】
上述のような事情を踏まえ、自由に湾曲させることができる二次電池及び当該二次電池に好適な外装体を提供することを課題とする。
【0007】
なお、上記課題の記載は、他の課題の存在を妨げるものではない。さらに明細書、図面、請求項の記載から、上記課題以外の課題を抽出することが可能である。そして本発明の一態様は、上記課題の全てを解決する必要はなく、少なくともいずれか一の課題を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、正極と、負極と、正極及び負極を収容する外装体と、を有し、外装体の剛性は、正極が有する集電体の剛性より小さい、二次電池である。
【0009】
本発明の別態様は、正極と、負極と、正極及び負極を収容する外装体と、を有し、外装体の剛性は、負極が有する集電体の剛性より小さい、二次電池である。
【0010】
本発明の別態様は、正極と、負極と、正極及び負極を収容する外装体と、外装体と負極との間に位置する保護材と、を有し、外装体の剛性は、正極が有する集電体の剛性より小さく、保護材は、電解液が含浸したシート状部材を有する、二次電池である。
(【0011】以降は省略されています)

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